ディースリー・パブリッシャーは、2019年12月5日に発売予定のPS4用ソフト「お姉チャンバラORIGIN」について、プレイアブルキャラクター「咲」の情報を公開した。
宿命を乗り越えた姉妹。血塗られた物語は後半へ。
シリーズ第1作目「THEお姉チャンバラ」に相当する物語は姉「彩」と妹「咲」との血で血を洗う死闘で幕を閉じる。本作「お姉チャンバラORIGIN」も、いよいよ後半へ。物語は原作タイトル「THEお姉チャンバラ2」のパートへと突入していく。忌血族の姉妹は争い殺し合うという宿命を、寸前で乗り越えた彩と咲は、手を取り合って父の後を追う。二人はいよいよ真の敵へと近づいていく…。
咲いよいよ登場。姉妹共闘。
二人の父である朧は、「黒幕はエヴァ」という言葉を残し姿を消した。妻の仇を討つべくエヴァ、を追う父、その父の後を追う姉妹にはいったいどんな運命が待ち受けているのだろうか?そして謎の組織「ウロボロス」とは?注目のストーリー後半からはプレイアブルキャラクターとして、いよいよもうひとりの主人公「咲」が登場する。なお後半以降は、彩と咲は同時に出撃が出来、瞬時にキャラクター変更が可能だ。対峙する敵に合わせて操作キャラクターを入れ替えたり、コンボの途中で切り替えてさらなるコンボへとつなげるなど、アクションの幅が大きく膨らむ。
もうひとりの主人公、妹「咲」
彩との激闘の末、黒幕「エヴァ」による呪縛から解かれた咲は、本来の自分を取り戻したようだ。本来の自分と言っても、忌血を特に濃く受け継ぐ人物だけあって感情の起伏は激しく、所謂やんちゃな性格の持ち主。その実、亡き母親の面影を彩に感じ、年相応に甘えん坊な姿も見せるヤンデレ(やんちゃでデレるの意。ある意味、病んでるとも言えるが…)な一面も。意外にも母親に似て手先が器用で家事が得意らしい。
戦士としての咲は、特に濃い忌血をもつためか、忌血の暴走をコントロールすることがやや苦手。姉の彩とは異なり、返り血を浴びすぎないように露出の少ない普段の衣装のまま戦っている。(ちなみに姉の彩の露出の激しい衣装は、適度に返り血を浴びて戦うことを意図した戦闘服である)すべて自己流で身に着けたという独特の戦闘スタイルは、彩の流れるような太刀筋とは大きく異なっている。まずは、背中に背負った長刀から繰り出す「大太刀モード」での攻撃だ。小柄な身体ながら、遠心力を利用したリーチのある太刀筋はダイナミックで強力。大振りのため、やや隙は大きいがひと振りの威力は大きい。さすがは第一作のラスボスであったキャラクターだけあって、その一撃は容赦がない。
プレイアブルとなった咲の攻撃スタイルはもう一つ存在する。拳を使ったスピーディな連続攻撃が特徴の「ナックルモード」だ。シリーズのファンであれば、この撲殺スタイルの攻撃こそが咲の魅力であることは十分知っていることだろう。ガンガン当てていく感触がとにかく気持ちいい。
もちろん足も出ます。咲の蹴り技!
どちらのモードにも、蹴り技は存在するのでお忘れなく。モードによって少し異なるぞ。
撲殺スタイル時には、スタン状態(気絶)にある敵に対して強烈な投げ技も繰り出すことが可能。相手をつかんでジャンピングパワーボムを見せたり、武器を持った敵に対しては、背後に回って腕を引きちぎった末、ジャーマンスープレックスを決めるなど、プロレス技にも精通している様子。自己流の戦闘スタイルというが、その実熱心なプロレスファンなのかもしれない。因みにこれらの投げ技からフォールには移行しない。なぜなら、この強烈な投げ技に敵は四散してしまうからだ。
物語の後半は咲がプレイアブルキャラクターとなるだけではない。彩も「THEお姉チャンバラ2」の衣装を纏って登場する。よりセクシーな戦闘服となって屍霊討伐を続ける彩にもご注目。
屍霊ボス:ウビー
組織「ウロボロス」の女性研究員と屍霊を掛け合わせた受精卵から、屍霊と人間のハーフとして、母体の腹部を食い破って誕生した怪物。生まれた当時は通常の新生児と同じく50cmほどの大きさであったが、わずか数日で数倍以上の大きさに巨大化していった。まるでおもちゃで遊ぶような感覚で研究員たちを襲いはじめ、次々と屍霊化させていった。そのため病棟の地下に封印され、病棟ごと閉鎖された。性別は不明。