舞台「信長の野望・大志 ー春の陣ー 天下布武~金泥の首編~」について、ゲネプロのオフィシャルレポートが公開された。

目次
  1. 彦摩呂(今井宗久役)
  2. 田中れいな(お市役)
  3. 鶏冠井孝介(織田信長役)
  4. 小西成弥(浅井長政役)

シリーズ第1作の発売から約35年を経てなお、絶大な人気を誇る歴史シミュレーションゲームのレジェンド「信長の野望」シリーズ最新作「信長の野望・大志」の舞台が、いよいよ初日の幕を上げた。

開幕を目前に控え、報道陣に向けてゲネプロ(最終通し稽古)を公開。さらにキャスト4名による囲み取材が行われた。

今回の舞台の原作となるのは、2017年にコーエーテクモゲームスより発売された最新タイトル「信長の野望・大志」。天下統一をめざす織田信長と対立する浅井長政の双方の視点から描かれた2つのストーリーが交錯する展開が魅力の舞台だ。

今回公開されたのは<SIDE織田>。戦国武将・天下人であった織田信長の目線から描いたステージである。歴史が動く瞬間に信長の目に写っていたものはなんだったのか?その時何を考え、行動したのか。もし織田信長や浅井長政が歴史の行く末、自身の結末を知っていたとしたらー。

ゲネプロ終了後に行われた彦摩呂、田中れいな、鶏冠井孝介、小西成弥による囲み会見では本公演の見どころや意気込みがふんだんに語られた。以下、キャストのコメント。

彦摩呂(今井宗久役)

今回は関西弁の商人という役で役作りや、(ストーリーテラー的な役なので)セリフの多さにも苦戦しました。それでも他のキャストの殺陣や立ち回りに圧倒され、感動し、その迫力は見どころの一つです。そして歴史の復習や予習となるような、そんな役割をになえるように頑張っております。

田中れいな(お市役)

私は歌唱シーンが数ヶ所あり、同じメロディーを歌声や歌い方によって変え、そのシーンの感情などを表現している点に注目してほしいです。そして迫力のある殺陣は必見です!お市のキャラクターと自分のキャラクターのギャップに悩みましたが、自分なりに言葉を置き換えて一つ一つ理解を深め、そして自分のものにしていきました。

鶏冠井孝介(織田信長役)

見どころはWサイドストーリーに注目してほしい。今回は<SIDE織田>と<SIDE浅井>とあり、それぞれで別作品と言っても良いほどの仕上がりなので、見比べて、新しい発見をしてほしい。信長はこれまでさまざまな方が演じてこられているが、今回は「信長の野望・大志」としての信長なので、演出家と相談しつつ、新たな信長を創り上げてきました。

小西成弥(浅井長政役)

今日のゲネプロは<SIDE織田>で信長メインでしたが、<SIDE浅井>も見ることによって新たな発見や裏で考えていることなどを楽しめる、それが舞台「信長の野望・大志 -春の陣-」ならではの醍醐味だと思います。僕は「信長の野望・大志」ならではの浅井長政の役作り、そして初挑戦の殺陣にも力をいれています。

そして2つの<SIDE>によって舞台演出、音響、照明、セットなどの違いもあり、さらに歴史作品でありながら現代的にアレンジされている点でもより多くの人に楽しんでもらえるという。また、2018年11月には本作の続編の上演も決定したことが発表され、ますます目が離せないシリーズとなりそうだ。本作の公演は5月27日(日)まで、渋谷のCBGK シブゲキ!!にて。当日券も若干数あり。

公演タイトル

舞台「信長の野望・大志 -春の陣- 天下布武~金泥の首編~」

出演

織田信長 鶏冠井孝介、お市 田中れいな、明智光秀 谷佳樹、木下秀吉 後藤健流、前田利家 八巻貴紀、竹中半兵衛 黒貴、柴田勝家 鵜飼主水、佐久間信盛 岡田隆之介、蜂須賀小六 田中しげ美、森可成 七枝実、丹羽長秀 中村ヒロユキ、帰蝶 高宗歩未、瞼 香音有希、徳川家康 竹石悟朗、酒井忠次 大海将一郎、石川数正 石渡真修、
ねね 大鳥れい、井伊直虎 緒月遠麻、浅井長政 小西成弥、八重の方 成瀬瑛美(SIDE浅井)/水城夢子(SIDE織田)、赤尾清綱 吉田宗洋、海北綱親 仲井真徹、遠藤直経 福場俊策、茶々 野口真緒、足利義昭 加藤凛太郎、お橋 笹木香利、お焦 荒澤守、朝倉義景 幸村吉也、今井宗久 彦摩呂

主催

舞台「信長の野望・大志」製作委員会
(SANETTY Produce日活 BSフジ キョードーファクトリー)

原作

コーエーテクモゲームス

脚本・演出

久保田唱

企画

東川真之

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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