いつもひとりぼっちの男が6ヵ月前を思い出しながらひとりでプレイしても英雄になれるか試してみた!「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」ゲームコレクターインプレッション

いつもひとりぼっちの男が6ヵ月前を思い出しながらひとりでプレイしても英雄になれるか試してみた!「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」ゲームコレクターインプレッション

担当:

PS4

プレイステーション4を発売日に購入し、最初に遊んだゲームは「KNACK」でした。あの楽しかった思いを再び体験したいと思い、続編にあたる新作タイトル「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」をお借りできたので、そのインプレッションをお届けします。

「KNACK」といえば、主人公のKNACK(ナック)が大きくなって、豪快に敵をパンチで吹っ飛ばしたり、ジャンプしてボール状になってからドーンと敵にぶつかったり、壁を気持ちよくビルの壁をよじ登ったりと、快適操作で楽しめた印象が強いゲームでした。

「KNACK」の舞台は現在の地球とは違った、遺跡から発見されたレリックによって文明が栄えている惑星。人間とゴブリンが争った過去があり、人間がレリックから得られるエネルギーを使って平和に暮らし、ゴブリンはひっそりと暮らしているのですが、突如ゴブリンは高度な文明レベルの武器を使って人間たちに対抗してきました。その際、発明家のDr.バーガスが長年の研究の成果として全身がレリックで構成されたナックを初お披露目し、実際のところはゴブリン以外にもあんなことやこんなことがあった上で、KNACKの活躍によって無事事件が解決したのが前作の話。

……っと、書くとちょっと語弊があって、プレイヤーが操作するキャラクターはナックなのですが、ストーリー上重要な役割をする人物がいます。実のところ、プレイヤーはナックを操作しているのですが、その進行に合わせて、並走している人物がいるんですね。場面によってはDr.バーガスや冒険家のライダーなども一緒に行動することがあるのですが、基本的にはナックのパートナーはルーカス。Dr.バーガスの研究のアシスタントをしている少年で、ナックと一緒に頑張ってくれています。

今回紹介する新作「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」では、KNACKとルーカス、このふたりの英雄の新しい冒険を体験できるということなので、早速プレイをしてみましょう。

映画的な始まり方で期待感も操作感もバッチリ!

前作では無事世界を救ったはずのナックとルーカス。ところが、ゲームを始めるとまたしても街は混乱をきたしていました。なぜかルーカスは自分のせいだと反省しているため、頭にハテナが浮かぶのですが、敵弾に当たりそうになるルーカスをKNACKが救うという展開に衝撃を受けているうちに、巨大な姿のナックの状態で、プレイヤーに操作を委ねられます。

□ボタンでパンチ、○ボタンでキック、L1ボタンでガードというように、豪快な戦闘の中で操作をマスターしていきます。攻撃が決まると敵が吹っ飛んでいって気持ちがよいのですが、瓦礫やガードレールも破壊することができ、街に気を使わない昔ながらの正義のヒーローを体験できます。ナックよりもちょっと巨大な敵をもものともせずにブッ倒していると、更に巨大な敵が登場。最大のピンチを迎えたところで、レリックをすべて落として小さくなった姿でマンホールの中へと飛び込みます。

最初の状態は4mだったナックも、現在は0.75m。小さくなると小さいスペースに入れるというメリットがあることが一瞬で分かるようになっています。そして、穴を通って地下にたどり着いたところでR1ボタンを押せば、レリックが再びナックに吸い寄せられて4mに戻ります。

あれっ? なんか前作と違うような。前作では小さくなったKNACKはそのマップ内のレリックを探して大きくなったような。穴に入るときに落としたレリックはナックと一緒に次のマップにも移動してきて、R1ボタン1つで再びナックに吸い込まれていきました。

前作では小さいナックがレリックを見つけることで大きくなっていき、基本的には小さいときは弱くて大きいときが強く、ダメージを受けるとレリックが飛び散り小さくなってしまって、とにかく大きいことこそ正義のような作りでした。何らかのギミックを発動するためにレリックを消費するとナックが小さくなってしまって、早くレリックを手に入れなくてはと不安に駆られながらプレイしていました。この緊張感も実は楽しかったのですが、今作では自らの手で小さくなることも意味があるようになっています。

壁に通路のような出っ張りがあり、その上に穴があれば、小さいナックが出っ張りを通路として上へ上へと向かい、穴に入ることができます。

大きければ当たってしまうような巨大な敵のパンチも、小さくなればスルリとかわすことができます。

大きくなったり、小さくなったりと、自由自在に2つのサイズを切り替えられるようになったナック。今回はこのサイズの使い分けがとにかく大事になってきます。まぁ、小さくなった状態で攻撃を受けると、一気にやられてしまったりもするのですが……。


L1ボタンはガードになりますが、敵の遠隔攻撃に当たる瞬間にL1ボタンを押すとパリィが決まり、敵にその遠隔攻撃を跳ね返すことができ、Xボタンでジャンプ中に再びXボタンを押せばホバリングで長い距離を滑空できます。

さて、再び小さくなって穴に入ると……。

あらっ? ふたが閉まってしまいました。これでは落としたレリックを呼び寄せることができません。前作と同様の、レリックを探す楽しみもしっかりと盛り込まれていました。

一度集めたレリックはやられても基本的にはその場にあり、小さい状態とレリックがすべて体についている状態の間でサイズの変更があり、この手の穴に入ってふたが閉まった時にだけ、レリックが0に戻るようなバランスのようですね。ふたが閉まっているときにレリックを集めようとしてもふたがブロックしてしまいます。

レリックがたくさんあればナックはもっと大きくなります。画面の左上の青いライフバーの右側には常にナックのサイズが表示されているので、キャラクターのサイズだけでなく数字でも大きさを実感できます。

この手の狭い通路でも小さいナックが活躍し……。

先ほどのような小さいスペースの場合はふたがあるとレリックを呼び寄せることができなかったのですが、外なので多少遠くに離れていても、レリックはすぐに元通り。

大掛かりなアクションはタイミングよくボタンを押して切り抜けていきます。

しかし、大ピンチになってしまい……。

と、ここまでが操作のチュートリアルのようなステージでした。ストーリー的にはここから6か月さかのぼったところで再開するため、チュートリアルがそのまま後半のストーリー部分ということでしょうか。映画みたいなストーリーの引っ張り方で、あの続きはどうなってしまうんだろう、という思いをもってゲームを続けることになります。

前作の体験者ゆえに気になったこと

最初のステージで体験したアクションだけでも、前作と同じ操作があるのに対して、全然違う操作もありました。例えば、Rスティックの回避は前作と同じ操作なので敵の攻撃を避けるときに有効なのですが、前作では多用していたジャンプ中に玉のようになって敵に体当たりをするような攻撃がない代わりに、ジャンプ中に真下に落下するボディプレスが使えるようになっていました。

厳密には、ボディプレスは、マップ中にある青いモノを壊してレリックエネルギーを補充することで取得できるスキルの一つで、ボディプレスを習得した後は、レリックエネルギーをたくさん得ることで、どんどんといろんな要素をパワーアップできるようになっています。

レリックエネルギーを見つけたら必ず補充していきましょう。虫が飛んでいたら、逃げる前に確実にやっつけるのがパワーアップの近道です。

一部のパワーアップはストーリーに沿って、今作で初登場のエヴァから与えられるようにもなっています。

巨大なオレンジ色のクリスタルが登場したら大チャンス。

このクリスタルを破壊すれば、スーパームーブが発動して、無敵状態で敵に強力な攻撃をくらわすことができます。

演出面では、前作ではナックが飛行機に乗るときにはレリックをその場に置いて行ってしまっていたのですが、今作では飛行機にレリックが積み込まれ、ルーカスたちが飛行機を降りた後にナックが一人でレリックを取り出している可愛い姿を見ることができます。

そういえば、最初のステージではロボット相手に戦っていましたけど、6か月前に戻ると前作と同様にゴブリンたちと戦っていますね……ハイゴブリン??

女性ロボットって??

そして、こんな巨大な敵も!

マップ上には武器が登場することもあり、レリックを外した小さなナックで攻撃ができます。

場面によっては、乗り物を操縦することもできます。

前作同様、様々な属性のレリックを身に着けることで、ナックは特殊な能力を発揮することができます。

ワープ、石の押し引き、スイッチなどギミック関係も豊富なため、動的にパズルを解いていくような作りのマップも多数登場します。

属性の付いたレリックを外したときにその場に作られるKNACKの像がギミックをクリアするための道具になることもあります。

パズル要素は難しい印象もありますが、しばらく同じ場所で進めないでいると、ヒントを見れるようになるので、どうしても自力でクリアしたい人以外はヒントに頼るのもアリです。

そして英雄になる

前作では後半に行くと結構アクションが厳しくて、やられるたびにチェックポイントに戻されながらアクションに慣れていった印象が強かったのですが、今作ではダメージを食らってもしばらく逃げているとレリックが元に戻って体力が回復するため、無茶をしなければアクションゲームが下手でもそれなりに頑張れるようになったように感じました。

ストーリー部分は、やはり登場人物の関係性を知る意味でも前作をプレイしておいた方が楽しめますが、アクションだけを見ると結構変わっているので、いきなり遊んでも問題なさそうです。

本来ならばストーリーのことをもっと触れて、ここから先どうなるのでしょう、みたいな感じにしたいところなのですが、ゲームを切り上げるタイミングを逃し、最後までプレイしてしまったので、たぶん英雄になれました、とだけお伝えしておきます。

クリアするとメニューに「強くてはじめから」が加わり、クリアデータのナックの状態からさらなるパワーアップを目指したり、1周目に取り逃したガジェット探したりするようなプレイを楽しめます。

今回は体験できませんでしたけど(常にひとりぼっちなので……)、二人プレイでは二人の時にしか出せないタッグアクションがあるようなので、いつかパートナーを見つけて二人でも英雄になりたいモノです。

KNACK ふたりの英雄と古代兵団

ソニー・インタラクティブエンタテインメントPS4ダウンロード

  • 発売日:2017年9月28日
  • 価格:4,900円(税抜)
  • 12歳以上対象
  • PS Store ダウンロード版
KNACK ふたりの英雄と古代兵団
プロフィール
酒缶(さけかん)/ゲームコレクター

15000種類以上のゲームソフトを所有するゲームコレクターをしつつ、フリーの立場でゲームの開発やライターなど、いろいろやりながらゲーム業界内にこっそり生息中。「東京エンカウント弐」「ゲームラボ×仮面女子 ゲーム実況」にゲームアドバイザーとして協力。関わったゲームソフトは3DSダウンロードソフトウェア「ダンジョンRPG ピクダン2」「謎解きメイズからの脱出」など多数。価格コムでは、ゲームソフトとAndroidアプリのプロフェッショナルレビュアーを担当している。

■公式サイト「酒缶のゲーム通信」
http://www.sakekan.com/
■twitterアカウント
http://twitter.com/sakekangame
■ブログ
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(C)2017 Sony Interactive Entertainment Inc.

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