声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負」。第14回は、バンダイナムコエンターテインメントより発売中のNintendo Switch用ソフト「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」をプレイします。

目次
  1. 「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」とは?
  2. シリーズ初体験!
  3. Nintendo Switchの特徴を活かした「フリフリ演奏」
  4. ハイスコアを狙うには?
  5. 友達と、家族と、夏を満喫!「パーティゲーム」
  6. 岩澤俊樹さんプロフィール

皆様こんにちは! 岩澤俊樹です!

もうすっかり季節は夏。徐々に東京ゲームショウ2018の足音が聞こえてくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?僕は「え?もうゲームショウ??早っ!?」と、時の流れの早さに驚愕しつつ、もう今からワクワクする日々を送っています(ゲームショウ?なんじゃそりゃ?という方はこちらを読んでみて下さい)。

しかし…暑い!とにかく暑い!熱中症にはくれぐれも注意してくださいね!

僕は対策として、Nintendo Switchを購入。ついに買いましたよ!めでたい!いくつになってもゲーム機を買うときはテンション上がりますね!友人たちとイカす日々を満喫しております。

家にいるのが楽しい=外に出ない=熱中症になりにくい。この対策法、かなり有効なのでよかったら参考にしてみて下さいね(笑)

とはいえ夏自体は好きなんですよ。お祭りの雰囲気とか花火とか。あと風鈴の音とか蝉の鳴き声とか。風情があって良いですよねぇ。

しかし「暑いのは嫌だ!外に出たくない!」という方、沢山いらっしゃるかと思います。そんな方々でも夏の雰囲気を味わえるそんなゲームがあるのです!

それがこちら!

「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」です!

「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」とは?

「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」は、Joy-Conを太鼓のバチに見立てて振るフリフリ演奏で、ゲームセンターさながらの「太鼓の達人」体験をいつでもどこでも楽しめる、和太鼓リズムゲーム。

演奏ゲームではTVやCMの定番曲に加え、「スーパーマリオオデッセイ」や「スプラトゥーン2」の楽曲が収録。さらに、みんなでワイワイ盛りあがるパーティーゲームも追加されている。

夏といえばお祭り、お祭りといえば囃子、囃子といえば太鼓。つまりこのゲームは実質夏、ということになりますね(強引)。冗談に聞こえるかもしれませんが、あながち間違いではないんですよ。ゲーム本編の雰囲気がもうすでに夏祭りなのですが、それだけではありません。

盆踊りや金魚すくい、打ち上げ花火などお祭り気分を体感できるパーティゲームが多数収録されているのです!

これは…友達とワイワイやったら楽しそう…!という期待を胸にプレイしていきたいと思います!(1人)

シリーズ初体験!

僕はこれまで、往年のDJゲームから最新の空間を切り裂くものまで、所謂「音ゲー」を数多くプレイしてきました。好きなんですよ。音ゲー(最近はリズムゲームと呼ばれることが多いですね)。

しかし、2001年から稼働しているにも関わらず「太鼓の達人」シリーズは1度もやったこがありませんでした。一体何故なのか…。単刀直入に言うと、「ちょっと気恥しかった」からです。

昨今では、スマートフォン向けのタイトルが多数リリースされ、どこでも気軽にリズムゲームをプレイ出来るようになりましたが、僕は主にゲームセンターで遊んでいます。手軽に遊べるアプリも良いのですが、「体感する」感じが好きでついつい足を運んでしまうんですよね。そんな僕が「太鼓の達人」シリーズをプレイしてこなかった最大の理由…それは「太鼓の達人はゲームセンターの1階にあることが多い」からです!

この一言で察した人はよくゲームセンターに行く人です(笑)。要するに目立つところにあることが多い、ということです。

大抵一階にはクレーンゲームやプリントシール機がありますからね。どうしても大衆の視界に入ってしまうのですよ。数人でわいわいやるならいいのですが、大体一人ですから(泣)。

前置きが長くなりましたが、そんな僕のような悩みを抱えている人を救済してくれるのが「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」なのです!家庭用なので人目を気にせず思いっきりプレイしましょう!

Nintendo Switchの特徴を活かした「フリフリ演奏」

今作の1番の注目ポイント、それがJoy-Conの「バチ持ち」による「フリフリ演奏」です。

家庭用のリズムゲームといえば、ゲームセンターのような感覚でプレイするためには、別途専用コントローラーを購入しなければなりませんでした。

しかし、今作はJoy-Conの特性をいかした「フリフリ演奏」で実際に太鼓を叩くような動きで遊ぶことが出来るのです!

まずこのようにJoy-Conを構えます。

そして真っ直ぐ振り下ろすと、太鼓の面のところを叩く「ドン」、斜めに振り下ろすと縁を叩く「カッ」の判定になります。

発売前「フリフリ演奏」が出来ると知って、このタイトルに興味を持ちました。通常のコントローラーのボタンでもプレイすることは出来るのですが、リズムゲームの魅力の一つが「体感する」ことだと思っている自分としては素晴らしい機能だなと思いました。

まず最初に「フリフリ演奏」の練習です。

お…思っていたより難しい!お使いのテレビによって、演奏するタイミングが若干異なるので、自分の環境に合わせて調整しつつ、何度か練習しました。

「太鼓の達人」シリーズ未プレイの方に簡単に遊び方を説明しますと、右から流れてくる「ドンちゃん(音符)」の通りにタイミングよく叩いていきます。

先程説明した「ドン」「カッ」、そして両手で同時に叩く「ドン大」「カッ大」、そして各種連打を打ち分けハイスコアを目指すゲームです。

練習していくうちにだんだんコツが掴めてきたのでいよいよ本番。演奏ゲームをプレイしていきたいと思います!

演奏ゲームは二人でも遊べます。個別に演奏するモードや様々なスコアを競う対戦モードなど、お好みのルールで盛り上がりましょう!

まずキャラクターを選びます。叩いた時の判定をやさしくしてくれたり、連打をサポートしてくれたりと、キャラクターごとに様々なスキルが設定されているのでお好みで選びましょう。選べるキャラクターははじめは少ないですが、後程紹介する「パーティモード」を遊ぶことで増えていきますよ。

いよいよ選曲です。はじめはどの曲を演奏しましょうか…。楽曲は様々なジャンルがあり、その数70以上。

悩んだ末、この曲に決めました。

「Be The One」特撮好きの自分には嬉しい選曲。初心者ですがあえて難易度は「むずかしい」でプレイしました。

良く知っている曲なのでリズムはとれるのですが「フリフリ演奏」のタイミングがあわずスコアが伸びませんでした…悔しいっ! でも、楽しい!

やっぱりボタンで演奏するより楽しいですね! この調子でどんどんプレイしていきましたよ。

個人的に嬉しかったのは「スプラトゥーン2メドレー」とスーパーマリオオデッセイの「Jump Up, Super Star!」が収録されていたことですね。ナワバリを争う残り1分の攻防、そしてニュードンクシティの風景が思い浮かびます。知っている曲をいつもとは違った形で楽しめるところもリズムゲームの良いところですよね!

何曲か「フリフリ演奏」してみた感想としましては…楽しい!雰囲気がとてもいい!でもコツを掴むまではタイミングが合わなくてちょっとくやしい!といった感じでした。あと、腕がものすごく疲れました…。何故か左腕だけが痛いです(笑)。

そしてこれ、立って足でもリズムを刻みながら演奏すると、良い運動になりますよ。僕は汗だくになりました。運動不足の方、ダイエットしたい方にも「フリフリ演奏」お勧めです!(科学的根拠は一切ありません)

ハイスコアを狙うには?

雰囲気を楽しむなら「フリフリ演奏」をお勧めしますが、真剣にハイスコアを目指すにはどうしたらいいか?

コントローラーのボタンで演奏する、というのも勿論ありなのですが個人的にお勧めなのが「タッチ操作」です。

これもNintendo Switchの特徴を活かした演奏方法です。携帯モード限定ですがNintendo Switchは画面を直接タッチして操作することが出来ます。

この様に太鼓のイラストのところをタッチすると「ドン」それ以外をタッチすると「カッ」の判定になります。試しにやってみると、これがやりやすい!スコアを比べても一目瞭然ですね。

左が「フリフリ演奏」、右が「タッチ操作」です。滑りにくいところに置いてやるとよりやりやすくなりますよ!

スコアを出したい、でもコントローラーでは味気ない。という方に「タッチ操作」お勧めです!

更にゲームセンターと同じように本格的に演奏したい!スコアも出したい!という方には太鼓の達人専用コントローラー「太鼓とバチ for Nintendo Switch」の購入をお勧めします。

そう、あるんですよ。専用コントローラー。NSW版「太鼓の達人」にも。残念ながら僕は体験出来ませんでしたが、ライセンス商品なので性能はお墨付き。お値段はだいたいソフト+αくらいなので、本格的にやり込みたい方にのみお勧めしますが、ゲームセンターでやり込むより、最終的には安くなりますよ!(ゲーマー的金銭感覚)

自分にあったスタイルでハイスコアを目指しましょう!

友達と、家族と、夏を満喫!「パーティゲーム」

先程少し触れました「パーティゲーム」。多彩なミニゲームが収録されていて、その数40(20種類+高難易度モード20種類)。花火やお神輿、盆踊り、金魚すくいなど夏祭りを体感できるものが多数収録されています。そしてそのすべてがリズムゲーム。

友人に手伝ってもらって2人で遊んでみたのですが、おまけモードと侮るなかれ、かなり白熱しましたよ。4人で遊んだらさらに盛り上がること間違いなしでしょう(汗だく)。

1人でもCPUと対戦出来るし、リズムゲームとしても良く出来ているので十分楽しめます。そしてプレイを重ねていくと「演奏ゲーム」で使用出来るキャラクターが増えていくので、積極的にプレイしていきたいですね!

「パーティゲーム」もフリフリ演奏、ボタンのどちらでも遊べますが、個人的にはボタン操作のほうが良かったですね。純粋にスコアを競えますし、なにより4人プレイの時Joy-Conが4セット必要になってしまいますからね(笑)。

1人でも4人でも涼しい部屋の中で、熱く盛り上がりましょう!レッツエンジョイ!サマーフェスティバル!

さて、ご紹介してきました「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」、いかがでしたでしょうか?僕自身初めてのプレイでしたが、もともとリズムゲーム好きなのでとても楽しめました。Nintendo Switchの特性をうまく活かした操作も良かったです。

最大難易度の「おに」のクリアにはまだまだ時間がかかりそうですが、地道に練習していきたいと思います!「フリフリ演奏」で感覚を養って、いつかゲームセンターデビュー!恥ずかしがらずに…。

1人でじっくり、皆でワイワイ、お気に入りの曲で夏を満喫しましょう!

岩澤俊樹さんプロフィール

アイムエンタープライズ所属
生月日:10月17日
趣味:ゲーム、音楽鑑賞、散歩
主な出演作品:【TVアニメ】ようこそ実力至上主義の教室へ(高円寺六助) 、問題児たちが異世界から来るそうですよ?(ヴェーザー)、【吹き替え】謀りの後宮(李重俊)、【ゲーム】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ダレル)、ファンタシースターオンライン2 es(ダンテ、セイメイキカミ)など。「GUILTY GEAR Xrd REV 2 -BATTLE MANIA-」でMCとしても活躍。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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