「VALORANT Masters Tokyo」Grand Finalの模様をお届け――「VALORANT」史上初の国際大会2連覇を成し遂げたのはFnatic!

eスポーツ
0コメント フリーダム山中

ライアットゲームズは、PC向けにサービス中のタクティカルFPS「VALORANT」において、2023年6月25日に「VALORANT Masters Tokyo」Grand Finalを開催した。

「VALORANT Masters Tokyo」とは、2023年6月11日より開催されている「VALORANT」の国際大会で、ヨーロッパ地域のEMEA、アメリカやブラジル地域のAmericas、アジア地域のPacificから上位の成績を収めたチームが日本に集まり、世界一位の座をかけて戦っていく。本記事では、最終日Grand Finalの模様をお届けする。

いざ会場に入ると、そこには配信でしか見られなかった光景が広がっていた。紫色の照明に照らされたステージがあり、どこからでも試合が楽しめるようになっていた。

「ぶいすぽっ!」ブースや新モード「チームデスマッチ」の先行体験コーナーなどが会場に!

ステージ以外にも、さまざまな展示が用意されていた。本大会の公式応援アンバサダーである「ぶいすぽっ!」のブースがあり、ジェット、レイズとともに、八雲べにさん、白波らむねさん、花芽なずなさん、夢野あかりさんのパネルが展示されていた。

また、このブースでは特別な応援ボードをもらうことができ、「ぶいすぽっ!」メンバーに彩られたブースでチームを応援するメッセージや選手のイラストなど、ファンの方たちが思い思いに描いていた。

さらに、多くの方で賑わっていたのが新モード「チームデスマッチ」を先行体験できるコーナー。このコーナーは、選手たちが立つステージをイメージして作られており、プチVCTを楽しむことができた。

ほかにも、物販コーナーやINZONEの体験コーナーなどさまざまな展示が用意されており、どのコーナーも多くのファンが楽しんでいた。

コスプレを楽しんだり、お手製のグッズで応援したりとファン一人一人が色んな方法で楽しんでいた!中には「VALORANT」にゆかりあるあの方の姿も!

キャラクターのコスプレをしている方が非常に多く、スカイやブリーチ、ヨルなどがいたり、ゲーム内のスキン「スノーフォール ワンド」をイメージした小道具を持っている方もいた。

ほかにも、チームのユニフォームを着て応援する方やうちわをデコレーションしたグッズを持って応援する方など色んなファンが試合を楽しんでいた。

さらに、会場を散策していると「VALORANT Challengers Japan」で実況を務めていた蒼汁さんの姿が。多くのファンと写真を撮ったり、コミュニケーションを取っていた。

EDward Gaming所属のZmjjKK選手のオペレーターポーズでキメてくれた蒼汁さん。

新モード「チームデスマッチ」を披露するショーマッチからスタート!

試合の前に、新モード「チームデスマッチ」を披露するショーマッチが行われた。Team JapanとしてClutch_Fiさん、SurugaMonkeyさん、SPYGEAさん、MOTHER3さん、DRX Doriさん、Team Internationalとして、V1 meLさん、Razzie Binxさん、Blackさん、EDG Lizhiさん、Hellianさんが登場した。

初めてのお披露目の場ということもあり、実況の岸大河さんや解説のyukishiroさんを含め、会場全体が楽しみながら観戦していた。試合は3つの新マップで行われ、結果は1-2とTeam Japanが惜しくも敗れてしまったものの、両チームに大きな拍手と声援が送られた。

ショーマッチが終わるとサプライズとして新エージェント「デッドロック」の紹介映像が放映。先日メディア向けに公開された映像に加え、開発スタッフが海外のキャスターたちと「デッドロック」について話している映像が流れた。

いよいよ「VALORANT Masters Tokyo」を締めくくる最後の試合が始まる……!

これまでの試合とは異なり、選手が一人ずつ入場する形に。OooDaさんが選手の名前を読み上げると会場からひと際大きな声援が送られた。

ステージの中央には「VALORANT Masters Tokyo」のトロフィーがあり、そのトロフィーを囲むようにして両選手が並ぶ。コーチのフィスト・バンプが行われ、運命の試合がスタートする。

第1マップはロータス。前回の戦いでは、13-3とFnaticが大きな差をつけて勝利したマップだ。Evil Geniuses(以下、EG)はミスを修正し、リベンジなるか注目が集まる。EGが一時4-1とリードされるも、ラウンド間でミスを修正、ラウンドを重ねていき6-6と互角の折り返し。しかし、Fnaticお得意の守りに苦戦を強いられ、攻めでラウンドを取得できず、13-8とFnaticが勝利する。

第2マップはスプリット。前回は、11-13とEGが惜しくも敗れてしまったマップ。前半で4-8とFnaticに差をつけられる展開に。しかし、後半の守りからテンポを掴み、9-8と連取していく。そこからは一進一退の攻防が続くも、Fnaticが勝利し、優勝に王手をかける。

運命の第3マップはバインド。ここでEGが大会であまり使われないレイナとチェンバーを採用した構成で挑む。EGの独特な攻めに苦戦し、8-4とEGが有利で折り返す。EGの勢いは止まらず、12-7とマッチポイントを掴む。このままEGが取るかと思いきやFnaticが怒涛の反撃。3本オペレーターを出すなど多彩な戦術を見せ、12-14とオーバータイムでの逆転勝利。3-0とストレートで勝利した。

試合後、EGの選手たちがステージの前に集まり、会場からはEGコールが。歓声を浴びながらEGの選手たちは会場を後にした。

ステージの近くには多くの観客が集まり、大歓声を上げ、その歓声の中Fnaticのメンバーが優勝トロフィーを掲げる。Boaster選手やChronicle選手たちも笑顔でトロフィーを掲げ、喜びを露わにした。「VALORANT」史上初の国際大会2連覇を果たしたのはFnaticとなった。

優勝チームインタビュー

その後、ステージではOooDaさんやエグゼクティブプロデューサーのアンナさんが登場し、優勝者インタビューが行われた。

OooDaさん:バインドでは逆転勝ち、「VALORANT Masters Tokyo」ではチャンピオンです。今の気持ちを聞かせてください。

Chronicle選手:追い上げる展開になり、「VCT LOCK//IN」LOUDとのアイスボックスを思い出しました。しかし、集中力を高めて自分たちのプレイをすることだけを考え、最終的にはその集中力をしっかり保って勝つことができました。

OooDaさん:EMEAとAmericasの戦いになりました。Americasの強さ、EMEAの強さというのはどう感じましたか?

Leo選手:実はもっと厳しい戦いを期待していたので、勝ち切れたということが嬉しいです。そして、EMEAの強さというのが正にこれだと思います。優勝できてうれしいです。

OooDaさん:以前、Fnaticの弱点はコミュニケーションの部分だとおっしゃっていました。今日はいかがでしたか?

Alfajer選手:やはりコミュニケーションは課題なのですが、そこは上手くいったと思います。あとは、落ち着いて冷静なプレイをすることが課題だと思います。

OooDaさん:Fnaticは少人数戦での味方を釣るような動きが非常に巧みで上手いなという印象がありました。そういう時は、IGLのBoaster選手の指示ですか? それとも残ったメンバーで考えているのですか?

Derke選手:IGLのBoaster選手と残った選手ひとりひとりの意見が両方活かされていると思います。クラッチの場面では、個人の意見や自分たちがどうやって動くかが大切になってくるので、自分たちの意見も取り入れて動いています。

OooDaさん:Fnaticのメンバー全員が笑顔を見せるような場面が多かったです。本日のパフォーマンスはどうでしたか?

Boaster選手:(慣れない日本語で)こんにちは、ジャパン。こんにちは、みなさん。勝って皆さんの応援を聞けて嬉しいです。応援ありがとうございます。みんな大好き!次はもっと日本のチームと戦いたいです。(会場からは大きな歓声が)

(質問に回答するかたちで)自分たちがポジティブで前向きなプレイができているときや気分的にも上がっているときこそ勝てると思っています。なので、バインドの前半は苦しく、ハッピーではなかったのですが、まずは自分たちの気持ちを上げていくことが大事だと思っています。

OooDaさん:選手を見守る立場としてドキドキしていたと思います。今の気持ちはいかがですか?

miniコーチ:特にバインドの前半は緊張感高まる瞬間があったので、自分自身もすごく張りつめていました。しかし、それ以外はリラックスして指示を出すことができました。最後に、地元に戻って自分たちに遠隔で指示してくれたコーチにもお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

OooDaさん:最後に世界に向けて応援してくれたみなさんにメッセージをいただいても良いですか?

Boaster選手:みんな大好き!

筆者にとっても人生で一度と経験できるか分からないほど貴重な体験なので、「VALORANT」の大会史上、一番思い出に残る大会となった。またいつか日本で大会が開かれる日を願って「VALORANT」を遊んでいきたいと思う。

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