千葉・幕張メッセにて9月21日より開催中の「東京ゲームショウ2017」。スクウェア・エニックスブースで9月23日に行われた「『ディシディア ファイナルファンタジー NT』スペシャルステージ」の模様をレポートする。

目次
  1. 家庭用版はアーケード版よりも画面の見通しが良い
  2. 出演者全員で「DFFNT」バトル開始!
  3. 「FF15」からノクエィス参戦! 続々あるぞ、新情報!

ステージに上がったのは、「ディシディア ファイナルファンタジー NT(以下、DFFNT)」プロデューサーであるスクウェア・エニックス間一朗氏と、「DFF」ディレクターのスクウェア・エニックス鯨岡武生氏、MCのブンブン丸さん。

そしてスペシャルゲストは、スコール役の石川英郎さんと、クラウド役の櫻井孝宏さん、ティーダ役の森田成一さん、そしてアーケード版「DISSIDIA FINAL FANTASY」公式プレイヤーの芦澤佳純さん。

家庭用版はアーケード版よりも画面の見通しが良い

開発陣とゲストを交えて本作をプレイしてみるにあたり、まず○ボタンがブレイブ攻撃、□ボタンがHP攻撃であるという、ゲームのシステムの簡単な説明が行われた。

ゲームシステム自体は難しいものではないのだが、既に本作を触ってみたという森田さんは、ブレイブ攻撃とHP攻撃を適材適所で使いこなせればかなり戦略的なバトルができそうだという感想を持ったそうだ。

アーケード版と同様に3対3のチーム戦となる「DFFNT」だが、オンライン専用ゲームではない。
間氏によると「だれかと一緒でないとあそべないという風にはしていないし、ストーリーモードも用意しています。イベントは総尺で60分以上あります」とのことなので、FFキャラが集まって何故互いに戦うことになるのか、そのストーリーを見てみたいというようなユーザーでも楽しめる。

画面はアーケード版に少し改良をいれているとのことで、製品版ではアーケード版とノーマル版から好きなほうを選んで遊ぶことが可能。モニターの種類が家庭によって違うということに留意し、ノーマル版のほうが画面をシンプルにして、全体的な見通しがよくなるよう工夫しているそうだ。

出演者全員で「DFFNT」バトル開始!

せっかくなので6人で「DFFNT」を実際に遊んでみるということに。チーム分けは間チームが間氏、櫻井さん、芹澤さん、鯨岡チームが鯨岡氏、石川さん、森田さんという振り分け。森田さんはメイク中などもずっと「DFFNT」をプレイしていたそうだが、開発陣いわく「森田さんはめちゃくちゃ上手い」ということらしい。

櫻井さんと石川さんはまったくの「DFF」初心者で、先程の操作説明くらいしか理解していない程度でゲームはスタート。基本的に声優陣は自分が声をあてているキャラクターを使用しての一戦目。

森田さんがティーダをやるならば、と鯨岡さんがジェクトを選ぶと、スコール役の石川さんが「仲間はずれじゃないですか!」とすねる場面も。一戦目のバトルは、開発陣からもお墨付きをもらっていた森田さんの操るティーダが1位で勝利した。

続く二戦目は、各自好きなキャラクターを選んでプレイすることに。櫻井さんは「FF」の中で思い入れがあるというガーランドを選択し、その理由を「最初に導いてくれたキャラが裏切るとはおもっていなかった」と、当時を振り返った。

6人でわいわいとバトルをする姿はとても楽しそうで、ステージを見守っていたファンも自分の好きなキャラへの声援を惜しみなく送り、ティーダが吹き飛ばされると会場のファンから悲鳴があがる一幕も。

みんなで集まって遊ぶと盛り上がる、という間氏のコメント通り、ステージ上の全員が初心者、経験者問わず一緒に楽しんでいる姿に、早く家庭用でみんなと遊びたいという気持ちが強くなった。

「FF15」からノクエィス参戦! 続々あるぞ、新情報!

「FF15」よりノクティスの参戦が決定!

フィールドを素早く動き回れるスピードタイプで、シフトを専用EXスキルとして搭載。「FF15」チームにも協力をしてもらい、「FF15」のバトルシステムの特徴であるシフトを「DFFNT」でも極力再現しているとのことだ。「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」をイメージし、Lスティックによって剣を投げる方向を調整可能にしている。

格闘ゲームは敷居が高そう、というユーザーでも「FF15」を遊んでいれば近い感覚で遊べるであろうキャラクターだけに、シフトを使ったバトルには期待したいところだ。

そしてノクトの情報が解禁になったことで、全店舗別予約特典情報も解禁。店舗別特典はこれで全情報が出そろったということなので、どれにするかよく考えて予約しよう。

なお、ノクトの店舗特典コスチュームはLoppoi・ローチケHMVが対象となる。

USJとコラボが決定、「ファイナルファンタジーXRライド」登場!

USJになんと「FF」のアトラクションが登場!VRゴーグルををつけてコースターに乗るという、新感覚のアトラクションの模様。ビジュアルワークスが映像担当しているそうで、「FF」としてのVR化は初のコンテンツとなるビックイベント。

現在鋭意製作中で、実際に遊べるようになるのは2018年1月19日を予定しているそう。これにより、USJでしか買えないコラボグッズなども発売予定とのことだ。

「DFF」の朗読劇が開催決定!

2017年12月18日、19日の二日間、中野サンプラザホールにて「FINAL FANTASY 30TH ANNIVERSARY VOICE ACTORS LIVE DISSIDIA FINAL FANTASY SECRETUM -秘密-」が開催決定!こちらも「FF」としては初の朗読劇となる。

内容は「DFF」のサイドストーリーで、出演はセフィロス役 森川智之さん、クラウド役 櫻井孝宏さん、スコール役 石川英郎さん、ティーダ役 森田成一さんに加えて、小野友樹さんも出演するとのこと。小野さんの役柄については現状まだ明かせないとのことなので、続報を待ちたい。チケットは既にスクエニe-storeにて一次予約受付開始中。

いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY

「いたスト」にスコール、クラウド、ティーダが出演。普段の役柄では絶対に喋らないようなセリフがあったと森田さんが語っていたように、ここだけのボイスがたくさんあるようなのでファンは要チェックだ。

最後に森田さんは「このゲームショウに先んじて台湾でイベントをやったんですが、台湾でもDFFへの期待が高く、今日も改めてやっぱりこのゲームはとてもおもしろいと思ったので、ぜひ皆さんにやっていただきたいです」と、櫻井さんは「僕は今日ほとんど二つのボタンを押していただけでもすごいプレイできちゃったんで、まったくやったことがないという人にもぜひプレイしていただきたいです」と、石川さんは「ものすごい初心者でも楽しめると思います。声優的に言うと、今日はバトルをやりましたが、ストーリーがいっぱいありますし、各キャラクターのストーリーもありますので、そちらも楽しんでいただけたら嬉しいです」と述べて、ステージは幕を下ろした。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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