Twitchは、同社日本オフィスを東京にオープンすることを発表、東京ゲームショウ2017では過去最大のブースを出展すると発表した。

目次
  1. コックフィールド氏のコメント
  2. マイケル・アラゴン氏 プロフィール

新しいTwitch日本オフィスは、東京に設置される。日本オフィスにはTwitchのAPACディレクターであるレイフォード・コックフィールドIII世が着任。日本オフィスはTwitchの日本市場への継続的な注力と、ゲームを超えたさまざまなジャンルへの拡張という役割を担う。

近年Twitchユーザーたちによって新たに作り出されたゲーム以外の分野には、クリエイティブアート・アニメ・プロレス・オタクカルチャー・モバイル配信(IRL)といった分野がある。Twitchは現在、日本国内のこれらの分野におけるトップブランドやクリエーターたちと次々に手を組んでおり、年内に重大な発表をいくつか予定しているという。

コックフィールド氏のコメント

私たちは今まさに日本市場の成長を目の当たりにしており、日本の熱烈なクリエーターコミュニティや視聴者がどれほどゲーム以外のコンテンツに興味を示しているかも把握しています。

日本オフィス設立や、これまでで最大規模の東京ゲームショウへの出展を通し、日本のコミュニティに対する私たちのコミットメントを示すとともに、アニメやプロレス、オタクカルチャーといったさまざまな分野で、ゲームと同様のコンテンツを日本の皆様に楽しんで頂けるようになる事を、とてもうれしく思います。

Twitchは、昨年に引き続き東京ゲームショウ2017への出展も発表。今回、Twitchとしては初の人気ストリーマーとファンの交流の場を提供し、グローバルアンバサダーの梅原大吾氏やプロゲームチームのDeToNatorが来場する。

また、昨年は1台だったライブストリーマーゾーンを今年は7台へ増加し、現地から人気配信者が配信。Twitchステージ上のコンテンツは日本語、英語、中国語で配信予定だ。

さらに、東京ゲームショウ2017出展と日本オフィス設立に際し、Twitchのコンテンツ部門SVP(シニア・ヴァイス・プレジデント)に新しく就任したマイケル・アラゴン氏が来日する。

アラゴン氏はTwitchにおける世界中のブロードキャスターとのパートナーシップ・e-Sports・Twitchスタジオ・コンテンツ開発・そしてコンテンツマーケティングのチームを牽引する存在。デジタルコンテンツにおける豊富な経歴を駆使し、Twitchの提供するコンテンツの向上や、ファンが楽しめるプログラミングを提供するため、新たなソリューションを導入していくとしている。

マイケル・アラゴン氏 プロフィール

マイケル・アラゴンはTwitchコンテンツ部門の現シニア・ヴァイス・プレジデントです。

現職に就くまでは、クランチロールやVRVの親会社であるEllationにて、ジェネラル・マネージャーとしてVRVを立ち上げました。Ellationより以前は、プレイステーション・ネットワークのヴァイス・プレジデントとジェネラル・マネージャーに就任し、ソニーで8年間、プレイステーション・ネットワークのデジタルビデオ、音楽、そして30ヶ国で使用されているソニーのモバイル、デスクトップ、リビングルーム、ビデオゲーム機器のためのオリジナルコンテンツを手掛けました。ダートマス大学タック経営大学院でMBAを取得後、ニューメキシコの大学でBBAを取得しております。

アラゴンはTwitchの特徴と差別化できる点について以下のように述べています。

「Twitchが他のライブストリーミングプラットフォームと違う点は、忠実で情熱的なコミュニティを形作るソーシャル且つインタラクティブな要素を持ち合わせていることです。

ゲームや関連したカルチャーに身を捧げた1人のファンとして、コンテンツクリエイターの活躍にフォーカスしたプラットフォームを向上させたり、彼らのアイデアや想いを実現させる新たな道を探求する事は、とても魅力的な仕事だと感じています。

私の目標は、ゲームの枠組みを超越したコミュニティを育むとともに、Twitchの核であるビデオゲームのオーディエンスのために、コンテンツの成長を促進することです。」

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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