アイディスは、4月8日に都内某所でスマートフォン向けRPG「ラストクラウディア」（以下、ラスクラ）の公開生配信イベント「ラストクラウディア公式生放送 ラスクラTV～4周年記念！公開生配信～」を開催した。今回はYouTubeでの生配信に加えて、事前に募集した100名を超えるユーザーが会場に集結しイベントが行われた。
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「ラスクラ」は、2019年4月からサービスが開始されているタイトルだ。ドットキャラが3D空間を駆け回る白熱のリアルタイムバトル、個性的なキャラクターたちが登場し、映画的な演出と共に物語を紡いでいく熱いストーリーが魅力的なRPGとなっている。今年の4月15日で4周年を迎えるが、今回のイベントはそれを記念して行われたものだ。
会場の入り口付近には、「ラスクラ」制作に関わるメンバーから寄稿された4周年記念イラストが飾られていた。こちらはイラストレーターだけではなく、開発に関わる様々なスタッフが手作りで仕上げたものとなっていた。作品自体もファミリー感のある一体感のある環境で開発が行われているようだが、今回のイベントでもその雰囲気がよく出ていた。
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会場の中にはキャラクターたちの等身大パネルや忠実に再現された衣装、4周年のキービジュアルなどが展示されていたほか、来場者向けの特典としてここでしか引くことができないリアルな「ラスクラガチャ」も用意されていた。また、ちょっとしたスペースには「ポックル」のぬいぐるみが飾られており、こちらもスマホで写真を撮るファンの様子が見られた。
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| 会場限定の「ラスクラガチャ」。全5種のアクリルスタンドが入っており、 引換券で1回引けるようになっていた。シークレットも存在したようだ。 |
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| シアター入り口付近の階段には、「ポックル」のぬいぐるみが飾られていた。 |
さらに、来場者の特典としてロゴがプリントされたエコバッグやキャラクターが描かれたクリアファイル、「ポックル」が大きく描かれたわかめ ごま・しょうゆ味のカップラーメンもプレゼントされていた。
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| こちらが来場者に配られたアイテム。 マスコットキャラになりつつある「ポックル」のカップラーメンが非常に印象的。 |
4周年を記念した新ストーリー＆新キャラクターが登場！
イベントの開場は13時からだったが、その前には入り口付近に長い行列が作られていたものの、開場後は比較的スムーズに入場が始まっていったという印象だ。定刻の14時に会場内にムービーが流されたあと、今回の出演者陣が登壇。待ちに待ったイベントが幕開けとなった。
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| 写真左から、MCを務めるファミ通Appスターズのターザン馬場園氏と宮坊氏、 そしてPR担当のあーや氏、プロデューサーのたけそん氏、ディレクターのももん氏だ。 |
今回は4周年という節目ということもあり、4月13日より6週間ほどゲーム内でイベントが行われる。そのため非常に多くの情報が公開された。というわけで、まずは「4周年！ 最新情報」のコーナーからスタートした。
最初に発表されたのが、4月13日に追加される新ストーリーだ。こちらでは灰魂の町リグオラで、激闘を繰り広げている主人公カイルの元についに第2部で異彩を放っていた凶雄サウザーが来襲するといった展開があることが発表された。会場入り口付近にも大きなイラストが掲載されていたが、そちらがこの4周年のために描き下ろされた今後のストーリーを連想させるキービジュアルであるとのこと。
ちなみに本作の1部が完結したのは2周年のタイミングだったが、すでにそこから2年の歳月が流れている。そのため、第2部もいよいよ大詰めの時期に入ってきた。今回の新ストーリーでは、3周年で死闘を繰り広げたキャラクターもストーリーに関わってくるそうなので、そちらも楽しみにしよう。
4周年を記念して登場するキャラクターが、主人公・カイルの実の父親であるメギウスだ。声を演じるのは前野智昭さんである。特徴は、光属性ユニットの能力を引き上げる一刀のアタッカーとなっている。攻守共に優秀な性能を持つほか、光属性を持つユニットとパーティを組むことでメンバーを大幅に強化することができる。
個性は「異界の英傑」と「カイネの加護」だ。「異界の英傑」は、味方の光ユニットの性能を大幅に引き上げることができる個性である。そのため、パーティ内に光属性ユニットが多いほど、メンバーを強化できるといった感じになっている。「カイネの加護」は、自分の周囲に攻撃性能アップバフを付与できるというものだ。
このメギウスは、敵の攻撃を封じるのが得意なユニットになっている。特技や超必殺技に、強力なデバフを付与できる効果を持っている。こうした能力を持っているため、今回のメギウスは光属性のリーダー的な存在になりそうである。光属性は既に強力なユニットも多く出ており、更にメギウスを軸にどんなメンバーを入れていけば良いか考えるのも楽しそうだ。
メギウスと同時に追加されるURアークは三皇である。特徴としては、武器をひとつだけ装備するユニットの光属性攻撃のダメージ上限をアップする効果を持っている。またボスWave時に、敵全体をデバフする効果も持っているため、耐久面でも活躍してくれそうだ。
4周年を記念とするガチャイベントは、4月13日のメンテナンス後から開催される。この「メギウス」と「三皇」が登場するガチャは、英雄降臨祭、ステップアップ英雄降臨祭、4th Anniversary 限定ステップアップガチャがあり、他、ログインボーナスで配布されるチケットにより、前回の3.5周年で大変人気だった「アデル」までがピックアップされる4th Anniversary 英雄ピックアップ ストックチケットガチャなどがある。
中でも注目なのが、最後に紹介した4th Anniversary 限定ステップアップガチャだ。こちらは有償ガチャだが、すべてのステップでSSR以上が9枠確定で、最後の1枠は英雄降臨祭の限定ユニットが必ず出現するというものになっている。この機会に今アリーナやギルドバトルなどで覇権を握っているユニットをゲットして存分に強化できるチャンスだ。
最大250連ガチャ無料など豪華記念キャンペーンも実施！
続いて豪華キャンペーンの紹介が行われた。まずは、最大250連、1日1回10連ガチャ無料だ。こちらは毎日引くことができる10連ガチャとなっており、最大で250連引くことができるというものである。周年や年末年始のタイミングなどでも行われているが、引き忘れないように吹き出しが表示されるようにUI周りも改善されているとのこと。
また、ゲーム内にログインするだけで真証装備と交換できる「★4thAnniv装備引換券」も、イベント開催期間中2枚もらうことができる。さらに、4周年特別ギフトとして、ユニット引換券ももらうことができる。真証装備と合わせてユニットもゲットできるチャンスとなっているので、見逃さないようにしよう。
限界突破★6と潜在覚醒が8まで解放！
続いて、4周年の大型アップデートの内容が発表された。最初に紹介されたのが、限界突破★6と潜在覚醒が8まで解放され、ユニット最大レベルも120に引き上げられるというものだ。この発表のときは会場も大いに盛り上がりを見せた。
こちらは4月13日のメンテナンス後より、一部ユニット上限が解放されるほかアビリティボードも拡張され、新たなピースが追加されるというものだ。また、これに合わせて新たな育成アイテムもゲーム内に追加される。今回限界突破★6が解放される対象となるユニットは、メギウスのほか剣士カイル、英雄王ローランド、ベイランド、魔導剣機リルベット、怪盗ロビンの計6体だ。それ以外のユニットに関しては、順次追加されていく予定である。
また、アークLVの上限もLV10から15に解放される。追加の習得スキルはないものの、ステータスでアーク特性が強化される（※コラボ、SR以下のアークを除く）。ちなみにアークLV11以上に強化しても、消費ソウルLV10までの時点と変わらない。
9月までのロードマップも発表！
続いて、プロデューサーのたけそん氏より、これからの「ラスクラ」について発表が行われた。公開されたのは、4月から9月あたりまでに予定されている今後のロードマップだ。まずは4月だが、限界突破★6キャラは、全部で10体が解放される予定である。それ以降も、毎月10体ずつが解放されていくようだ。
5月は新形式のイベントが開催される予定だ。現時点で詳細は明らかにされなかったが、ユーザーで協力するタイプのイベントとなるようである。6月にはアリーナの改修が行われる。また、目新しいところとして、プレミアムミッションも開始される。こちらは既存のデイリーミッションの延長として、報酬がもらえる仕組みが展開されていく。これにより、さらに楽しみが増えるといった感じだ。
7月から9月にかけて、ギルドバトルが正式リリースされる。現在好評のβ版へ寄せられた意見から、改修してより快適なものに仕上げていく予定だ。また、タイムアタックに変わる新しいランキングイベントも追加される予定である。
さらに、国内版のSteam配信が4月20日に決定した。PC用としてはDMM GAMES版がすでにあるが、Steamで配信されることによって、より多くのユーザーが楽しめるものとなりそうだ。
Q&Aコーナーにはスペシャルゲストとしてリアルなバルセロさんが登場！
ここまではしょり気味ではあったが、それでもかなりのボリュームの情報量となっている。後半はその情報の渦から一転し、少し気を抜いて楽しめるコーナーが用意されていた。まずは「Q&Aコーナー」だ。イベント冒頭に、スペシャルなゲストが登場するということにも触れられていたのだが……ここで登場したのは、なんと遠路はるばるグランダールからやってきたバルセロである。
リアルな姿で会場に現れたバルセロさん。まずはユーザーに向けて、「今日はあーやに頼まれて、特別にやってきた次第だ」と、いつもの台詞回しで語り、開場の雰囲気も和やかな感じになっていった。こちらのコーナーでは、ユーザーから寄せられた質問に対して出演者たちがこたえるといったスタイルで進められていった。
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| 「Q&Aコーナー」のゲストとして登壇したバルセロさん。 |
この「Q&Aコーナー」が面白かったポイントは、質問に対する答えというよりも、質問を読み上げるときのバルセロさんの様子だ。たとえば「ガチャの演出は変更されますか？」といった質問では、「ガチャのことは詳しく知らないが、ドキドキするのは楽しいよな。ちなみに私は、遺跡調査をするときにドキドキするぞ！ ま、それはおいといて」といった感じで、まさにゲームの世界からバルセロが飛び出してきたような体験だった。
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| 騎士らしく堂々とガッツポーズを決めてリアクションするバルセロさん。 |
「★4thAnnivガチャチケ」最大15枚獲得を掛けたユーザー参加型ゲームコーナーも実施
続いてユーザー参加型の「ラスクラチャレンジ特別編」のコーナーが行われた。こちらは、会場にいるユーザーから参加者3名を募り、それぞれ出演者たちと勝負をするといったものだ。チャレンジに成功すると、全ユーザーに「★4thAnnivガチャチケ」が5枚、3本すべてユーザー側が勝利すると最大15枚がプレゼントされるといった内容となっていた。
挑戦の対象となるゲームは「爆裂ロックレッカー」と「ゴブルボンバー」、そして「ポックルセイム」である。参加者は挙手した人から選ばれたのだが、なんと選ばれたユーザーの3名中ふたりは前回の3.5周年記念イベントでも挑戦したことがあるという人選になった。中でも「ポックルセイム」に挑戦することが決まった女性は、周りからも指をさされて指名されるという後押しもあり、挑戦が決定したというひと幕も。
一本目の勝負から実力が拮抗し、なかなか決着が付かずかなりの熱戦となったが、その分会場もかなり盛り上がっていた。結果的には3本ともユーザー側の勝利となり、「★4thAnnivガチャチケ」15枚が全ユーザーにプレゼントされることが決定した。
エンディングでは本物スペシャルゲストで声優の野田てつろうさんが登場
ひと通り予定されていたコーナーも終わり、最後にエンディングで紹介されたのが「ハピチャンクジ」だ。こちらは1枚から購入できるハズレなしのオンラインくじとなっており、「ラスクラ」グッズが必ず当たる。時期は今年の夏頃を予定しているとのこと。
ちなみに、どんなグッズがラインナップされているかなどは現時点で明らかにされていない。Q&Aコーナーでもグッズを求める声が寄せられていたが、詳細については今後の続報を楽しみに待とう。
また、「Original Soundtrack Vol. 3」の発売も決定した。こちらは、人気歌曲「All the Way」を含む、全17曲が収録されている。デジタル配信のみで購入でき、4月15日よりiTunesをはじめとする各種配信サービスで順次配信が行われる予定である。
イベントの締めということで、ふたたびバルセロさんが舞台に登場……というところで、「ちょっと待ってくださーい。キミがバルセロ？」といいながら登壇したのが、今回のイベントでもバルセロの声を演じていた声優の野田てつろうさんだ。
野田さんは、「4周年という記念すべきイベントで、皆様とお会いできたことを、とても光栄に思っています。これだけ愛される作品に関わることができて、バルセロともこうやって会えたので、今日は素敵な夢を見られると思います」と感想を語っていた。
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| バルセロとのツーショットも実現した、声優の野田てつろうさん。 |
ここまで2時間ほどの長丁場であったが、これにて今回の4周年記念イベントは終了となった。大型アップデートなども盛りだくさんとなっているので、今後の展開にも注目していきたいところだ。
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