現在クローズドβテスト参加者募集中、NetmarbleのMMORPG「TERA ORIGIN」を、テストに先がけて体験。本作をプレイしてわかった魅力を、「レイヴン」を中心に紹介する。

目次
  1. 武器に宿る精霊!レイヴンとスキルを駆使したバトル
  2. 頼りがいのあるオート機能!アクションゲーム的な緊迫感を味わえるボス戦
  3. 職業の壁を超えるか?職業の特性を伸ばすか?「レイヴン」を使った育成
  4. 変化していく様子に魅力を感じたキャラクター“クレア・エステル”
  5. ビジュアルと「レイヴン」が感じさせてくれるMMORPGの楽しさ

Netmarbleよりリリースが予定されているiOS/Android向けアプリ「TERA ORIGIN」は、PC向けMMORPG「TERA」をベースにしたスマートフォン向けMMORPGだ。現時点で公開されているプロモーション映像は非常に美しく、MMORPGファンならずとも期待が高まる。

そんな本作、7月にクローズドβテストを予定しており、現在参加者を募集中だ。そして、なんと今回、このクローズドβテストに先がけて、本作をプレイできるという機会に恵まれた。そこで、現段階のバージョンをプレイして見えてきた、本作の魅力についてご紹介したい。

武器に宿る精霊!レイヴンとスキルを駆使したバトル

本作のゲームシステムは、スマートフォンのMMORPGとしてスタンダードなものだ。NPCから依頼を受け、モンスターを討伐したり、探索を行ったりといったクエストを達成すると、ストーリーが進んでいく。バトルシステムは仮想パッドとスキルボタンを組み合わせてキャラクターを操作するアクションRPG形式。こうしたスタンダードなシステムに組み込まれている本作ならではの要素が、「レイヴン」だ。

「レイヴン」とは主人公に力を与える精霊で、通常時は人間のような姿をしており、バトルになると武器に宿って活躍する。主人公はアーチャー、ファイター、ランサー、スレイヤー、アルケミスト、プリーストといった職業ごとのスキルに加え、装備中の「レイヴン」が持つアクティブスキルとパッシブスキルを使用可能。また、装備中の「レイヴン」によって属性が決まるため、状況に応じて「レイブン」を切り替えることで、より有利に戦うことができる。

頼りがいのあるオート機能!アクションゲーム的な緊迫感を味わえるボス戦

ノンターゲッティングで、フィールドを自在に動きながらスキルを繰り出し戦うバトルは、なかなかの手応え。もちろん、序盤のフィールドモンスター相手に苦戦することはない。しかし、レベル10を超えて以降は、ボスキャラクター相手に「手強い」と緊迫感を感じるようになってくる。

もちろん、スマートフォン向けMMORPGでおなじみとなった「オート」システムは本作にも搭載されている。クエスト表示をタップすることで自動的にクエストの目的地へと向かい、自動的に敵と戦ってくれるし、クエストと関係なくオートバトルモードを使用することも可能だ。

ちなみに本作のオートは、非常に頼りがいのある機能だ。筆者がその恩恵を実感したのは、経験値稼ぎ用のダンジョンである「経験値ダンジョン」。このダンジョンは、補給馬車を守りながら戦うという趣向。このため、出現したモンスターを的確に排除しないと、補給馬車のHPが尽きてしまい、攻略に失敗してしまう。

実際に筆者は手動操作でチャレンジしたものの、攻略失敗してしまった。しかしオートを使って再チャレンジしたところ、同じレベル、同じ装備にも関わらずテキパキとモンスターを排除し、見事クリアすることができた。単に筆者のプレイがどんくさかっただけかもしれない。しかし、筆者としてはオートの機能を実感するイベントだった。

もちろん、いくら頼りがいがあるからといって、オートに頼り切ることはできない。手動操作の重要性を実感できるのが、ボス戦だ。高いHPと高い攻撃力をもったボス相手の戦いでは、ボスの攻撃を確実に回避する必要がある。

しかしオートは基本的に回避を行ってくれない。なのでボス戦では、攻撃についてはオートに任せたとしても、回避はきっちり手動で行う必要がある。攻撃の予備動作に目を光らせながらダメージを積み重ねていくという、アクションゲーム的な緊迫感が楽しい。

職業の壁を超えるか?職業の特性を伸ばすか?「レイヴン」を使った育成

プレイヤーによっては、戦闘以上に関心の高い要素が「育成」だろう。本作の育成は、自分のキャラクターを作り込んでいく楽しさを持っている上に、バトルにも重要な影響を与えるものになっている。ここでもカギになるのが「レイヴン」。「レイヴン」装備によるアクティブスキル・パッシブスキル編成によって、キャラクターの個性を大きく変化させることができるのだ。

たとえば、筆者が今回のプレイで選んだ職業はファイター。近接攻撃に特化し、ダメージを与えるだけでなく、敵を上空に打ち上げたりノックバックさせたりと、敵の自由を奪うことができる職業だ。もちろん、回復系のスキルは持っていない。なので通常は、ポーションなどの回復アイテムを大量に持ちたいところ。ただ本作、ポーションが存在しない。こうなると、回復系のスキルを持ったキャラクターとパーティーを組まなければ、冒険は難しそうだ。

ここで、「レイヴン」の出番。回復系のスキルを持った「レイヴン」を装備することで、自力で回復可能なファイターが誕生する。「レイヴン」そのものが戦闘力を持ったキャラクターなので、高い戦闘力を持った「レイヴン」を装備すればその分キャラクターを強化することができるのだが、それ以上にスキルを使ってキャラクターをカスタマイズしていくところが奥深い。本来の職業の枠を超えて自分の戦い方に合ったキャラクターを生み出すことができる。一方、本来の職業の特性を伸ばしてもいい。

もちろん、戦闘力アップを目的とした「レイヴン」編成もありだろう。本作では「レイヴン」、「装備」もそれぞれレベルを持っており、強化することができる。高いパラメーターに特化したキャラクターを作り出し、「俺TUEEEE!」することもまた、MMORPGの楽しみだ。こんな風に、自分に合ったキャラクターを自由に作り出し、その成果をバトルで実感できるというのが本作の魅力だと感じた。

ちなみに、パラメーターやスキルといった性能面だけでなく、外見的な意味でも本作のキャラクターカスタマイズは充実している。プレイ開始時には、職業を選んだ上で詳細な外見カスタマイズが可能。加えて、外見カスタマイズ用の「スキン」も用意されている。

変化していく様子に魅力を感じたキャラクター“クレア・エステル”

最後に、本作のストーリーについて触れておこう。本作の舞台は、かつて神々が戦った結果、悪神ティタスが勝利した「アルボレア大陸」。ティタスは勝利した後に巨人を生み出し、巨人達は巨人の王国「神聖帝国」を築き上げた。一方、「神聖帝国」に反旗を翻す者達もいた。ダヴァン・ヘルカン率いる「独立軍」だ。プレイヤー=主人公はこの「独立軍」の一員として、冒険を繰り広げることになる。

まだクローズドβテスト前ということもあって詳細なストーリーに触れることは避けるが、魅力を感じたキャラクターを一体だけ紹介しておく。クレア・エステルというキャラクターだ。彼女は強力な戦闘力を持っているものの、自己中心的で言葉も汚い。そんな彼女が物語の進行に伴い、徐々に変化していく様子がとても魅力的だった。プレイの際は彼女の変化を是非チェックしてほしい。

ビジュアルと「レイヴン」が感じさせてくれるMMORPGの楽しさ

美麗なグラフィックと魅力的なキャラクタービジュアルに思わず目が行く本作。しかしその魅力はビジュアルだけではない。「レイヴン」を使ったバトルや自由度の高い育成は、RPGの根源的なおもしろさを実感させてくれるものだ。クローズドβテストは現在募集中なので、興味を引かれたなら、申し込んでみてはいかがだろう。

なお、今回プレイしたバージョンには、3vs3の「カイアの戦場」や、最大50vs50の「神話の戦場」などの大規模戦闘コンテンツもあるようだ。こちらもCBTでプレイできると思うので楽しみにしておこう!

「TERA ORIGIN」CBT募集サイト
https://teraorigin.netmarble.jp

TERA ORIGIN

Netmarble

MobileアプリiOS

  • 配信日:2019年10月10日
  • 価格:基本無料

    TERA ORIGIN

    Netmarble

    MobileアプリAndroid

    • 配信日:2019年10月10日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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