【AnimeJapan 2018】梶裕貴さん、野島裕史さん、武内駿輔さんが必殺技を叫ぶ！「イナズマイレブン」ステージ1日目をレポート

AnimeJapan2018では、レベルファイブより「イナズマイレブン アレスの天秤」「レイトン ミステリー探偵社～カトリーのナゾトキファイル～」「妖怪ウォッチ シャドウサイド」の3作品が出展。

各種展示や物販のほか、ステージでは「イナズマイレブン リローデッド」や「レイトン ミステリー探偵社～カトリーのナゾトキファイル～」第1話が公開された。

AnimeJapan 2018開催期間中、2日間にわたって行われた「イナズマイレブン」スペシャルステージ1日目は、梶裕貴さん、野島裕史さん、武内駿輔さんがゲストとして登場。レベルファイブ代表取締役社長/CEO 日野晃博氏の司会で、作品に対する熱い思いを語り合った。

「イナズマイレブン」スペシャルステージ1日目をレポート！

2018年4月より放送が開始されるTVアニメ「イナズマイレブン アレスの天秤」のPVで幕を開けたステージ。

「アレスの天秤」は、初代「イナズマイレブン」直後、新たな歴史の分岐をしたパラレルワールドが舞台となるが、日野氏は「むしろこっちが本筋」と早速大胆なコメント。

すでにTVアニメ1クール分の収録まで終わっているという声優陣は、収録では毎回驚きの連続だったと口を揃えていた。

「イナズマイレブン」に出会った日

今年で10周年を迎えた「イナズマイレブン」だが、10年前といえば武内さんはまだ小学生。

体育のサッカーでは「ゴッドハンド」などの技名が飛び交う、まさにターゲット世代だった訳だが、10年後に自分が雷門中に加わることなるとは…と感慨深げだった。

一方、日野氏と野島さんが初めて会ったのはアニメ始動前のゲーム開発段階とのこと。「豪炎寺と共にイナズマイレブンはあると言ってもいいくらい、切っても切れない存在」とかみしめる日野氏は、「イナズマイレブン2」にまつわるエピソードを紹介してくれた。

当初「イナズマイレブン2」はファイア／ブリザードの2種類が販売され、豪炎寺と吹雪がそれぞれパッケージを飾っていた。予約段階では吹雪のキャラクター人気でファイアとの間に圧倒的な予約数の差がついていたそうだ。しかし、発売直前のアニメ放送回で“帰ってきた”豪炎寺があまりにもカッコよかったため、一部でブリザードがキャンセルされファイアが盛り返しを見せたのだという。

梶さんは、一之瀬一哉、不動明王など、日野氏に言わせると“オイシイ”キャラクターを演じているが、現場では声優人生のターニングポイントとなるような経験をさせてもらったと当時を振り返っていた。不動明王について、当初はさして重要なキャラクターではなかったが、ファンの人気を受けて急遽シナリオを書き直したと日野氏。これを受け野島さんも、キャストの間でも不動は人気のあったキャラだが、一之瀬は嫌われていた、などと会場を笑わせた。

3人が印象に残っているエピソード

本作から参加となる武内さんは、エピソードはまだ語れないが…と、自身が演じる剛陣鉄之助を紹介。

特別な才能は無いものの努力でチームの士気を上げる正統派のサッカー少年で、その姿勢を魅力に感じ感情移入する、とキャラクターへの思いを語った。

梶さんは、「ザ・フェニックス」という技を完成させたエピソードや、試合中に一之瀬 VS 不動という自身が演じるキャラクター同士の掛け合いが印象的とし、この“イナズマイレブンあるある”に野島さんも大きく頷いていた。

ちなみに野島さんは豪炎寺の必殺技・ファイアトルネードで鬼道の病んだ心を治療したエピソードをチョイス。最も効果的な治療だったというコメントに、キャスト陣、会場のファンも納得した様子だった。

「アレスの天秤」で演じる自分のキャラクターについて

梶さんが「アレスの天秤」で演じる小僧丸サスケは、おデブなエースストライカーという梶さんにはめずらしい（？）キャラクター。ファイアトルネードを何故か使える…という序盤の重要なカギを握る存在で、3・4話に期待してほしいとのこと。

本作ではユニフォームが異なる豪炎寺だが、野島さんは「時は満ちた」とか言わなくて良かった、とホッとした様子。日野氏によると、「アレスの天秤」では鬼道 VS 豪炎寺も見どころの1つとのことで、かなり熱い展開が待ち受けているようだ。

武内さんは剛陣くらいの年齢の役を演じる機会は少ないが、逆に生き生きと演じることができたとコメント。日野氏いわく、剛陣は「イナズマイレブン」を象徴するキャラクターで、とにかく走ってボールを諦めずに取りにいく中山雅史選手のような存在になってほしいと語った。

新作「イナズマイレブン」に期待すること

このトークテーマに、武内さんは「剛陣の必殺技がほしい！」とコメント。

キャラクターたちが繰り出す必殺技は「イナズマイレブン」の魅力の1つだが、「イナズマイレブン」がアニメ化された当時、技名を叫ぶ作品が少ないと感じていた日野さんのアイディアで今の形に落ち着いたという。

やはり生の必殺技が聞きたい…ということで、野島さん、梶さんの「ファイアトルネード」、そして武内さんの「ファイアレモネード」が披露され、会場を盛り上げた。

さらに今回は日本を経て世界大会も行われると日野氏。日本代表に絡んだイベントも企画されているとの重大発言も飛び出した。元々のファンはもちろん、新しく作品に触れる人も楽しめる内容になっているとのことなので、アニメ放送・ゲーム発売ともに楽しみにしたい。

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