2Kは、テイクツー・インタラクティブの販売レーベルである同社に属する全額出資のゲーム開発スタジオ「Cloud Chamber」の創設を発表した。

目次
  1. デイヴィッド・イシュマラー、2K 社長 コメント
  2. ケリー・ギルモア、Cloud Chamber スタジオ総合代表 コメント

Cloud Chamberは、2K本社があるアメリカ・サンフランシスコ ベイエリアのノヴァトとカナダ・モントリオール州ケベックの2か所にチームを設けることになっているという(後者は2Kにとって初のカナダ・オフィスでもある)。また、「バイオショック」シリーズの最新作を本スタジオがこれから数年かけて開発することも明らかになった。

デイヴィッド・イシュマラー、2K 社長 コメント

製品のラインナップを拡大させる中で、弊社は有益なIPと優秀な人材、そしてそれらが持つ集合的、長期的な潜在力へさらなる投資を行う機会を求め続けています。

「バイオショック」は一世代前のゲーム機において最も愛され、激賞され、最高の評価を得たシリーズのひとつです(全プラットフォームを対象としたMetacritic.comの平均ランキングに基づく)。その力強いストーリーと人々を魅了したFPSゲームプレイが、新スタジオ・Cloud Chamberの先導によってどのような方向に突き進んでいくのか、今後の展開が楽しみでなりません。

22年のキャリアを持ち、これまでに40以上のゲームを世に送り出してきたケリー・ギルモア(Kelley Gilmore)が、Cloud Chamberのスタジオ総合代表(Global Studio Head)となり、2K史上初めて女性として開発スタジオを率いることになります。同じく2Kの完全子会社であるFiraxis Gamesに20年近く勤務し、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」や「XCOM」といったシリーズに携わってきた彼女の豊富な経験は、製作指揮、マーケティング方針の決定、広報活動の管理など、広い範囲に及びます。なお、彼女はノヴァトを拠点として業務にあたることになります。

ケリー・ギルモア、Cloud Chamber スタジオ総合代表 コメント

私たちがCloud Chamberを設立したのは、まだ誰も知らない世界を‐ひいてはそこで展開される物語を‐創り出し、ビデオゲームという媒体の可能性を押し広げるためです。スタジオの構成とものの考え方のどちらにおいても、Cloud Chamberのチームは多様性が持つ美しさと強さを信じています。

Cloud Chamberは豊富な経験を持つゲーム製作者の集まりであり、「バイオショック」の創造と発展、不朽の名声の確立において中心的な役割を果たしたスタッフも多くいます。2Kファミリーの一員としてこの傑作シリーズを託されることを、私たちはとても名誉に思っています。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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