「マクロスF ポップアップステージ」公開ゲネプロをレポート――シェリルとランカ、2人の歌姫がそこにはいた！

「CG STAR LIVE Short Show」は、“ここは「会いたい」が叶う場所”をコンセプトにした「CG STAR LIVE」のサブブランド。“大好きなあの人に会いたい”をカジュアルに叶えられる場所として、2021年より展開がスタートしている。公演時間がショートになり、新たなチケット価格帯が実現され、誰でも何度でも通いやすいのがポイントだ。

今回の「マクロスF ポップアップステージ」は、“銀河の歌姫”シェリル・ノームと“超時空シンデレラ”ランカ・リーが、等身大の3DCGで登場。ライブはもちろん、MCトークも繰り広げるステージとなっていた。

会場では、入場時に“ストーン”が1個配られ、その公演で聴きたい楽曲テーマに投票できる。テーマは3種類用意されており、Aが“今日はみんなでワイワイ盛り上がりたい！　私たちの歌を聴け―！”、Bが“歌の世界に浸りたい！　考えずただ、ひたすらに感じて！”、Cが“どちらも選べないから両方聴かせてくれ！　お前たちが俺の翼だ！”となっている。

3つのテーマの内、最も投票数の多かったテーマの楽曲が、公演で披露される楽曲の一部に組み込まれる。自分の好きな曲や聴きたい曲が、どのテーマなら聴けそうかを事前に考えておこう。

なお、“どのテーマが一番多くの票を獲得したか”という投票結果は、公演終了後に会場出入口に表示される。公開ゲネプロでも、楽曲テーマ投票は実施されており、筆者の参加した会ではCのテーマが選ばれていた。

ライブでは、「マクロスF」といえばといった楽曲から、シェリルとランカ、それぞれの代表曲など、ファンにはおなじみの楽曲が披露される。ライブ中はペンライトなどを使用することはもちろん、声を出しての応援や、呼びかけへのレスポンスなどがOKとなっている。周りの人への迷惑にならないよう心掛けつつ、シェリルとランカに会えた機会に、心残りがないよう応援しよう。

筆者は「マクロス」シリーズの中でも、「マクロスF」が初めて観た作品なので、特に思い入れの深いものとなっている。そのため、今回の「マクロスF ポップアップステージ」の公開ゲネプロを非常に楽しみにしていた。

数々の名曲を聴けることはもちろん、中でも注目したのが3DCGで現れたシェリルとランカの姿とその動きだ。ライブ中の衣装は、「マクロスF」のキャラクターデザインを担当した江端里沙氏による描きおろしキービジュアルに描かれているもの。こちらは「劇場短編マクロスF～時の迷宮～」の衣装となっている。その衣装を身にまとった2人を今、等身大の姿で見られるまたとない機会に、彼女たちから目を離せなかった。

「CG STAR LIVE」での鑑賞は初めてだったが、全編通してみた結果、今でも“あの日、自分はシェリルとランカに会えた”という感無量の気持ちとともに、ロス状態も味わっている。2人の動きの躍動感やそれぞれの魅力を発揮するダンス、近距離で目線が合うようなパフォーマンス、ファンサービスは、現地でしか味わえないものであり、ぜひ多くの人に体感してほしい。

「マクロスF ポップアップステージ」は3つの会期に分かれて開催される。第一期が6月24日～7月17日、第二期が7月22日～8月11日、第三期が8月12日～8月27日となる。チケットは全会期共通で通常チケットが販売される他、会期ごとにオリジナルグッズが付いたチケットも用意されている。

グッズにはクリアポスター、缶バッチ、マフラータオルがラインナップ。公開ゲネプロの際に、グッズの現物が展示されていたのでチェックしてきたが、全会期通いたいと思うほどクオリティの高いものだった。すでに第一期のチケットは販売されているが、グッズ付きチケットも一部“残席あり”となっているので、ぜひチェックしてほしい。

また券種に関わらず、公演参加者にはチケット風シート（全3種）がランダムで配布されるので、こちらもお見逃しなく。

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