2023年3月17日から4月16日まで東京アニメセンターにて開催される、アークナイツ展「記憶回廊」の内覧会をレポートする。
本展は、リリース3周年を迎えたゲーム「アークナイツ」の序章から第3章までをドクター(プレイヤー)とアーミヤが共に追体験する体験型の企画展示となっている。基本的にはストーリーを順になぞっていくのだが、キービジュアルに描かれたスルト、マドロックが登場するイベントストーリーにもフォーカスしている。
その性質上、展示の内容を写真でお伝えすることはできないのだが、作中のさまざまな場面を想起させるセリフやイラスト、そしてキャラクターの特大アクリルスタンドがストーリーの流れに沿って配置されていて、純粋にストーリーの魅力に没入できる作りになっているのが特徴的。また、「暗黒時代」のストーリーで、タルラと対峙するシーンを緊迫感とともに体験できる仕掛けも用意されているので、こちらもぜひ会場でチェックしてほしい。
また、ARデジタルフィギュアビューアー「HoloModel」をダウンロードして、会場内のQRコードを読み込むことで、アーミヤ(CV:黒沢ともよ)の音声ガイドも楽しめる。企画展のために収録した音声を、描き起こしイラストとともに堪能しよう。
そのほか、本展のために描き起こされたイラストを用いたグッズも用意。会場では展示のみとなっているものの、ECサイト「XRmall」にて購入できるため、実物をチェックしてみてはいかがだろうか。
XRmall(ECサイト)
https://xrmall.jp/tokyoanimecenter/arknights
企画担当者に今回の実施経緯などについて伺ったところ、2023年1月に3周年を記念したリアルイベントが行われるなど、タイトルとしての盛り上がりを見せる中で、改めて「アークナイツ」の世界観を体験してもらうという切り口で企画されたそうで、作中のキャラクターやビジュアルをふんだんに使った展示になっている点をアピールしていた。
また、会場内ではオペレーター(※ゲーム内における戦闘に参加するキャラクターの呼称)のセリフも多数見ることができるのだが、そうした言葉の一つ一つがそのシーンにおけるドクターの感情ともリンクしている部分であり、今回の企画展でも盛り込んでいるとのこと。
「暗黒時代」内の名シーンをエフェクトと共に楽しめる大型スクリーンに関しては、ボタンを押すというインタラクティブな体験を用意することで、ゲームを実際にプレイしていた時の感情を思い出してもらえるように意識しているそうだ。
そして、今回の見所の一つでもあるアーミヤの新規収録による音声ガイドは、今回の名称にもなっている記憶回廊という場所を通じて、アーミヤと一緒に場面場面の記憶を振り返れるものになっている。アーミヤの感情のこもったセリフの数々にも注目だ。
繰り返しになるが、アークナイツ展「記憶回廊」は2023年3月17日~4月16日の期間、東京アニメセンターにて開催中。詳しくは紹介ページをチェックしてほしい。
アークナイツ展「記憶回廊」紹介ページ
https://tokyoanimecenter.jp/event/arknights/