「プロセカ」のリアルイベント「クリエイターズフェスタ2023」をレポート！クリエイターによる展示や販売に加え、出演声優との対談ステージも

0 2023年6月5日 13:33

担当：TOKEN

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セガとColorful Paletteは、2023年6月3日・4日に秋葉原UDXにて、「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク」の2.5周年を記念したリアルイベント「プロジェクトセカイクリエイターズフェスタ2023」を実施した。

プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク

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本イベントでは、描き下ろしのイラストやユーザーからの公募イラスト、MVのカット解説などの展示や、「プロセカ」に楽曲が収録されているクリエイターによる、CDなど音楽グッズの販売マーケット「プロセカクリエイターズマーケット supported by KARENT」が開催された。

また、クリエイターと「プロジェクトセカイ」出演声優との対談ステージ企画も実施。その中から今回は、Chinozoさん、秋奈さん（小豆沢こはね役）、清水藍さんが出演したステージの模様をレポートする。

このステージでゲストとして登壇したChinozoさんは、ギターヒーローになることを夢見ていた頃、勉強のためにと聞いていた曲の中にあった1つの作品がきっかけでボカロPの道に入ったとのこと。代表曲は、「Flyer!」「グッバイ宣言」「チーズ」となっている。

紹介の通り、ゆくゆくは音楽の道に進むことを目指し、ギターの上達に取り組んでいた中で、ある時出会ったボカロのアルバムを購入したところ、感銘を受けてボカロ曲の制作を行っていったそう。特にみきとPさん、はるまきごはんさんの曲を熱心に聴いていたのだとか。

ボカロが昔から好きだという秋奈さんとのやり取りを挟みつつ、書き下ろし楽曲「Flyer!」に関するトークに。曲名の由来について、伝説のイベント「RAD WEEKEND」を超えるイベントを作るという、Vivid BAD SQUAD（以下、ビビバス）が掲げる夢を曲にするという意味で、“超える”という部分をどう表現するかを考えた時に、こはねならではの優しい表現として“飛ぶ”をチョイスしたそう。これはこはね自身が飛ぶというだけでなく、こはねが飛ぶことでみんなも飛ぶことができるというイメージもあってのものだったという。

「あの日夢見た夢が最高の上昇気流」という歌詞については、ビビバスのみんなでライブハウスのステージを見たときに、こはねがステージに立ちたいと言った場面にインスパイアを受けたそう。また、リスナーなどのいわゆる受け手が巻き込む側に回ることも上昇気流と表現しているということで、観客を巻き込んでの言葉になっていることもアピールした。

実際に楽曲をレコーディングした秋奈さんは、ビビバスみんなで歌うのにぴったりな曲だと表現。収録にあたってはいっぱい練習して挑んだと振り返った。レコーディング当日はChinozoさんも来てくれたということだが、秋奈さんの歌にChinozoさんもべた褒めだったよう。

楽曲のMVに登場するスニーカーを実際のアイテムとして欲しいという希望なども語られつつ、秋奈さんが日々の収録の中で、こはねの成長していくような歌声を表現できるように取り組んでいると紹介していた。

クリエイターズフェスタということで、ボカロPや声優・アーティストになりたいと感じている人に向けてのアドバイスを求められると、Chinozoさんは、自分の気持ちに正直になって踏み出すことが大事だと話す。ちなみに、オリジナル楽曲のテーマは日常の中で言葉にしにくいものを取り入れているようで、音楽にすることで伝えやすくなるそうだ。

一方、秋奈さんは自分が持っている個性を大事にしてほしいと話す。秋奈さんは当初誰かの真似をするかたちで、太く声量のある声で歌うのがカッコいいと感じたものの、自身の声質と似たキャラクターを演じた際に、そういう声を歌っていたものを評価してもらったそう。その体験を経て、主観的に歌っていたものが正しいものではなく、自身の個性を活かしてやっていたほうがより良いものを作れると感じて取り組んでいるそうだ。