コンピュータエンターテインメント協会は、日本ゲーム大賞(Japan Game Awards、略称:JGA)において、18歳以下の人が開発したゲーム作品を対象に審査・表彰する「U18部門」の決勝大会の審査員を発表した。
U18部門は、次世代を担うゲームクリエイター発掘を目的に本年度から新設された、18歳以下の小中学生および高校生等を対象としたゲーム制作コンテストです。
初めての開催となる本年の決勝大会の審査員は、レベルファイブ代表取締役社長/CEO日野 晃博氏、NPO法人CANVAS理事長/デジタルえほん代表取締役社長/慶應義塾大学教授 石戸 奈々子氏、Gzブレイン ファミ通App編集長 目黒 輔氏の三名が務めます。
決勝大会は本年9月に幕張メッセで行われる東京ゲームショウ2018にて実施し、応募者自身による最終プレゼンテーションにより、各賞を決定、発表いたします。
応募作品の受付は、4月30日(月・振休)までとなっております。
U18部門イメージロゴ
日本ゲーム大賞U18部門の審査方法は、作品審査に応募者自身によるプレゼンテーションを加えた全く新しい方法で行います。
一次審査では、プロのゲームクリエイターが作品選考による審査をいたします。一次審査通過チームを集め、6月に予選大会を開催いたします。予選大会では、各チームにプレゼンテーションを実施して頂き、提出作品とプレゼンテーションの夜審査を行い、決勝大会進出チームを選抜します。決勝大会進出チームには、プロのゲームクリエイターから貴重なアドバイスが提供され、それを参考に作品をブラッシュアップして頂きます。ブラッシュアップされた作品と、本年9月に幕張メッセで行われる東京ゲームショウ2018にて行われる決勝大会での最終プレゼンテーションにより、各賞を決定、発表いたします。
日本ゲーム大賞U18部門開催概要
日本ゲーム大賞U18部門決勝大会審査員
日野 晃博(ひのあきひろ)レベルファイブ代表取締役社長/CEO
社会現象となった「妖怪ウォッチ」をはじめ「イナズマイレブン」「スナックワールド」各シリーズなどのクロスメディア作品で、企画原案、シナリオ制作、プロデューサーを務め、続々とヒット作を生み出す。現在は、世界累計出荷1,700万本を記録した「レイトン」や、「二ノ国」の新シリーズも展開中。さらに、クロスメディアプロジェクト第5弾「メガトン級ムサシ」も企画している。常に新しい挑戦を続け“世界一のエンターテインメントブランド”を目指す。
石戸奈々子(いしどななこ)NPO法人CANVAS理事長/慶應義塾大学教授
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、デジタルえほん等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員多数。NHK中央放送番組審議会委員、デジタル教科書教材協議会理事、デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書に「子どもの創造力スイッチ!」「デジタル教育宣言」「デジタル教科書革命」など。デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。
目黒 輔(めぐろたすく)Gzブレイン「ファミ通App」編集長/「ファミ通AppVS」編集長
「週刊ファミ通」及び「ファミ通.com」で業界記者として10年活動後、フィーチャーフォン向けゲーム情報サイト「ファミ通DX」編集長に就任。その後、2011年にスマホゲーム情報サイト「ファミ通App」、2018年にeスポーツ総合情報メディア「ファミ通AppVS」を立ち上げ、それぞれ編集長に就任(現任)。
日本ゲーム大賞U18部門 開催スケジュール
2018年4月30日(月・振休)作品受付終了
企画書、作品データ、作品のプレイ動画等を所定の方法で提出いただきます。プロのゲームクリエイターによる選考会で予選大会に参加するチームを選抜します。
2018年6月3日(日)予選大会
東京の会場で予選大会を行います。各チームでプレゼンテーションをして頂き、選考を行います。決勝大会に選抜されたチームは、アドバイスを元に作品のブラッシュアップを行って頂きます。
場所:Plug and Play Shibuya(東京都渋谷区 渋谷駅徒歩4分)
2018年7月31日(火)決勝大会向け作品再提出締め切り
2018年9月23日(日)決勝大会&表彰式
場所:東京ゲームショウ2018イベントステージ(幕張メッセ)