日本一ソフトウェアは、PS4/Nintendo Switch用ソフト「夜、灯す」を2020年7月30日に発売する。価格は、パッケージ版・ダウンロード版ともに6,980円(税別)。
本タイトルは、歴史ある女子高を舞台に、怪異事件に巻き込まれた女の子五人を描いたテキストアドベンチャー。初報では、ゲームの概要やあらすじ、登場するヒロインたちについて紹介していこう。
プロローグ
大正時代。これは町の外れにひっそりと佇む、全寮制のお嬢様学校のおはなし。そこは休日の外出も禁止された、まさに“籠の鳥”。
寂しさも楽しさも、思春期の鬱屈も共に過ごす彼女たちは、やがて「疑似姉妹」なる制度を作り出した。お互いの一番大事なものを交換して、姉妹の契約をする、卒業までの特別な関係。
しかしある日、「疑似姉妹」の契約を交わした二人が心中をした。二人はお互いの絆の象徴とも言える“大事なもの”を抱きしめて絶命していたが、教師たちはその“象徴”を元の所有者へと戻して事故死とした。
死ねばずっと一緒にいられる。そんな思いで心中をしたふたりの絆は、このとき容易に踏みにじられた……。
登場人物
十六夜 鈴(いざよい すず) CV:長野佑紀
幼い頃に両親を亡くし、今は遠縁のおばあちゃんと一緒にお寺で暮らしている神楽原女学園・箏曲部のエース。そして、次期部長。誰とでも別け隔てなく接し、明るい性格。夏休み初日、みんなで怪談話をした日を境目に自分と「お姉さま」の不思議な夢を見るようになる。
皇 有華(すめらぎ ゆうか) CV:望月舞衣
箏曲部に入部してきた転校生。家元は筝曲界トップの弟子数を誇る流派で、自身の腕も一流。幼い頃に拾ったという、神楽原にまつわる日記が綴られた「手帳」を心の支えとして大切にしている。鈴の夢の中の「お姉さま」にそっくり。
青柳 真弥(あおやぎ まや) CV:河野ひより
普段はしっかり者だがたまにやらかす鈴の幼馴染。鈴のことが大好きで、何よりも大切。進学はもちろん、箏も鈴の影響ではじめたほど。お菓子作りが得意で、度が過ぎるほどの怖がり。
舞原 累(まいはら るい) CV:都丸ちよ
明るく元気、良くも悪くも短気な性格。以前は陸上部の期待の星として活躍していたが、足の怪我を理由に引退し、箏曲部に入部。自分を受け入れてくれた部長が大好き。
田鎖 麗子(たくさり れいこ) CV:大坪由佳
おっとりでマイペース。でもしっかり者で、個性豊かな皆を見守るお姉さん。実はおばあちゃんが学園の理事長というお嬢様。
菅野 多恵(かんの たえ) CV:衣川里佳
皆を見守る箏曲部の顧問。通称・多恵ちゃん先生。
武沢 麻理乃(たけざわ まりの) CV:千田葉月
「音を楽しく」をモットーに、箏曲部をまとめる現部長。楽しく演奏することを一番大切に思っており、初心者だった累にも一から教えるなど甲斐性のある先輩。
ストーリー
休み明けのコンクールに向けて、夏休みの自主練習を始める神楽原女学園筝曲部の鈴、真弥、累、麗子の四人。
夏休みに入ってまだ間もない頃、鈴は自分の夢に見ず知らずの「お姉さま」を見るようになる。特に気にもしていなかった鈴だが、ある日、「お姉さま」そっくりの娘・皇有華が転校してくる。
彼女は一冊の古びた手帳を大切にしており、そこには学校にまつわる古い日記が記されていた。
筝曲の家元の娘ということもあり、自身も休み明けのコンクールに参加するという有華。しかし、有華は鈴たちの演奏を聞くなり「音楽への侮辱だ」と足並みを揃える気も見せない。
入部早々に孤立する有華に、部長と共に頭を悩ます鈴だが、ある時部長の下駄箱に「旧校舎で話がしたい 皇」とのメモ書きが入っていた。「話し合いをするチャンス!」と意気込む部長を鈴は見送るが、しばらくして見つかったのは、旧校舎の2階から転落した、血まみれの部長だった。
神楽原女学園
大正時代から続く、歴史あるお嬢様学校。鈴たちの通う新校舎の他に、今は立入禁止となった旧校舎が存在し、生徒の間では「旧校舎には幽霊が出る」なんて怪談が囁かれている。
タイトル情報
タイトル:夜、灯す
ジャンル:ホラーアドベンチャー
対応機種:PlayStation4/Nintendo Switch
プレイ人数:1人
発売予定日:2020年7月30日(木)
価格:通常版 6,980円(税別)・ダウンロード版 6,980円(税別)
プロデューサー:菅沼元
ディレクター:山本義紀
キャラクターデザイン:カオミン
CERO:現在審査中
公式サイト:https://nippon1.jp/consumer/yorutomosu/