コーエーテクモゲームスは、東京・ベルサール秋葉原にて、「仁王2」プレミアム体験会を2020年2月24日に開催した。

Team NINJAが送る「ダーク戦国アクションRPG」として、全世界で大ヒットを飛ばした「仁王」。今回のプレミアム体験会は、その累計売上が300万本を突破したことを記念して行われたもので、2020年3月12日に発売予定のPS4用ソフト「仁王2」を一足先に試遊できるという内容になっていた。

会場内には、メインビジュアルを立体化した巨大立像や、
「仁王2」に登場するすねこすりなどの妖怪のぬいぐるみがフォトスポットとして用意されていた。
試遊と並行してステージイベントも実施されており、本作のプロデューサーを務める安田文彦氏と、
電ファミニコゲーマーの平信一編集長の対談といった企画も行われていた。
来場者が自由に書き込めるメッセージボードには、
ボードの隅々までメッセージが記載されており、ファンの熱量の高さが伺える。

今回プレイ可能となっていたのは、「仁王2」最初のステージでもある「十三桜」で、すでにこちらの記事でも掲載した、β体験版のフィードバックを反映した最新のバージョンとなる。試遊後のユーザーに話を聞いたところ、やはり常世の仕様の変更がもっとも大きく変わった部分だと感じているようで、体験版の時よりずっと遊びやすくなっているという意見が多く、好意的に受け入れられている様子だった。

ここからは、この日最後のステージとして行われていた、「スタジオNGC出張スペシャルステージ」と、本作のプロデューサー兼ディレクター・安田文彦氏へのインタビューの模様をお届けしていく。

興津さんとえどさんが「仁王2」の実機プレイに挑戦!

「仁王2」プロデューサー兼ディレクターの安田文彦氏に加え、毎週水曜日、Twitchで「仁王」のプレイ配信を行っている「スタジオNGC」の出張版として、興津和幸さん(浅井長政役)、えどさんを迎えて行われた本ステージ。

興津さんは、NGC内におけるキャラクターである「興津秀和幸」として、付けヒゲとサングラスを身に着けて登場。

まずは前作「仁王」についてのトークが行われ、番組内のプレイにおいて、興津さんは数ある死因の中でも落下死が多いことにエドさんが言及する。中でも厳島のステージでは、生放送中に共闘してくれている凄腕のプレイヤー達も、気づいたら落下死している事態が多々発生していたほどなのだとか。

安田氏によると、実は厳島は、「仁王」の開発において最初に作られたステージであり、「死にゲー」というジャンルのゲームを作る上において、「プレイヤーを殺さないといけない」という使命感が働きすぎた結果生まれたステージであることが明かされていた。

一方、お気に入りの武器について質問が及ぶと、上段構え強攻撃の強さで「斧」を愛用しているというえどさんに対し、武器ではなく外見のカッコよさから「鵺の仮面」の装備をチョイスする興津さん。ゲーム序盤に入手した鵺の仮面を、ステータス的に厳しくなっても愛用し続けるなど、その愛着はかなりのもので、酒の席で偶然一緒になった初対面の安田氏に、「鵺仮面のグッズは出ないんですか?」と開口一番に質問していたエピソードも紹介され、会場の爆笑を誘っていた。

「仁王」の最大の特徴でもある、「残身」に苦戦しているという興津さん。
「仁王2」では、ベストの残身タイミング以外でも「常世祓い」が行えるようになっていることが
安田氏の口から明かされると、大喜びする一幕も。

ステージでは、興津さんが演じる浅井長政についての新映像も公開に。興津さんは長政役に決まったことについて、「戦国時代に詳しくない自分でも知っている有名な武将。見た目もカッコいいし、コーエーテクモさんといえば信長で、その信長の妹を妻にしている以上、気合を入れて臨まないといけない」と、かなりのプレッシャーを感じていたのだとか。

また「仁王2」における浅井長政は、妖怪の力によって姿が大きく変化するが、最初の収録ではあまりに妖怪に寄せすぎた声を出してしまい、即リテイクが入ったという裏話も紹介されていた。

その後には、いよいよ興津さんが「仁王2」の実機プレイとして、長政とも縁のある「姉川の戦い」のステージに挑戦。興津さんは、「仁王2」に触れるのは今回が初めてで、普段使い慣れている装備との操作感覚の違いもあり、開始地点付近のザコ敵を相手に、いきなり挨拶変わりの落下死を披露してしまう。

かなり不安な立ち上がりとなるも、その後は新武器である薙刀鎌の下段構え攻撃をメインにザコ敵を順調に倒し、初遭遇の妖怪との戦いでは、「仁王2」の新要素でもある、敵の大技に対する特技でのカウンターをいきなり決めることにも成功。しかし、妖怪を1体倒して気が緩んだ隙に、近くにいたもう1体の妖怪の大技を食らって落命してしまう。

やはり初見プレイとなる興津さん1人ではクリアは厳しいということで、ここからは前作クリア済のえどさんと、開発陣の中でも腕利きのプレイヤーだという「凄腕くん」を加えた、3名でのマルチプレイという形で挑戦が再開。その後も敵の大技を食らい、興津さんが倒されてしまうという光景が何度か繰り広げられるも、凄腕くんによる的確な救援も加わり、先程までとは打って変わってスムーズにステージが進行していく。

なお道中には、「仁王2」で初登場となる、一本だたら、姑獲鳥、すねこすりといった妖怪たちも出現していたのだが、妖怪検定を修得するほどの妖怪好きである興津さんは、ひと目見ただけで妖怪の名前を次々と言い当てていく。「仁王2」に登場する妖怪たちは、奇を衒わないデザインを目指して作られているそうで、興津さんも納得のイメージ通りの妖怪の雰囲気が出せていることに、安田氏も安心していた様子だった。

ステージの最奥部では、浅井軍最強の武将とされる、真柄直隆が妖怪と化した姿で待ち受ける。興津さんもエドさんも、新要素である妖怪化・妖怪技をふんだんに駆使しながら戦いを挑む、直隆はかなり体力が高いタフな相手。思うようにHPを減らすことできず、強力な連続攻撃の前に興津さんやエドさんが倒されて少しずつ同行ゲージが削られていき、これ以上の救援が行えない状況にまで追い込まれてしまう。

興津さんとエドさんは、新武器・手斧の投擲攻撃や、猿鬼の妖怪技で遠距離からの援護に徹し、主な戦いを凄腕くんに任せるという戦法に切り替えるあと僅かのところまで直隆を追い込むも、興津さんが倒されてしまう。興津さんも固唾を飲んで見守る中、凄腕くんがほぼ一騎打ちの状態のまま直隆を撃破する見事な戦いぶりで、無事ステージクリアに成功していた。

最後には、2月28日~3月1日の期間限定で配信される最終体験版についての告知が行われ、今までプレイできなかったステージと新しいボスが用意されていることが明らかに。キャラクタークリエイトのデータを製品版に引き継ぐこともできるそうなので、事前にキャラクターを作っておけば、製品版を購入後、すぐゲームを開始できるようになる。とくにキャラクタークリエイトに拘りたいプレイヤーには、嬉しい体験版となりそうだ。

見事なプレイを見せて二人をサポートした凄腕くんには、ひときわ大きな拍手が送られていた。
プロデューサー兼ディレクター・安田文彦氏インタビュー

――会場の様子もご覧になられているかと思いますが、今回の体験会はいかがでしたか?

安田文彦氏(以下、安田):大変な時期の開催となってしまったのですが、完成したバージョンをプレイしていただくのは今回が初めてでしたし、プレイされるユーザーの皆さんの顔を直に見られる機会はなかなかないので、大勢の方に来ていただけて嬉しいです。

プレイを眺めていると「まだ発売前なのになんで皆こんな上手いんだろう」という疑問も出てきましたが(笑)、今の段階からゲームをやりこんでいる方々が居てくださるということも刺激に感じながら、楽しませていただいています。

――前作「仁王」は、累計300万本を超える大ヒット作となりました。今振り返ってみていかがですか?

安田:新規IPが、グローバルな市場でこれだけの支持をいただけたということは本当に嬉しいですね。現在、「仁王2」はさらに良いものになるようにという意気込みで製作している最中なので、(前作のヒットを)いい形で繋げていくことができればと思っています。

――前作は全世界でのヒットでしたが、とくにこの地域の勢いが大きかったという印象はありましたか?

安田:やっぱり分母という意味では北米の勢いは大きかったです。ただ、日本から凄く大きな反響をいただきましたし、プレイヤーの1人1人からすごく期待していただいていることも感じていたので、開発者やチームとしても励みになりましたね。

――今回のバージョンには、β体験版から得たフィードバックが反映されていますが、もっとも大きく変わった部分はどこになるのでしょうか?

安田:自分たちがやろうとしていることが、プレイヤーの皆さんに押し付けがましくなってしまっていた部分を改善しています。具体的には常闇の仕様変更が筆頭にあげられるかと思いますが、元々あった我々の意図も残しながら、プレイヤーの皆さんに無理強いをしないような形に調整できたという手応えは感じています。

――常闇については、プレイヤー側の行動が大きく制限されてしまっていたのが主な不満となっていたのでしょうか?

安田:そうですね。ボスが常闇を展開した場合などに、プレイヤー側がひたすら逃げ回るような状態になるのは、我々としても望む形ではありませんでしたから。デメリット・メリットの両方を感じられるように、従来からリスクや報酬といった部分を見直しています。

――「仁王2」の製作の上で、もっとも調整に時間が掛かったのはどの部分なのでしょうか?

安田:ゲームとしての要素の多さと、歯ごたえのある難易度の両立でしょうか。このアクションだけ繰り返せばクリアできたり、逆に攻略の糸口がまったく見えないというのは望ましくないですよね。どの武器や術、妖怪アクション選んでもしっかりと歯ごたえを感じられるし、クリアもできるという形を目指して、できる限りの調整をしたつもりです。一方で、敵に合わせた攻略法を選ぶことで、より楽に進めるようになるような作りも意識していますし、性能的なバランスは前作以上に調整に時間を掛けた部分ですね。

――β体験版からの変更点として、「一本だたら」の妖怪技に下方修正が入っていたのも、そういった意図だったのでしょうか?

安田:そうですね。あれはまさにこのアクションを使っていれば比較的楽に突破できてしまう技になっていましたし、結構序盤の方から入手できる想定だったので、調整を施させていただきました。ただ、下方修正だけではなく、常闇で使うと炎のダメージエリアが発生するようになるメリットも追加しているので、使い所を選んでいただければ、依然強力な妖怪技になっていると思います。

――もう少し具体的な話だと、下方修正が加えられたのは消費コストの部分でしょうか?

安田:はい、そうなっています。というのも、β体験版の時点ではまだすべての妖怪技が完成していない状態だったんです。今回のバージョンではすべての妖怪技が揃っているので、妖怪技全体を見た上で、消費コストのバランスをとりなおした結果としてそうなった面もありますね。

――猛・迅・幻の3つの守護霊に関しても調整が加えられていました。プレイしていて、カウンターの受付猶予が伸びたのかなとも感じたのですが。

安田:おっしゃる通り、カウンターの時間は伸びていると思います。前のバージョンでは、それぞれの守護霊ごとにカウンターの出しやすさの差があったと思いますし、使い勝手が悪かったり分かりづらかった部分は見直して、どれか1つが突出しすぎないよう、状況に応じてプレイスタイルを切り替えるメリットが生まれるよう調整しています。

――守護霊はステージや敵によって、相性の良し悪しがはっきり出る要素だとも感じました。

安田:そこは我々も意図した部分ですね。序盤はやっぱり選択肢が少ないので難しいと思うのですが、中盤以降はいろいろと守護霊も試行錯誤をしてみていただきたいですね。猛・迅・幻のどれを使うかによっても、敵との相性や難易度がかなり変わってくると思います。

――本作は非常に難易度の高いゲームですので、途中行き詰まるプレイヤーも出てくると思うのですが、そうした際はどういった部分を見直すのがいいのでしょうか?

安田:敵の動きを覚えたりも大事なのですが、それ以上に装備品やスキル、新しく追加した魂代だったりと、プレイヤーがビルドできる部分を含めた戦略の立て方でしょうか。アクション面をそれほど変えず、RPG部分の要素を見直していただくだけでも、戦いが楽になることもあるかと思います。

――DLCや発売後の展開について、現段階でお話できることはありますか?

安田:今は少しずつチームもそちらの作業に入っている段階なので、まだまだこれからという所なのですが、しっかりと発売後のプレイヤーの皆さんの反応を伺いながら、開発に着手していこうと考えています。まだ完全な決定ではないのですが、新しい武器種を1、2個は増やしたいなと。

もちろんDLCだけではなく、アップデートでの調整も行っていくつもりですし、ゲーム自体も変わっていくと思いますので、楽しみにしていただければと。

――最後に、発売を楽しみに待つファンに向けてのメッセージをお願いできればと。

安田:前作から約3年掛かりましたが、こうして続編をお届けできることが何よりも嬉しいですし、まずは発売に向けて、そして発売後も「仁王2」を盛り上げていきたいと考えています。是非とも進化した「仁王2」を遊んでいただければ嬉しいです。

――ありがとうございました。

仁王2

コーエーテクモゲームス

PS4パッケージ

  • 発売日:2020年3月12日
  • 価格:7,800円(税抜)
  • 17歳以上対象
仁王2

仁王2

コーエーテクモゲームス

PS4ダウンロード

  • 発売日:2020年3月12日
  • 価格:7,800円(税抜)
  • 17歳以上対象
仁王2

仁王2 Deluxe Edition

コーエーテクモゲームス

PS4ダウンロード

  • 発売日:2020年3月12日
  • 価格:10,800円(税抜)
  • 17歳以上対象
仁王2 Deluxe Edition

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

※画面は開発中のものです。

この記事のゲーム情報

仁王2

ダーク戦国アクションRPG
機種
PS5PS4PC
プラットフォーム
パッケージダウンロード
会社
コーエーテクモゲームス
シリーズ
仁王
ジャンル
アクションRPG
  • セガ特集ページ
  • セール情報
  • 軌跡シリーズ特設サイト
  • Figgy

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