日本ファルコムは、巨大軍事国家エレボニア帝国を舞台に描かれる「英雄伝説 閃の軌跡」シリーズのアニメ化プロジェクトが決定したことを明らかにした。
原作「英雄伝説 閃の軌跡」では巨大軍事国家エレボニア帝国を舞台に、シリーズ4作を通して主人公リィン・シュバルツァーとその仲間たちの物語が描かれたが、今回のアニメシリーズでは、原作をベースにゼムリア大陸西部での物語が描かれることになるという。
台湾およびアジア各国でファルコム作品の展開を手掛けてきた大手ゲーム会社UserJoy Technology、グローバルでのアニメ配給事業を手掛けるFunimation Global Group、コンテンツファンドSYOU、アニメ作品企画会社NADAホールディングスの4社によるグローバルプロジェクトとして始動する、シリーズ初のTVアニメ化プロジェクトは2022年放送予定となっている。
「軌跡シリーズ」ポータルサイト
https://www.falcom.co.jp/kiseki/
UserJoy Technology Co., Ltd.について
1995年に設立された、ゲーム業界で20年以上の経験を持つ大手ゲーム企画開発会社。PC用ゲーム、MMORPG、ブラウザゲーム、モバイルゲーム、家庭用ゲーム、AR/VRゲーム等、多岐にわたるゲームの企画・開発、更に運営を手掛ける台湾の大手デベロッパーとして知られている。会員数は1,000万人を突破しており、中華圏で200万人超のユーザーを持つ代表作「幻想三國誌」は日本国内でもゲーム展開されている。
Funimation Global Group, LLCについて
配信事業をはじめ、ホームビデオ、劇場配給、eコマース、ライブイベントなど様々なチャンネルを介し、高品質のアニメーション作品を世界中のユーザーに届けるパイオニア企業。アニメファンを第一義としたアプローチで活気あるソーシャルコミュニティを築き、アニメの原点であるクリエイター陣と共に歩みながら、グローバルマーケットで幅広いビジネス展開を行っている。
NADAホールディングスについて
2015年10月に設立された投資及びライセンス等、コンテンツビジネスを全般に手掛ける企業。事業対象は漫画、小説、ゲームを原作とするアニメーション作品がメインで、近年は積極的に日本のアニメ製作委員会に参画している。
SYOUについて
大阪で設立されたIP投資会社。現会長の李氏は長年ハリウッドのアニメプロジェクトに携わるプロデューサーとして活躍。日本発のコンテンツをグローバルマーケットに広げるため、各分野の様々なビジネスパートナーと連携している。