一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会および日経BPは、「東京ゲームショウ2019」におけるインディペンデント(独立系)ゲーム開発者を支援する2つの企画を実施すると発表、それぞれの募集受付を開始した。

1つはインディーゲームコーナーに無料で出展できる「選考ブース」、もう1つの企画はその「選考ブース」出展社の中から特に優れたゲームアイデアを選ぶコンテスト「SENSE OF WONDER NIGHT 2019(センス・オブ・ワンダー ナイト 2019/以下、SOWN 2019)」だ。

2013年に新設したインディーゲームコーナー「選考ブース」は、審査員が選考したゲームタイトルを無料で展示する企画で、毎回、新たなインディーゲームを求める業界関係者やゲームユーザーが多数訪れている。TGS2018では世界から295件の応募があり、選考の結果、22カ国・地域の86の開発者が「選考ブース」出展社として参加している。

一方のSOWNは、“誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすゲームのアイデアをプレゼンテーションする企画で、2008年にスタート。当初は単独で実施してきた企画だったが、2017年からインディーゲームコーナー「選考ブース」出展社の中から選ばれた開発者をSOWNファイナリストとし、ゲームアイデアを発表する機会を与える企画となった。TGS2018では8組の開発者がSOWNファイナリストとしてステージに登壇した。

この2つの企画に対して、任天堂がスポンサーとして、インディペンデントゲーム開発者を支援することが決定。作品が選出された出展社はインディーゲームコーナー「選考ブース」にて無料で出展できるようになる。同じくSOWN 2019についても任天堂が協賛。また、この2つの企画は特定非営利活動法人国際ゲーム開発者協会日本(略称:IGDA日本、理事長:高橋勝輝)の協力を得て実施される。

「東京ゲームショウ」公式サイト
http://tgs.cesa.or.jp/

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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