CRI・ミドルウェア、パイオニア、そしてスウェーデンに本社を置くDirac Researchの3社は、それぞれが有するサウンド技術を融合した、新しいビジネスを展開していくことで合意したを明らかにした。
近年、音声を発生する装置は、筐体構造が複雑化(小型化・薄型化)しており、良好な音質を維持することが困難な状態になっている。そのため、音声を扱うさまざまな市場で、総合的な音響・音場補正技術が求められているという。
3社は、ゲームやアミューズメント機器で実績のあるCRIのサウンドミドルウェアにDiracの音響・音場補正技術を搭載し、パイオニアの音響チューニング技術を併せることで、筐体スピーカーのこもりがちな音をクリアに再生する、高品質な音響補正ソリューションを実現。CRIのサウンドミドルウェアを実機に組み込むことで、あらかじめ音源データを加工しておくことなく、リアルタイムで音響補正を行うことが可能だ。
組込み総合技術展「ET 2017」にデモ出展
CRIは、2017年11月15日から開催される、最先端の組込み技術、IoT技術にフォーカスした総合技術展「ET 2017」に出展し、リアルタイムで音響補正を行う本ソリューションのデモを披露します。音質や臨場感を向上させる音響補正を実際に体感いただけます。
「ET 2017(Embedded Technology 2017)」出展概要
日時:2017年11月15日(水)~17日(金)
場所:パシフィコ横浜 CRブース番号:D-39-4
URL:http://www.jasa.or.jp/expo/