コナミデジタルエンタテインメントは、東京ゲームショウ2022のKONAMIブースにて、本日9月15日に「桃太郎電鉄 教育版 Lite ~日本っておもしろい!~」の制作発表会を開催した。
本ステージでは、パックンマックンをMCに迎え、正頭英和氏(小学校教諭・Global Teacher Prize 2019 Top10)、犬山紙子氏(エッセイスト)、岡村憲明氏(コナミデジタルエンタテインメント シニアプロデューサー)を交えて、本邦初公開となった「桃太郎電鉄 教育版 Lite ~日本っておもしろい!~(以下、桃鉄 教育版)」を紹介していった。ちなみに、正頭氏は小学校教諭でありながらICTを活用した教育に取り組んでおり、「桃鉄 教育版」ではアドバイザーとして参画している。
まずは「桃鉄と教育」というテーマでトークを展開。デジタルゲームといえば、教育において否定的な見解も見受けられるが、犬山氏は、現在はゲームで教育という考え方でもいいのではないかという文化が醸成されていると語る。
実際に教鞭をとる正頭氏も、実は授業の中にはこれまでもゲームが取り入れていたものの、デジタルになると壁があったとこれまでを振り返る。ただ、今の子どもたちは生まれた時からスマートフォンがあり、ゲームを定義する境界線も曖昧になっているという。
また、岡村氏も「地理は桃鉄で知った」という人が多いと、全国を回る「桃鉄」ならではの特色に触れ、今回の取り組みについても正頭氏とやり取りしていく中で手応えを感じたそう。「桃鉄」に出てくる地理や名産は、さくまあきら氏が実際に足を運んだものへの知識や印象が反映されており、実際にそこに行ったらゲーム内の場所あるというのが大きいと話していた。
正頭氏は、ギガスクール構想で今の子どもたちはタブレットを用いて学習していることに言及し、この取り組みが教育の転換期であることは間違いないと語り、これから日本の教育が進むための第一歩として、「桃鉄」がブーストしてくれるのではないかと期待を寄せていた。
「桃鉄 教育版」はこれまでのようにゲーム媒体で展開するものではなく、PCやタブレット端末を用いたものになるという。また、発表に先立つかたちで行われた小学校でのテストの様子も紹介されていた。
気になるその内容だが、教育現場での利用を主目的にしたもので、地理情報表示機能や先生が授業をしっかり管理できるなど、独自の仕様も紹介。さらに教育現場での活用を想定していることから、貧乏神の出ない「桃鉄」となっている点も特長だ。
なお、「桃鉄 教育版」は全ての教育機関に無償で提供される。なお、PCおよびタブレットのブラウザで起動するということなので、気軽に試してみて良さそうだ。これには経済による教育格差を無くす上で大きいと、正頭氏をその取り組みに賛意を示していた。
最後に、学校教材となったことを喜ぶさくま氏からのメッセージが寄せられるとともに、現在ショウワノートと制作中である「桃鉄」鉄道路線図風の日本白地図が紹介された。基本は授業で使われるものになるそうだが、その反響に応じて展開を広げることを検討しているとのこと。
「桃鉄」として今回の教育への関わりに留まらず、さまざまな展開に取り組んでいるとのこと。ゲームの新作含めて、今後の情報に期待しよう。
ティザーサイト
https://www.konami.com/games/momotetsu/education/
KONAMI 東京ゲームショウ2022特設サイト
https://www.konami.com/games/event/tgs/
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