アトラスは、「東京ゲームショウ 2023」(以下、TGS2023)の開催に先駆け、9月20日に東京・有楽町のヒューリックホール東京で「ATLUS TGS2023 MEDIA BRIEFING」を開催した。
イベントには、MCとしてフリーアナウンサー・俳優の宇垣美里さん、ゲストとしてフリーライター・マフィア梶田さんが登壇。各作品のプロデューサーと共に「ペルソナ5 タクティカ」「ペルソナ3 リロード」などの最新情報を発表した。
初解禁となる「ペルソナ5 タクティカ」のOPムービー公開からスタートしたイベント。宇垣さんとマフィア梶田さんに続けて、新妻良太氏(「ペルソナ3 リロード」プロデューサー)が登場し、「ペルソナ3 リロード」の新たなPVが公開。敵対組織「ストレガ」にスポットを当てた内容となっており、後半には主人公とエリザベスのコミカルなシーンも確認できた。
また、ストレガのメンバーに焦点をあてた新規エピソードの追加も発表。イラストの新規描き下ろしはもちろん、ボイスも録り直しとなった本作で、「ペルソナ3」では語られなかった彼らの生い立ちや、心境の一部を垣間見ることができるようだ。
その後には、山口拓也氏(「ペルソナ3 リロード」ディレクター)による実機プレイが行われた。基本的なゲーム概要については試遊インプレッション記事、今回のイベントでも触れられたシステムなどの情報は別記事でも紹介しているので、併せて確認してほしい。
ちなみに、実機プレイ中には新要素“シフト”についての補足も行われた。イメージ的には「ペルソナ5」のバトンタッチが近いが、ステータス上昇などはなく、単純に行動順を他のキャラに移すもののようだ。また、メニュー画面にて“ロールバック”機能の存在も確認。リミットはあるものの、少し前のセーブデータに戻ることができるようになっている。
弦楽四重奏による「十三機兵防衛圏」楽曲の生演奏の後には、アトラスのプロデューサー・山本晃康氏とヴァニラウェアのディレクター・野間崇史氏が発表されたばかりの「ユニコーンオーバーロード」に関する情報を紹介。アトラス×ヴァニラウェアの20周年記念作品となる本作は、超王道の冒険譚をヴァニラウェアならではの高精細なグラフィックとキャラクター、自由度の高いフィールド探索と新機軸のシミュレーションバトルで描いたファンタジーシミュレーションRPGとなっている。
1990年代の名作シミュレーションRPGが持つ重厚な雰囲気や戦術性をフィーチャー・継承しながら、独自のバトルシステムや、オンライン対戦などの要素を盛り込み、懐かしくも新しい唯一無二のゲーム体験として届けられる。
イベントでは、100名以上登場するキャラクターの中から、6名のキャラクターボイスが初公開。アレインを浦和希さん、スカーレットを直田姫奈さん、レックスを入野自由さん、ジョセフを山路和弘さん、イレニアを甲斐田裕子さん、ガレリウスを玄田哲章さんが担当する。
最後に「ペルソナ5 タクティカ」の情報も。ビジネスプロデューサーの野村敦士氏、サウンドコンポーザーの小西利樹氏、楽曲を歌唱するLynさん、モルガナが登壇し、イベント冒頭で公開されたOPムービーについてはもちろん、ゲームや音楽についてのこだわりポイントが語られた。ゲーム概要に関しては、試遊インプレッション記事を掲載しているので、こちらを確認してほしい。
そして、Lynさんと小西氏による「ペルソナ5 タクティカ」「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」楽曲のミニライブ、ゼネラルプロデューサーの和田和久氏からの挨拶とTGS2023の出展情報の紹介があり、イベントは終了となった。