「ときめきレストラン☆☆☆」5周年アニバーサリーツアーが開催！“始まりの曲”に涙したX.I.P.単独公演をレポート

コーエーテクモゲームスは、2018年3月3日から4月1日までの期間にDMM VR THEATERにて「3 Majesty×X.I.P. LIVE -5th Anniversary Tour-」を開催。ここでは、初日3月3日のX.I.P.単独公演の模様をお届けする。

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「3 Majesty×X.I.P. LIVE -5th Anniversary Tour-」は、スマートフォン向けアプリ「ときめきレストラン☆☆☆」と“3 Majesty”“X.I.P.”の2つのアイドルユニットの5周年を記念したアニバーサリーツアーだ。

今回のDMM VR THEATERでのツアーでは、3 Majesty、X.I.P.、Jointの3種類のライブが開催。Joint公演では前半と後半でセットリストが変更されるほか、今回初となる単独ライブでは記念の撮影タイムの実施など、最低でも3回は足を運びたくなる内容となっている。

正統派王子ユニットの3 Majestyとワイルド＆ジェントル、クール＆セクシーなX.I.P.の魅力を一度に味わえるJoint公演も捨てがたいが、今回は筆者の推しアイドル・不破剣人を約1時間半たっぷり堪能できるX.I.P.単独公演を取材させてもらった。



写真は3 Majesty公演のもの

写真はJoint公演のもの

PSVita版「ときめきレストラン☆☆☆ Project TRISTARS」のテーマ曲「Race of Ace」で幕を開けたツアー1発目となるX.I.P.単独ライブ。

VR センスで一足先にお披露目されていたグリーン×ブラックの新衣装に身を包み、疾走感あふれる爽やかなステージを見せてくれた。ステージ両サイドの大型モニタには歌って踊るアイドルのアップが映され、不破のシックスパックもバッチリ拝むことができた。

「GAME」でお馴染みのバク転をキメた神崎は、最初のMCコーナーからハイテンション。X.I.P.ファンしかいない会場に興奮したのか、軽快なステップとトークを披露していた。さらにセクシーなダンスが印象的な「Don't Stop The Party」、伊達のセンターでしっとりと聴かせる「Sincere Love」と続き、神崎のソロ曲「Venus」から流れで始まった2回目のMCで神崎のテンションはピークに。呼び込みをスルーされ舞台端から無言で見つめる伊達と不破をよそに、楽曲やステージへのこだわりを1人で語りだし、会場の笑いを誘っていた。

続いて、伊達のソロ曲「Your sight,my delight」と不破のソロ曲「Polaris」が連続で披露。X.I.P.の3人のゆるい絡みに脱力しつつもハンドサインで会場が一つになる「Take it easy!」から、「Up&Up」「Deja-Vu」「Just do it!」と3曲連続で激しいダンスとコールで会場を煽り盛り上げた。ちなみに、本公演では3着の衣装でのパフォーマンスが披露されるが、その中でも唯一、不破の僧帽筋と三角筋が輝く肩出しの衣装が筆者のオススメ。「Deja-Vu」「Just do it!」では、大型モニタで余すことなく堪能できるので、見逃さないようにしてほしい。

5周年アニバーサリーツアーということで、この先X.I.P.としてやりたいことをテーマにしたMCでは、神崎に促された伊達が「B級グルメの屋台を出す」と小ボケを繰り出すも、「却下。もっとデカイこと叶えてやろうと思ったのに」と珍しく心温まる展開に。不破も加わり、さまざまな話が飛び出たが、やはり調整役は伊達が受け持つことになりそうだった。

「Higher ground」では初の単独公演を記念して、パフォーマンスをするアイドルたちを自由に写真におさめる“撮影タイム”を実施。距離や照明の具合で難易度は高めだが、スマートフォンや一眼カメラでおもいおもいの一枚を撮影していた。

ラストの「Burning with U」でライブは終了…かと思いきや、アンコールでは5周年を迎えたX.I.P.からのメッセージが会場のファンに贈られた。神崎の「言葉にするだけ野暮」、「“We are X.I.P.！”これがすべて」と短いながらも心を打つコメントや、不破からファンへの想いを込めたストレートな一言、そして5年間応援してくれた感謝とファンへの愛を総括した伊達の言葉に、多くのファンが涙していた。最後に彼らの始まりの曲のアレンジバージョン「CHEAT DANCER -Remix ver.-」を歌い上げ会場を感動の渦に巻き込むと、「We are X.I.P.！」の大合唱でライブは幕を閉じた。