映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁平成30年度メディア芸術連携促進事業連携共同事業を受託し、ゲーム分野で「JAPAN STORY BANK実証実験」を実施すると発表した。

目次
  1. 本事業の概要
  2. 採択された「JAPAN STORY BANK」プロジェクト
  3. 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO: Visual Industry Promotion Organization)について

本事業の概要

文化庁平成30年度メディア芸術連携促進事業連携共同事業は、マンガ、アニメーション・特撮、ゲームおよびメディアアート等にわたるメディア芸術分野において必要とされる連携共同事業等(新領域創出、調査研究等)を、分野・領域を横断した産・学・館(官)の連携・協力により実施することにより、恒常的なメディア芸術分野の文化資源の運用・展開を図り、新たな創造の促進と専門人材の継続的・発展的な協力関係の構築を目的とする事業です。

採択された「JAPAN STORY BANK」プロジェクト

VIPOは「ゲーム」分野でプロジェクトが採択され、「JAPAN STORY BANK実証実験」を実施します。

「JAPAN STORY BANK」とは、大学・専門学校等に所属するゲームクリエイター等が考案した優れたゲーム・アニメ等の企画・ストーリーをウェブシステムに登録できるようにし、海外のゲーム・アニメ会社等とのオンライン上でのマッチングを支援する仕組みです。

本プロジェクトを実施することで、「ゲームクリエイター等の活躍の場の拡大」「新たなゲームクリエイター等の育成」「他ジャンルへの波及効果」が期待され、日本のゲーム業界のプレゼンスを一層向上させる一つのきっかけになるのではないかと考えています。

マッチングサイト公開:2019年1月末(予定)

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO: Visual Industry Promotion Organization)について

http://www.vipo.or.jp

私たちVIPO(ヴィーポ)は、日本のコンテンツ産業を国際競争力あるものとし、さらには日本経済の活性化に寄与することを目的に、2004年に設立された組織です。関係企業・団体の協力と政府・地方公共団体による政策・施策を有機的に組み合わせ、<人材育成>と<市場開拓>を柱とした事業を展開しています。ビジネスの可能性を広げるために、業界のジャンルを越えたネットワーキングや人材育成、国内外の市場開拓・整備など、長期的視野に立った活動を行うことで、コンテンツ産業の振興を支援します。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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