声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負」。第15回は、KONAMIより発売中のPS4/Steam用ソフト「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」をプレイします。

皆様こんにちは! 岩澤俊樹です。

もうすっかり涼しくなり、秋らしくなってきましたね。スポーツ、読書、食欲など様々な秋の楽しみ方がありますが、皆様はいかがでしょうか?

僕はゲームの秋ですね。要するにいつも通りの日々を送っています(笑)。先日行われた東京ゲームショウ、今年も行ってまいりました。いやぁ…楽しかった…。

生きていることを実感します。出展ブースや来場者数も年々増加しているようで、いちゲームファンとしては嬉しい限り。まだ行ったことないという方、是非来年は足を運んでみてはいかがでしょうか? どんなイベントなのかわからないという場合は、2017年のレポートですが、こちらを参考にしていただければと思います。

さて今回ご紹介するタイトルですが、去年のゲームショウで体験して、発売を心待ちにしていたコチラです!

「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」とは?

「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」は、2003年に発売した「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」(PlaySation2)を全編4KおよびVRに対応させたリマスター版。ANUBIS独特の美麗なビジュアル表現はそのままに、全てのテクスチャを4K解像度に対応して完全リライト。トレンドのポストエフェクトを積極的に取り入れ、完全リメイクに迫るグラフィッククオリティを実現した。

また、サウンドも次世代サラウンドフォーマット“Dolby Atmos”に準拠したリマスタリングを行い、重厚で臨場感あふれる立体音響に対応している。4K解像度のクリアなビジュアルと臨場感溢れるサウンドで堪能する未体験の浮遊感となっている。

このタイトルは非常に思い入れの強い作品でして。最初にプレイしたのはもう何年前になりますかね…? 確か某雑誌に付いていた体験版ディスクで遊んだのが「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」との出会いだったと記憶しております(昔はゲームの体験版が雑誌の付録でついてくることがよくあったんですよ)。

2003年に発売され、若かりし頃の自分が夢中でプレイしたタイトルが15年の時を経て、最新技術で蘇る。長生きはするものですね!

そして、このような形でご紹介出来る日が来ようとは、あの日の僕は予想もしていませんでした。ご協力頂いたGamer様、毎度ありがとうございます!

すでにプレイしたことがあるという方も、これを読んで当時を懐かしむとともに、改めて作品の魅力を思い出してくれたら、あわよくば共感してくれたら嬉しいです!

昔の作品と侮るなかれ。今やっても夢中になること間違いなし、現代クオリティで蘇った「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」の魅力をご紹介していきましょう!

秀逸なデザイン、そして世界観

自分が思うこのゲームの魅力、それはビジュアル、BGM、キャラクター、ストーリーなどすべて含めた「世界観」です。まずはこちらをご覧ください。

どうです? なんかこう…わくわくしませんか? そして曲、良いですよね!? ね!?

メインテーマ「Beyond the Bounds」。この曲の為にサウンドトラックを購入するくらい好きな曲です。他のBGMも良曲ぞろいで、個人的には8曲目の 「Ardjet」も好きですね。盛り上がるんですよ…ホントに! まだ通販サイト等で手に入るので、気になった方は是非聞いてみて下さい!

そして豪華声優陣演じるキャラクター達が織りなすストーリー。これが…熱いんですよ! ネタバレになるので深くは触れられないのが非常に残念。というかストーリーを語り出したらそれだけで今回の記事が終わってしまいます(笑)。王道の燃えるストーリー、是非堪能してほしいです!

そして個人的に好きなキャラクターは、独立型戦闘支援ユニット「ADA」。ランナー(パイロット)をサポートしてくれるAIです。無感情のAIながら時折見せる人間らしいリアクションが可愛らしいんですよ。ビジュアル等は一切ないのですが、この感じはやっていただけたらわかるかと思います!(力説)

「ADA」の声は通常のプレイだとDUALSHOCK4のスピーカーから聞こえて来るのですが、これがコックピット感を演出してくれます。技術の進歩を感じました。更に戦闘中、「ADA」の指示や提案に対して「ポジティブ」「ネガティブ」の2種類のリアクションをとることが出来ます。僕は好かれたくてポジティブリアクションしかしません(笑)。このリアクションによって演出が変わることもあるので色々試してみてはいかでしょうか!?

先程見て頂いたトレーラーは最新の「M∀RS」のものですが、PS2版とほぼ同じ内容になっています。しかし、グラフィックが明らかに綺麗になってますね! 15年前、もう何回見たかわからないくらい見ましたが、今改めて見て色々な思いが込み上げて来ました。

これを見ただけで「ちょっとやってみようかな?」と思った方も少なくない…はず。きっと。そんな方に畳みかけるかの如くお勧めしたいポイント、それはズバリ「機体がカッコいい」です。トレーラーを見てお気づきの方もいると思います。

主人公の「ディンゴ・イーグリット」の駆る「ジェフティ」

そして宿敵「ノウマン」の駆るジェフティの双子機「アヌビス」

どちらも洗礼されたデザイン、この機体を自在に操れるというだけでもワクワクしますね! 両機体ともフィギュアが発売されているのですが、かなりの売れ行きで今では入手困難なほど。買っておけばよかったと、とても後悔しています(泣)。この他にも多数機体が登場するのですが、どれもカッコいい…。

ゲーム本編で操作できるのは「ジェフティ」のみですが、「VERSUS」モードではすべての機体に乗ることが出来ます。個人的には「アヌビス」のデザインが一番好みですね。羽とか槍とか最高です。貴方もお気に入りの機体で世界観を堪能しましょう!

撃つ!斬る!投げる!ハイスピードロボットアクション!

「機体を操作することが楽しい」。様々あるこの作品の魅力のうち、個人的1番はこれですね。今も昔も変わりません。

「ロボットアクション」ではなく「ハイスピードロボットアクション」と銘打っているだけあって、そのスピード感は昨今のアクションゲームにも引けを取らない程。それだけではありません。「未確認浮遊快感」というキャッチフレーズ、まさにその通り。操作性、爽快感も抜群で、当時初めて遊んだ時そのクオリティに衝撃を受けたのを覚えています。

本編開始時、ディンゴは「LEV」と呼ばれる作業用の機体に乗っています。

これがまたものすごくもっさり動くんです(笑)。そこから、とあることを切っ掛けに「ジェフティ」に乗ることになるのですが、その性能差が凄ごいんです。これは、「ジェフティ」いかに高性能な機体かというのを表現していて、実にニクい演出だなぁと思いました。大好物です。こういうの。

そして突如襲ってくる無数の敵機を蹴散らしていく…。あぁ、楽しい! 簡単操作でトップランナーの気分が味わえる。これが実にクセになります。

それでは簡単に操作方法をご紹介していきましょう。

まず、「ショット攻撃」と「ブレード攻撃」。なんとこれが同じボタンなんですよ(デフォルトでは□)。ターゲットとの距離が遠ければ「ショット攻撃」近ければ「ブレード攻撃」、というように自動で使い分けてくれます。

これにより、ある程度ボタンを連打しているだけで敵をバッタバッタと倒すことが出来るのです! 続いて「ダッシュ」と「バースト」。「ダッシュ」は文字通り高速移動で、「バースト」は「強力な攻撃」と思って頂いて差支えありません。

そしてなんとこの二つは同じボタンを使用します(デフォルトはR2)。移動中に入力すると「ダッシュ」に、停滞中に入力すると「バースト」状態になります。

「バースト」状態とは、簡単に言うとパワーを溜めている状態。そこから□ボタンを押すと強力な攻撃「バーストブレード」「バーストショット」を繰り出すことが出来ます。

そして1番使用頻度が高いであろう「ホーミングレーザー」。ダッシュ中に□ボタンを押しっぱなしにすると、敵機をロックします。

見よ! このロック数! そしてボタンを離すと「ホーミングレーザー」を放ちます。

ホーミング距離には限界があるのでロックした敵機すべてを撃破することは出来ませんが。かなりの数を倒すことが出来ます。基本は「ホーミングレーザー」で牽制しつつ数を減らし、残ったしぶとい敵を「ブレード攻撃」で倒していく、というのが基本戦術になります。

しかし、中には攻撃をガードしてくる敵もいるので、そんな時に有効なのが「掴み」です。その名の通り敵機やオブジェクトを掴む事が出来ます。

そして掴んで、投げる!

敵同士をぶつけたり、オブジェクトを投げつけてガードしている敵を倒す事が出来るのです! さらに掴んだ後、ボタンを連打すると敵をブンブン振り回してから投げ飛ばします。

この間ほぼ攻撃を食らうことがないので、囲まれたときなどに役立ちます。そしてなにより派手! 爽快感抜群です!

他にも強力なサブウェポンが多数あり、状況に応じて使い分けることで、戦いを有利に進めることが出来ます。

個人的にお勧めなのが「ウィスプ」

簡単に説明しますと、「掴み」のリーチがめっちゃ伸びます(笑)。後半になるにつれて、ガードする敵が増えてくるのでかなり有効です。かなり遠くまで届くので、ドンドン引き寄せてガンガンぶん投げてやりましょう!

ご紹介してきました操作は「CLASSIC」モードですが、新しく追加された上級者向けの「PRO」モードでは、より高度で快適な操作が可能になっています。

自分の腕前に合わせて設定して、目指せトップランナー! 簡単操作で爽快アクション、是非体感してみて下さい!

ジェフティは、そこにいる。

今作の一番の目玉。やはり、VRモードでしょう。単刀直入に言いますね。良かったです(単刀直入)。

何がどう良かったんだよ!?というツッコミが聞こえて来そうなので、ご覧頂くことにしましょう。

いかがですか?ロボットのコックピットって夢じゃないですか。少年達(心が少年な大人)の。叶うんですよ。その夢が。PSVRが発表されたときから「 ANUBISがVRで出来たら絶対面白いだろうなぁ」と思っていたので、叶いました。夢が。しかしこの感動が動画だと少し伝わりづらいのが無念でなりません! 本当にこれは体験してほしいです!

攻撃するごとに視界入るジェフティの腕、見上げるとそこにはジェフティ顎。「あぁ、今自分はディンゴなんだ…。」という喜びがこみ上げてきます。ただただ感謝です。ありがとうございます。ジェフティはそこにいました。

しかし、体感したいという気持ちがあってもどうしても心配なのが「画面酔い」ですよね。僕はもともと三半規管が強靭だった(両親に感謝)おかげで、VRでほとんど酔いを感じたことがありません。「ダメだ…これでは読者様の参考にならない!」と思い、そこそこ(?)の三半規管の友人にもプレイしてもらったところ「大丈夫だった」との意見を頂いたので、どうしても苦手という方以外は問題なくプレイできるかと思います(個人の感想です)。

展開はとてもスピーディですが画面のブレは少なく、酔いづらい工夫がされているなと感じました。面白くてついつい夢中になってしまいますが、無理のない範囲でプレイしてくださいね!

機体は乗るだけでなく「MODEL VIEWER」で細部まで眺めることが出来ます。それぞれの楽しみ方で「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」の世界、そして「オービタルフレーム」を心行くまで堪能しましょう!

いかがでしたでしょうか?

15年前、口コミで広まりじわじわと売り上げを伸ばし、多くのファンを獲得した本作。面白さはお墨付きです。今作をプレイするだけでも十分楽しいのですが、もし隅々まで堪能したいのであれば、前作 「ZONE OF THE ENDERS Z.O.E」をプレイして頂きたいですね。ストーリーをより深く知ることができますし、「ADA」への思い入れがより強くなります(どうしても推したい)。

今PS2版を入手するのは難しいと思うので2012年PS3、PS Vitaで発売された「ZONE OF THE ENDERS HD EDITION」がお勧めです。僕ですか? もちろん持ってますよ? 限定版。

予約できなかったので某家電量販店に開店前から並んだのは良い思い出。前作もプレイして是非「ZONE OF THE ENDERS」の世界に浸って頂きたいです。様々な魅力を内包したこのタイトル、遊ばない手はないですよ! 貴方も「フレームランナー」体験、してみませんか!?

岩澤俊樹さんプロフィール

アイムエンタープライズ所属
生月日:10月17日
趣味:ゲーム、音楽鑑賞、散歩
主な出演作品:【TVアニメ】ようこそ実力至上主義の教室へ(高円寺六助) 、問題児たちが異世界から来るそうですよ?(ヴェーザー)、【吹き替え】謀りの後宮(李重俊)、【ゲーム】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ダレル)、ファンタシースターオンライン2 es(ダンテ、セイメイキカミ)など。「GUILTY GEAR Xrd REV 2 -BATTLE MANIA-」でMCとしても活躍。

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

KONAMI

PS4パッケージ

  • 発売日:2018年9月6日
  • 価格:4,980円(税抜)
  • 15歳以上対象
  • PS VR対応
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

KONAMI

PS4ダウンロード

  • 発売日:2018年9月6日
  • 価格:4,980円(税抜)
  • 15歳以上対象
  • PS VR対応
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

KONAMI

PCダウンロード

  • 発売日:2018年9月5日
  • 価格:4,980円(税抜)
  • 15歳以上対象
  • Steam
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS
関連ワード

(C)Konami Digital Entertainment

※画面は開発中のものです。

この記事のゲーム情報

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS

ハイスピードロボットアクション
機種
PS4PC
プラットフォーム
パッケージダウンロード
会社
KONAMICygames
ジャンル
アクション
システム
PS VR
TGS2018
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  • セガゲームス特集ページ
  • リディー&スールのアトリエ特設サイト
  • Figgy

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