千葉・幕張メッセにて9月20日より開催の「東京ゲームショウ2018」。バンダイナムコブースで9月22日に行われた、「『ソウルキャリバーVI』魂は燃えているか!?スペシャルステージ」をレポートする。
本ステージでは、「ソウルキャリバーVI」のプロデューサー・大久保元博氏、バトルディレクター・おおさか氏、バトルプランナー・デコポン氏、声優の櫻井孝宏さん、赤﨑千夏さんが登壇。本作のゲーム概要や実機プレイが紹介された。
まずは、大久保氏よりゲーム概要が紹介。本作は「ソウルキャリバー」シリーズの正当ナンバリング作品の6作目となる、武器格闘アクションゲーム。武器を持ったキャラクターを操作し3D空間を自由に動きまわりながら剣戟アクションが楽しめる。
基本的な操作も説明。複雑なコマンドは存在しないので直感的な操作で誰でも簡単にプレイすることが可能だ。ステージでは大久保氏とおおさか氏による実演も行われた。
本作には、様々なシステムも存在。やり込みプレイヤーも奥深いバトルを楽しむことが可能だ。
様々な人気キャラクターが参戦することも既に決定されている。「ウィッチャー3 ワイルドハント」から「ゲラルト」の参戦も発表。直近では「セルバンテス」と「ラファエル」が登場することも判明している。
「ソウルキャリバー」の世界観を楽しみたいという人のために、2つのストーリーモードが搭載されている。1つは、全キャラクターの物語が交錯する「Soul Chronicle」、もう1つは、自身が作成したオリジナルキャラクターで世界を巡る「Libra of Soul」だ。
続いて、実機を用いて本作の対戦の駆け引きが解説された。本作のバトルでは、攻撃力の高い“縦斬り”をいかに相手に当てるかがカギとなる。ただし縦斬りは横移動で簡単に回避されてしまうという弱点が存在する。そこで使っていきたいのが攻撃範囲の広い“横斬り”だ。ただし横斬りは攻撃力が低いという弱点がある。
またこの駆け引きとは別に、どんな攻撃も受け流すことができる“リバーサルエッジ”が存在。敵の技をさばきつつ、鋭い反撃を繰り出すことが可能だ。リバーサルエッジのヒット時はアクション映画のような演出が入るので視覚的にも楽しめる。
画面上部にある“ソウルゲージ”が貯まると、“クリティカルエッジ”という強力な攻撃を発動することも可能だ。一般的な格闘ゲームのような難しいコマンドは必要とせず、R2ボタンを押すだけで繰り出すことができるので誰でも簡単に爽快感が味わえるのだ。
続いて、自分だけのオリジナルキャラクターを作成できる「キャラクタークリエイション」も紹介された。人間だけでなく様々な種族を選択可能。また顔や体型、筋肉量なども細かく設定できる。また、攻撃モーションなども他キャラクターのものを自由に設定可能だ。
ステージでは、ゲストの櫻井さんと赤﨑さんをイメージしたクリエイション例も公開。櫻井さんの背景には、趣味のスキューバダイビングを反映してカクレクマノミがいるというこだわりよう。
また、このキャラクターを実際に2人が使って対戦が行われる一幕も。縦斬りと横切り、リバーサルエッジというシンプルな読み合いゆえか、初心者の2人でもすぐに対戦を楽しめている様子だった。また、本作ではクリティカルエッジでラウンドに勝利すると、防具を破壊できるというシステムもあり、それを聞いた後半戦はお互いの服を破壊することが目的になり変わり、ステージを盛り上げた。
ステージでは、本作の今後の展開も発表された。まず、9月29日よりPS4/Xbox One向けのオンラインマッチングテストが開催されることに。本テストは誰でも無料で参加することが可能だ。
10月14日には本作の発売前大会が開催決定。最大192名によるワンデイトーナメントが行われる。エントリー募集は9月21日より開始しており、先着順になっているので、気になる人は早めにエントリーしておくといいだろう。