【AnimeJapan 2018】コンセプトは“魔法×アイドル”！6ユニット総勢20名によるライブも行われた「Project PARALLEL」制作発表会＆LIVEステージレポート

本ステージでは、プロデューサーの北牧涼輔氏が登壇。「Project PARALLEL」と呼ばれてきた本作の正式名称が「ラピスリライツ ～この世界のアイドルは魔法を使える～」であることが明かされた。

北牧氏は、本作のコンセプトを「魔法×アイドル」と語り、現代とは異なる魔法が当たり前に存在する異世界を舞台に、人々に希望を与える存在の“アイドル”たちが奮闘するストーリーが描かれていくと説明。プレイヤーは見習い魔女たちであるヒロインたちを立派な魔女へと導く先生となり、さまざまな少女たちと絆を深めていくことになるそうだ。

また本作の特徴として、ゲーム用に“アニメティック3Dキット”というものが開発・使用されている。これによってアドベンチャーパートなどのイラストや立ち絵などが、非常に透明感のある仕上がりになっており、特に光の表現に関してたほかのゲームでは類を見ない美麗さに仕上がっていた。

さらに、コミカライズ企画として月刊コミック電撃大王にて連載が決定しているほか、ライトノベルレーベルである、MF文庫Jにてノベライズ、さらに現在アニメ化企画も進行中とのこと。詳しい情報に関しては、公開されるている公式サイトをチェックしてみて欲しい。

ここで、本作に登場するユニットとして、「LiGHTs」「IV KLORE」「この花は乙女」「シュガーポケッツ」「Sadistic★Candy」「supernova」の6ユニット、20名のキャラクターが公開された。魔法が当たり前の世界を舞台としているだけあって、ユニットのメンバーは人間だけでなく、サキュバスや人狼といった亜人種たちで構成されたユニットもあった。

ユニットの紹介も終わったところで、各ユニットのキャスト陣によるライブステージがお披露目。先陣を切ったのは「LiGHTs」。ゲーム内では王道派のユニットとして描かれているだけあり、今回披露された楽曲もキャッチーなメロディが特徴的な非常に盛り上がる楽曲になっていた。

続いて、「LiGHTs」とは対象的にゴシックな雰囲気をまとう「IV KLORE」が登場。薔薇をあしらった衣装はもちろん、楽曲も妖艶かつ激しい曲調のものとなっていた。

2つのユニットとはがらりと趣が変わる「Sadistic★Candy」は、ポップかつキュートな楽曲を披露。甘みと刺激が満載の歌詞とリズムがくせになりそうな、非常に個性の強い曲に仕上がっていた。

和ロックを掲げる「この花は乙女」は、雅に振り袖を揺り動かすようなダンスが特徴的な熱い楽曲を披露。コンセプト通り、はんなりとした雰囲気をまといつつも、会場と一緒に盛り上がれるようなロックなステージで観客を沸かせていた。

夏を想起させるような清涼感のある曲を披露したのは、「シュガーポケッツ」だ。6つのユニットの中でも特に幼さの残る可愛らしいキャラクターデザインが目を引くユニットだが、今回歌唱された楽曲は心地の良いリズムが耳に残る涼やかな一曲だった。

最後は、作品内でも「LiGHTs」のライバルとして描かれるという「supernova」。実力派として描かれるだけあって、テクノポップ調のクールな楽曲を披露。激しいダンスと軍服のような衣装で独自の世界観をしっかりと作り上げ、会場を魅了していた。

今回が初ライブだったという彼女たち。「LiGHTs」のメンバーは、緊張しつつも本日のステージを精一杯楽しんだとコメント。舞台裏ではそれぞれが独自に緊張をほぐしていた様子も語られ、会場から笑いを誘う一幕もあった。

ついにベールを脱いだ新たなアイドルプロジェクト「ラピスリライツ ～この世界のアイドルは魔法を使える～」。詳細なゲーム情報などは、今後の続報に期待しておこう。