GFAは、DKアソシエイションと共同開発中の次世代型レーシングゲームアプリ「ドリフトレーシングゲーム」(仮)の開発経過報告として、ゲーム内のイメージムービーを公開した。
本作品は、GFAのeスポーツ事業のゲーム開発第一弾として、プロドライバーの土屋圭市氏を監修に迎え、DK社と共同開発されている。
本作品を通じて、日本全国のイベント会場で定期的なeスポーツの大会開催なども視野に入れ、海外展開を含め立体的な事業展開を想定しているとのことだ。
また、さまざまなプラットフォームでゲームソフト開発やオンラインゲーム運営などの実績を持つ、電遊社など複数社と業務委託契約を結び、「ドリフトレーシングゲーム」(仮)の開発を進めていくとしている。
なお、本作品のリリースは、2021年春が予定されている。
「ドリフトレーシングゲーム」(仮)とは
本作品は、実在する渋谷の街や、車が好きな方々に人気の高い峠などを舞台としたレースゲームです。画面をタッチする簡単な操作で、誰でも手軽に、豪快で爽快なドリフト走行を楽しむことができます。
実在する人気車種に、様々なパーツをカスタマイズ、ドレスアップしていくことが可能で、自分好みの車を築きあげて、コレクションすることも可能です。eスポーツ展開を視野に入れ、同時に接続しているプレイヤーとリアルタイム対戦を行うことも可能としてます。
100人での勝ち抜きのリーグ戦を行ったり、チームを構築して戦績を競い合ったり、シナリオをクリアしていくモードなども用意していきます。
また、GPS(位置情報)機能を活用して、特定の地域(店舗やレース会場など)に集まっているユーザー同士でトーナメントを開催することや、アイテムを入手できるイベントなども導入予定です。
ゲームの特徴
eスポーツに対応できる対戦機能を導入
従来の擬似的な対戦を主体とするレースゲームアプリに対し、本作品はインターネットを通じて、同時接続中のユーザー同士が通信対戦できるレースゲームアプリです。
簡単な操作で遊びやすさを重視
操作性をシンプルにすることで、子供から大人まで幅広い層に遊んで頂き、イベントの参加など誰でも気軽に楽しむことができる作品です。
GPS(位置情報システム)機能を活用
GPS機能を使って特定の地域(店舗やレース会場など)にいる他のユーザーとの対戦を可能です。特定の場所に足を運ぶことでアイテムを得る機能なども導入します。
※自動車の販売店やショールームに行くことで、限定の車がプレゼントされるなど、プロモーション事業との連動も想定しています。
土屋圭市氏プロフィール
長野県出身の元レーシングドライバー。
1977年の富士フレッシュマンレースでレースデビューを果たし、グループA、全日本F3選手権、全日本ツーリングカー選手権などで活躍。1994年にNSXに乗り、ル・マン24時間レースでクラス優勝を果たす。NSXでの全日本GT選手権参戦を最後に、2003年でレーシングドライバーを引退。
現在は日本最高峰自動車レースのSUPER GTでARTAエグゼクティブアドバイザーを務め、多方面で幅広く活躍をしている。なお、ドリフト走行を多用するそのドライビングスタイルから「ドリキン」(ドリフトキングの略)とも呼ばれている。愛車はAE86、ホンダオデッセイモデューロ仕様など多数。モデューロ開発アドバイザーと言う顔も持つ。