マーベラスは、エンターテイメント業界のインフラを提供するバルスに出資したことを発表した。
バルスは、2017年に設立され、チケット・配信・物販などエンターテイメントに関わる様々なビジネスを実現する統合型プラットフォーム「SPWN Portal事業」と、多数のアーティストのXRライブ・イベントの企画から制作までを一気通貫で支援する「XRライブ事業」を通してインフラとして必要な機能(企画・制作・運営支援・収益化)を網羅的に提供している。
これまでには世界初となる5GによるリアルタイムARライブの開催や、今年7月に開催されるボリュメトリックビデオ技術(※1)を活用したリアルとバーチャルアーティストのコラボライブの企画・制作を手掛けるなど、先駆的な取組みを行う企業だ。
幅広い領域でエンターテイメント事業を展開するマーベラスと、XR Tech(※2)をベースに独創的な事業を展開するバルスは、今後、エンターテイメント業界においてマーベラスが保有するIPの育成、発展を視野に入れ、斬新なコンテンツ及びサービスの創出を目指していくとのこと。
なおマーベラスは、KLabの音楽原作プロジェクト「アオペラ -aoppella!?-」のIPを取得したことも明かしている。
※1 ボリュメトリックビデオ技術:撮影画像から3D空間データを再構成することで空間内の自由な位置、角度から映像コンテンツを生成できる技術です。
※2 XR(エックスアール/クロスリアリティ)Tech:AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)、SR(代替現実)など、現実と仮想の世界を融合して新たな体験を創り出す先端技術の総称です。
バルス株式会社概要
会社名:バルス株式会社
代表取締役:林範和
設立:2017年10月
事業内容:ライブプラットフォーム「SPWN」の運営、XRコンテンツの企画・制作及び運営