FGO PROJECTが7月28・29日の二日間にかけて、千葉・幕張メッセにて開催した「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3nd Anniversary~」。ここでは、29日に行われた「FGO バラエティトーク day2」の模様をレポートしていく。

「FGO」をこよなく愛するからこそ話せる、濃厚なトークが展開

出演するキャスト陣が、「FGO」にまつわる様々なトークを繰り広げる本ステージ。2日目では、1日目にゲスト側で出演していた大久保瑠美さんがMCを努め、赤羽根健治さん、川澄綾子さん、島﨑信長さん、古川慎さん、悠木碧さんと、筋金入りのTYPE-MOONファンとして知られる島崎さんを筆頭に、プライベートでも「FGO」をやりこんでいるメンバーが集結。

中でも島崎さんは、本フェスのメイン展示となっていた「サーヴァントと巡る世界展」のために描き下ろされた、自身が演じるアルジュナと同じ衣装で登場し、集まったファンを大いに沸かせていた。(なお衣装はイラストレーター・pako氏による全面協力の元、衣装担当スタッフの手作りで作られたものなのだとか)

その後のトークは、事前にキャスト陣の間で行われていたアンケートの回答を紹介していく形で進行。最初のお題となっていたのは、印象的なサーヴァントの召喚にまつわる話題で、マーリン実装時、なかなか引くことができなかった川澄さんが「マーリン、来てください!」とアルトリアとして台詞を口にした瞬間、マーリンを引くことができたという(川澄さんによると、アルトリア自身はこの台詞は絶対に口にしないとのことだが)、これまでの「FGO」関連イベントでも何度か明かされていた、伝説の召喚秘話が改めて紹介されていた。

一方、とにかく引くまで回し続けるタイプである島崎さんは、何も考えずに無心で連打し続けるそうで、「FGO」の関連番組で共演するマフィア梶田さんや、キャストとして出演する植田佳奈さんらの間で行われている、“僕たちの聖杯戦争”に参加した際には、皆でワイワイと騒ぎながら、召喚演出を見て一喜一憂する楽しみ方もあると知り、カルチャーショックを受けたと明かす。

その他にも、赤羽根さんはマーリン、悠木碧さんはカルナなど、お目当てのサーヴァントを引くまでかなりの苦労したなど、ガチャについての話題は大盛り上がりとなっていたのだが、やがて召喚までに要した、具体的な金額の話が飛び出す生々しい一幕もあり、MCの大久保さんの判断で急遽ストップがかけられることに。

続くお題となったのが“印象的な台詞”で、お月見イベントでの佐々木小次郎の「ええー?ほんとにござるかぁ?」(古川さん)、両儀式のレベルアップ時の「ありがとう、でもまだいけるわよね」(赤羽根さん)など様々な台詞が選ばれる中、最後に紹介されていたのが、カルナの台詞である「真の英雄は目で殺す」。

「Fate/EXTRA CCC」で、マスターであるジナコを演じ、大のカルナ好きとしても知られる悠木さんによるチョイスかに思われのだが、これを選んだのは意外にも川澄さん。川澄さんはこの台詞を耳にしたときに、“本当の英雄は、目からビームを撃たなければならないもの”だという衝撃を受け、自身が演じるアルトリアも、剣だけでなく目からもビームを出せるようにならなければと感じたことを明かし、客席の爆笑を誘っていた。

一方、“ぼくわたしのかんがえるすてきなイベント”では、女性陣からの圧倒的な支持を得た「男性だらけの水泳大会」(悠木さん&川澄さん)、「文化祭のような学園系イベント」(古川さん)などのアイディアが出る中、とくに客席の大きな支持を得ていたのが赤羽根さん発案の「フルボイスイベント」。

キャスト陣の仕事につながるという大人の事情だけではなく、一ユーザーとしてプレイしている際、ボイスが入ることでより完成度の高い「FGO」のシナリオの面白さが増すのではと感じることも少なくないそう。島崎さんも「Fate/EXTRA CCC」とのコラボイベントで、「BBちゃんねる」のパートボイスが流れたときには感動を覚えたのだとか。

お気に入りの宝具演出に関する話題では、「疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)」や「なんかすごいビーム(絶剱・無窮三段)」など、やはり自身が演じたサーヴァントの宝具が選ばれる中、赤羽根さんは宮本武蔵の宝具である「六道五輪・倶利伽羅天象」をチョイス。これには、大勢のマスターを苦戦させた6章「神聖円卓領域キャメロット」の攻略で行き詰まった際、同じ事務所の島崎さんに助言を求めたところ、その時赤羽根さんが所持していたマーリンと宮本武蔵をセットにした運用法をレクチャーしてもらい、「FGO」のゲームシステムの理解を深めることができたという、思い出のエピソードが関係している事情が明かされていた。

最後のお題となった“ゲームの偉い人へのお願い”では、島崎さんから「フォウくんの専用倉庫」「マナプリズム・及びレアプリズムの交換品の増加」「絆が最大時でも、一定数到達で何らかのボーナスを得られるように」など、今回のキャスト陣の中でも一際コアなプレイヤーである島崎さんから、ゲームシステム面への要望が次々と飛び出すことに。

そんな中、川澄さんが希望していたのが「マイルームで2体のサーヴァントを並べる機能」というもの。川澄さん自身が例として挙げていた「アルトリアとマーリン」など、やはり特定のサーヴァント同士を組み合わせた遊びがしたいという希望は多いらしく、これが他のキャスト陣・客席にも大好評で、会場の雰囲気も大盛り上がりとなる中、ステージは終了となった。

これまで、様々なプレイヤーの要望を取り入れ、より良いゲームへと進化してきた歴史をもつ「FGO」だけに、今後どのようなアップデートを取り入れていくのかにも注目していきたい、

Fate/Grand Order

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iOSアプリiOS

  • 配信日:2015年8月12日
  • 価格:基本無料

    Fate/Grand Order

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    • 配信日:2015年7月30日
    • 価格:基本無料

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