フォワードワークスは本日7月30日、東京・秋葉原のUDXシアターにて、「アークザラッド」シリーズ新作発表会を開催、スマートフォン向けアプリ「アークザラッド R」を発表した。
発表会の開始後、トレーラーとともに最新作のタイトルが「アークザラッド R」であることが発表。その後、壇上に姿を見せたエグゼクティブディレクター・川口智基氏より、「アークザラッド」シリーズの概要、ならびに「アークザラッドI・II」のストーリーが紹介されるとともに、「アークザラッド R」が「アークザラMuseDashッドII」のその後を描くタイトルとして制作されていることが明かされる。
ここで本作のプロモーションムービーが上映されると、「アークザラッドII」の10年後の世界が舞台となっており、復興の真っただ中にいる世界の中で、崩壊前の技術を復活させた軍事帝国「アルカディア」が平和を再び脅かしているという本作の世界観が語らえる。また、水上都市国家「ミルマーナ」の自警団に所属する主人公「ハルト」と謎多きヒロイン「ミズハ」、そして歴代キャラクターたちが登場することや、主要スタッフも紹介された。
続いては、ゲームの開発に携わる新川はるか氏(オルトプラス 第3スタジオ スタジオ長)、佐藤悠平氏(オルトプラス 第3スタジオ)より、バトルパートのデモプレイが披露されることに。ユニットの初期配置を設定して戦闘を開始、その後画面上部に表示された行動順に沿って順番に行動していくシミュレーションバトルが展開する。
シリーズおなじみのバトルを意識しつつも、スマートフォンならではのアプローチとして、マスの移動はタップ操作で遊びやすくなっているほか、基本は敵に接近して攻撃を加えていくシンプルな作りになっている。
また、キャラクターにはオートスキルが用意されており、例えばヒロインのミズハは行動後、範囲内のキャラクターのHPを回復する。また、キャラクターごとに設定された行動で溜まっていくMPを用いたアクティブスキルは、カットインとともに発動する、いわゆる必殺技としての立ち位置となっている。
本作のゲームサイクルは、シナリオを読み進めながらバトルクエストをクリアしていく流れ。シナリオにはメインストーリーのほか、キャラクターごとのストーリーも用意されている。さらにやりこみ要素として、シリーズおなじみの遺跡ダンジョン(古代王の地下遺跡)やハンターズギルド、そしてスマートフォンゲームならではの闘技場も楽しむことができる。