ネットカフェで手軽かつ安価にVRを体験!「VIRTUAL GATE」メディア体験会「The Outer Foxes」プレイインプレッション

ネットカフェで手軽かつ安価にVRを体験!「VIRTUAL GATE」メディア体験会「The Outer Foxes」プレイインプレッション

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2018年4月3日、グランサイバーカフェ バグース新宿店にて、「VIRTUAL GATE」のメディア体験会が実施された。ここでは、名作ボードゲーム「Geister」のVR版となる「The Outer Foxes」のインプレッションをお届けする。

シンプルなルールで誰でも心理戦を楽しめる名作ボードゲームをVR化

「VIRTUAL GATE」は、全国のネットカフェで手軽にVRコンテンツを体験できるサービス。全国に存在する対応店舗に直に足を運び、通常の利用料金に+300円を支払うだけで、時間制限なくVRデバイスを自身のブース内で利用できる。

「VIRTUAL GATE」イメージキャラクターを務める、バーチャルYouTuber「キズナアイ」による紹介ムービー

一方、「The Outer Foxes」は、2018年4月26日より「VIRTUAL GATE」向けに配信予定のVRコンテンツで、ボードゲームの名作「Geister」をVR対応、オンライン対戦機能を搭載してデジタルゲーム化したタイトルだ。

まず簡単にルールを解説すると、最初にそれぞれのプレイヤーには、6×6の36マスのフィールド内に、8人の妖精が配置される。この妖精は、将棋やチェスの「駒」にあたる存在で、自分のターンに一体一マスまで上下左右に動かすことができ、敵の妖精が存在するマスに侵入すると、その妖精を倒すことができる。これらの妖精は赤と青の2色に色分けされており、この妖精の色というのがゲームの勝敗に深く関わってくる。(相手プレイヤーの妖精の色がどちらなのかは倒すまで知ることができない)その勝利条件は、以下の3つだ。

1.相手の青い妖精を4人すべて倒す。
2.自分の赤い妖精を4人すべて倒させる。
3.相手側の陣地の左右の角マスから青い妖精を1人でも盤外に脱出させる。

これだけを読むとわかりにくいかもしれないが、つまり「敵に倒させることそのものが役割の妖精」(赤)と、「敵の陣地の最奥に移動させることが役割の妖精」(妖精)の2種類があり、プレイヤーは「赤の妖精を相手に倒させながら、青の妖精を相手の陣地の奥へと移動させる」ことを目指しながらゲームを進めていくことになる。それぞれの妖精には性能差もなく、色も2色に限られているため、将棋やチェスというよりもオセロに近いシンプルなゲーム性で、一度プレイすれば誰でもおおまかなルールを把握することができる。その分、プレイヤー同士の読み合いという心理戦の要素が強いゲームとなっている。

例えば、倒されてもデメリットが一切ない赤妖精を前に配置し、赤妖精が先行して開いた進路を、青妖精に追跡させる……といった戦法がベターになるのだが、当然それは相手にとっても同じで、簡単に読まれてしまう。明らかに攻めに来ているコマの進路上に赤の妖精を配置したり、青の可能性が高い後ろの妖精を先に倒してしまうなど、さまざまな対処法が存在する。

今回の対戦では試合の終盤、あと一体赤を倒させれば勝ちとなる状況で、こちらの陣地に入り込んできた相手の妖精を止めるため、その進路上にあたかも「倒してください」といわんばかりに妖精を移動させ、それが赤であると深読みさせて動きを止め(実際には青だった)、まったく関係ないところに配置していた赤を倒させて勝利を納めたという場面もあった。ルールやコマの種類がシンプルな本作においてはとれる戦術というのが限られているため、「わざと悪手を打って相手を疑心暗鬼にさせる」という戦術が正攻法と同じくらいに効果的だと感じた。

ただ極論を言ってしまえば、相手の妖精が赤か青かは2分の1の確立のため、初心者が何も戦法を考えず適当にプレイしても、運がよければ勝てる可能性は十分にある。そのため初心者と経験者がほぼ同じ土俵で楽しむことができ、1試合に掛かる時間も5~10分程度と短めなので、対戦型ゲームとしての敷居はかなり低め。今回は体験できなかったが、CPUを相手に対戦するシングル用のモードも用意されているそうなので、「Geister」をまったくプレイしたことがないという人でも気後れすることなくオンラインマッチに潜ることができる。

VR版ならではの要素や、アナログ的な心理戦の醍醐味も再現

またVR化にあたり、おおまかな物語の流れとキャラクターの設定が用意されており、今回の対戦では伝説上のキツネ「葛の葉」の生まれ変わりの少女・安部 葛葉(CV:三森すずこ)、と娘を悪霊に目の前で惨殺されてかは怨念に囚われ、エクソシストに転向した男性・グレゴール・ヴァイス(CV:河本啓佑)の二人をプレイヤーキャラクターとして選ぶことができるようになっていた。

今回筆者側のプレイヤーキャラクターとなっていたのは安部 葛葉の方で、本作ではFPSのようにアバターとプレイヤーの視点が同じため、そのビジュアルを堪能することができなかったのだが、自分の胸元を見るとセクシーな胸が……。VRでは、可愛らしい女性キャラクターを間近で見ることは珍しくないが、これまで筆者は自分自身がそちらの側に立つという経験はなかったため、かなり新鮮な体験に感じた。(これはこれで違った需要があるかもしれない)

個人的に面白いと思ったのは「VIRTUAL GATE」ではデバイスに視線追跡型VRヘッドマウントディスプレイ「FOVE」が採用されており、本作でもプレイヤーの目線を認識しゲーム内に反映させる「アイトラッキング」の機能が使用されていること。そのため、それぞれのアバターを通して、相手がどこを見ているかというのが、リアルでの対戦と同じように分かるようになっている。

さすがに相手の表情を判別することまではできないものの、本作は心理戦の割合が高いゲームであるため、自分や相手のターン内に、相手がどの駒に視線を向けているかというのは重要な情報。こうしたアナログ的な醍醐味をデジタル世界でも体験することができるのは、VRゲームならではと言えるのではないだろうか。(後述する、相手の視線をベルトルで表示してくれる「奪」の術を使ってみるとより体感しやすくなる)

そのほかにもゲーム的な要素として、対戦中に一度だけ使える「術」と呼ばれる切り札も存在している。術には、相手の視線をベクトルで表示する「奪」、マスに侵入するとランダムの場所にワープする「異」、指定したマスを進入不可にする「禁」、マスに掛かった術の効果を解除する「祓」、指定した妖精が倒された際、相手の妖精も道連れにする「贄」、指定した妖精が倒されると、倒した妖精の色が分かる「破」の6種類があり、プレイヤー同士の読み合いという要素が強化されている。個人的には、相手の青妖精の脱出を阻止できる「禁」、デメリットの少なさに対して見返りの大きい「破」などの使い勝手がいいのではと感じられた。

ただ個人的に残念だったのは、「FOVE」では基本的にメガネとの併用ができない仕様となっており、裸眼0.1以下のド近眼である筆者には、相手の視線や、術の説明の文字が読みにくかったこと。これはおそらくアイトラッキングとの兼ね合いのため、致し方ない部分ではあるのだが、どうしても対戦では多少の不利を背負ってしまう(コンタクトレンズもアイトラッキングとの相性が悪く、あまり解決策にはならない)

ただし術に関しては、事前に6種類の効果を把握していればほぼ問題なく使えるので、何度かプレイすればさほど大きな問題ではなくなるものの、普段メガネやコンタクトを使用している方はあらかじめ理解しておいていただきたい。

「VIRTUAL GATE」では、手軽かつ安価でVR体験が可能

VRという最先端の技術を用いて、名作ボードゲームのアナログ的な醍醐味を見事に盛り込んだ作品である「The Outer Foxes」。現状では4月26日より「VIRTUAL GATE」でのみプレイできる専用タイトルとなるそうだが、「VIRTUAL GATE」の特徴は、なんとっても安価な利用料金で本格的な最先端VRデバイスを手軽に体験することができるということ。通常の利用料金に300円を加えるだけという金額は破格で、「VRを一度体験してみたい」という人には、うってつけのサービスと言える。店舗によっては予約が必要になることもあるそうだが、基本的には普通に入店するだけでVR体験ができるというのだから驚きだ。

「VIRTUAL GATE」では、100以上の無料コンテンツを自由に利用できるが、そのほかの有料コンテンツを利用したい場合は、クレジットカード支払いのほか、店内のレジで購入したポイントを使うこともできるので、カードをもっていないという人も安心して利用できる。「The Outer Foxes」は基本的に無料で楽しめるが、一部アバターなど、購入すると使用可能になる有料コンテンツも用意されるとのことだった。

VRには用意された専用の空間のデバイスで、大きな没入感と非日常を味わえるアトラクション型、普段自分がいる見慣れた部屋が一瞬で異なる空間に早変わりする家庭用と、それぞれに違った強みがあるが、ネットカフェというスペースでVRを体験できる「VIRTUAL GATE」は、その中間的な立ち位置で、時間や人目を気にすることなく手軽にVR体験ができる、非常に優れたサービスだと感じられた。

まだVRデバイスをお持ちでないという読者は、まずお近くの「VIRTUAL GATE」導入店舗を公式サイトで確認していただき、この機会に新時代の技術に触れてみるのはいいかがだろうか。

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