3gooが5月23日より国内販売を開始するPS4/PS5/PC向けレバー型コントローラー「NACON DAIJA アーケードスティック」のレビューをお届けする。

目次
  1. 基本スペックの魅力紹介:膝置き◎なビッグサイズ、簡単メンテナンスがポイント
  2. カスタマイズ要素も豊富。天板をオリジナルデザインにしよう
  3. 連動アプリでボタンレイアウトをカスタマイズ
  4. 総評
  5. 商品概要

「NACON DAIJA アーケードスティック」は、NACONによって開発されたアーケードスティックだ。価格は43,890円(税込)となっている。

ハイエンドモデルをお安く!「NACON DAIJA アーケードスティック」レビュー:カスタマイズや連動アプリを活かした“自分だけのアケコン”作りが魅力の画像

初代「DAIJA」から、人間工学に基づいた様々な改修が加えられており、より使いやすく高性能なアケコンとなっている。ボタンレイアウトなどを変更できる連動アプリもあり、ハイエンドモデルとして非常にまとまりの良いアケコンとなっている。

さらに、プロゲーマーであるKAYANEさんによる監修が入っており、競技シーンでの使いやすさも考えられた設計になっていた。

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今回のレビューでは、以下の記事本文のほか、ボタン音やカスタマイズの様子を収めたレビュー動画がGamerチャンネルで公開されている。ボタン音やカスタマイズの手順を紹介しているので、気になった人はぜひ、そちらもチェックしてみてほしい。

詳細なレビューは動画の方をご覧いただくとして、本レビューではアーケードスティック(以下、アケコン)の基本的な性能を紹介しつつ、優れている点をご紹介していこうと思う。

基本スペックの魅力紹介:膝置き◎なビッグサイズ、簡単メンテナンスがポイント

最初に、基本的な本作の特徴を列挙してみよう。

  • 膝置き・机置き両対応のビッグサイズ
  • 反応速度良好な三和電子製ボタンを採用
  • 内部にアクセスしやすくメンテナンスがしやすい

と、このような感じだ。一つずつ順番に見ていこう。

膝置き・机置き両対応のビッグサイズ

カタログスペックとしては、重さが約4400g、サイズは幅:約440mm、奥行:約155mm、高さ約290mmとなかなか大き目のアケコンである。

高さが一般的なアケコンよりやや高めで、膝に置いた時に収まりが良かった印象だ。ここは少し好みがでるポイントだろう。

サイズ感のイメージ。(筆者の身長は170cm)
サイズ感のイメージ。(筆者の身長は170cm)

裏面には全面に滑り止めがついており、机に置いたときも膝に置いたときも、かなりしっかりと手元のズレを防止してくれる。少し凹凸の刻まれた滑り止めなので、接地面に食い込んで摩擦係数を上げているような印象だ。

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反応速度良好な三和電子製ボタンを採用

使用されているボタンは全て三和製のボタンだ。ゲームセンターなどで使用されているボタンと近い押し心地で、無改造でも特に問題ないプレイフィールで使用できるだろう。

三和の中でも上級者向けモデルが採用されているようで、“ボタンを押した時にどこで反応するか”が浅めに設定されている。押した感触のストロークはしっかり押し込めるが、反応自体は早い段階で行われているため、ボタンを押してからすぐにキャラクターが動いてくれる。

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内部にアクセスしやすくメンテナンスがしやすい

メンテナンス時には、アケコン左右にあるボタンを押し込むことで簡単に天板を開ける。中には六角ドライバー、―ドライバー代わりの金属製コイン、オプションのナス型レバーボール、接続用のUSB Type-Cケーブルが格納されている。かなり広々した作りになっているので、予備のボタンなども収納しておけるだろう。

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また、接続用ケーブルが取り外し式というのも1つのポイントで、断線時に交換がきくし、持ち運び時に収納しておけるのも良い。

持ち運び時のケーブルは想像以上にジャマになりやすいので、中にきちんとしまっておけることは大事なのである。

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また、ケーブルの色がどのボタンに対応しているかきっちり記載があるので、ボタン交換をする場合もケーブルを組み間違える心配がない。

筆者も経験上、ボタン交換時にうっかりケーブルを組み間違えたことがあるが、本製品ならその心配は無用だろう。

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カスタマイズ要素も豊富。天板をオリジナルデザインにしよう

本製品はカスタマイズ要素も豊富。デフォルトでナス型レバーボールが付属しているのはもちろんのこと、開封時に装着されているのものとは別バージョンの天板イラスト用紙、自分で好きなカラーを印刷して使える無地の用紙が付属している。

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天板を交換するには、スティックヘッドを取り外し、天板上のねじをすべて外したうえで、装着されているプラスティック板を外すことで交換できる。一般的なアケコンと比較しても、簡単に交換できる方なのではないだろうか。

通常の印刷用紙でも寸法を間違えずにカットすれば天板用紙として使用できるだろう。

天板交換後の写真
天板交換後の写真

総じて、天板を開ける操作が非常に簡単(両サイドのボタンを押し込むだけ)なので、カスタマイズ時の作業が非常にやりやすかった。大会などで不意のトラブルにも対処しやすいだろう。

連動アプリでボタンレイアウトをカスタマイズ

「DAIJA」の大きな特徴として、冒頭に軽く触れたとおり連動アプリを使ったカスタマイズがある。本レビュー用に使用した時はまだ日本語対応が行われておらず英語版となっているが、日本国内での販売と同時に連動アプリの日本語対応も行われるそうだ。

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連動アプリのメイン機能は、一言で言うなら“ボタンレイアウトのプリセット”だ。Playstationで言うところの□ボタンを×ボタンとして認識させることで、内部的にボタンレイアウトを変更できる。

この機能は、ゲームごとにボタンのレイアウトを変えたいという人や、デフォルトとは異なるボタンレイアウトを使用している人に最適な機能となっている。

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「ギルティギア」シリーズを例として挙げると、現在のボタンレイアウトでは□ボタンがパンチとなっている。だが、過去作では□ボタンにはキックが割り振られていた。

そこで、旧作からのプレイヤーはゲーム設定でボタンレイアウトを変更する人が多いと思う。「DAIJA」なら、アプリで設定しておくだけでいつでも自分用のボタンレイアウトでプレイできるというわけだ。

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レイアウトは各ゲームハード4つまで登録でき、アケコン上部にあるボタンから切替できる。アプリ上には、さらに多くのレイアウトを保存しておくことができる。ボタン一つでプリセットを変更できるので、ゲームごとの切り替えも手軽だ。家でやるときは通常のボタンレイアウトにして、大会や対戦会など自分の設定で出来ない時はレイアウトを変更するという運用想定なのだろう。

この辺りは、KAYANEさんが監修してくれてるだけあって、外での使用も考えられた作りになっている。

このボタンが光ってる位置でどのプリセット適用中かわかる。
このボタンが光ってる位置でどのプリセット適用中かわかる。

総評

最後に全体総評だが、ハイエンドモデルの中ではやや安めである4万円代ながら、きっちり抑えるべき機能を押さえているアケコンという印象だ。三和電子製のレバー、ボタンはいずれも非常に好感触なプレイフィールであるし、反応速度も良かった。

唯一、少し高さが一般的アケコンより高いので、その点だけ好みが出るポイントだろう。それ以外については、特に懸念点のない高性能アケコンと言える。

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取り外し式のケーブルや、内部へのアクセスしやすさ、アプリを使ったボタンレイアウト変更機能などなど、家以外で本製品を使用することを想定した作りも現代のアケコンらしい。大会などでの競技的な運用を考えている人には、おすすめしたい一品となっている。

「最近格闘ゲームをかなりやりこんでいるし、本格的なアケコンが欲しい!」と思っているなら、「NACON DAIJA アーケードスティック」も一つ候補に入れてみてはどうだろうか。

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商品概要

商品名(型番):NACON DAIJA アーケードスティック (PS5OFARCADESTICKJP)
発売:2024年5月23日
価格:43,890円(税込)
国内販売:株式会社3goo

格闘ゲーム好きなフリーライター。ファミコンからPS5まで、幅広くゲームを遊んでいます。思い出深いゲームは「ペルソナ4」や「サクラ大戦2」、「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「戦場のヴァルキュリア」です。ゲームをプレイするときは、グラフィックなどより、ゲームの独自性や“ならでは”の部分、やりこみ要素などに注目しがちです。コンボができるゲームは無条件で面白いと思ってます。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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