声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!」。第45回は「GUILTY GEAR -STRIVE-」の新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集します。

目次
  1. スレイヤーってどんなキャラクター?
  2. スレイヤーを演じるということ

皆様こんにちは!岩澤俊樹です!

前回ご紹介いたしました新番組「岩澤俊樹・子安光樹のGamerラジオ」お聴きいただけましたか? 毎回楽しく収録させて頂いており、楽しすぎるあまり予定時間をオーバーして喋りすぎてしまうことも(反省)。

早速お便りを送って下さった皆様、本当にありがとうございます!想像していたよりたくさん送っていただいて感謝感激でございます!

まだまだ始まったばかりで手探りではありますが、より楽しい番組にするため精進して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします!(1度と言わず、何度も聞いていただいて良いんですよ)

そして前回「ゲーム番組をやるという野望が叶った」と語っていましたが、最近もう一つ叶った事があります。それはズバリ…

「ギルティギアシリーズでプレイアブルキャラクターを演じること」

何度もこのコラムで扱ってきた「ギルティギアシリーズ」。その最新作「GUILTY GEAR -STRIVE-」(以下、GGST)の新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」の一部を担当させていただくことになりました!(拍手喝采)

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

「一部?」とはどういうことなのか、今回は「スレイヤー」というキャラクター、そして演じることになった時、岩澤は何を思ったのか、掘り下げていきたいと思います!

スレイヤーってどんなキャラクター?

「スレイヤー」は2002年にアーケードで稼働した「ギルティギア イグゼクス」にて初登場したキャラクターです。

ダンディ、吸血鬼、パワーキャラ、オリジナルのHAIKUを嗜むという、なかなか尖った設定の持ち主ですが、所謂「イケオジ」なその見た目、圧倒的火力を誇るバトルスタイルなどから登場当初から、かなりの人気を誇っていたキャラクターです。

シリーズを追うごとに、更に磨きが掛かっていくそのパワーに魅了されていくプレイヤーが続出。人気キャラクターの地位は確固たるものになっていきました。

そんな「スレイヤー」ですが、最新作GGSTにはSeason2まで不在。定期的に行われていた人気キャラクターランキングでは常に上位に位置し、多くのファンたちが参戦を心待ちにしていました。

そして来たる2024年4月29日、「EVO Japan 2024」にてSeason3最後のプレイアブルキャラクターとして「スレイヤー」の参戦が満を持して発表されました。

会場は大盛り上がり。残念ながら自分は行けなかったのですが、現地でその空気を体感したかったです(泣)。

SNSで反響などを見ておりましたが、かなりの盛り上がりを見せていました。一線から離れていた歴代のスレイヤー使いたちの「復帰する」という声は勿論、今までギルティギアシリーズを遊んでいなかった人の「ちょっとやってみようかな」という言葉までが届いてきました。

そんな全世界の期待を背負って登場した今作の「スレイヤー」。一体どんな特徴があるのでしょうか?

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

まずはビジュアル。これまでもかなりダンディでしたが、GGSTのグラフィックになって、さらにその「渋カッコよさ」に磨きがかかりましたね!

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像
【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

そして愛妻「シャロン」も勿論登場。今作では夫婦で「HAIKU」を読み上げます(笑)。

バトルスタイルですが、「とにかくパワーでぶん殴る」スタイルは勿論健在。いやぁいいですよね「とにかくパワーでぶん殴る」。全男の子の憧れです。

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像
【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

スレイヤーの代名詞である「パイルバンカー」や「マッパハンチ」はそのままに、過去作の技を踏襲した新技で相手を翻弄しつつ、強力な一撃を叩き込みます。

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像
【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

画像は新技「スーパーマッパハンチ」。マッパハンチとは、「本来は服を置き去りにして下着だけになってしまう程の速度のパンチ」という設定から技名が“マッパハンチ”と名付けられたようですが、過去作の「マッパハンチ」で服が置き去りにされることはありませんでした(笑)。

それがついに今作では置き去りに。技術力の進化を感じました。アークさんのこういう拘り、好きです。

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像
【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

そしてもう一つ好きな拘りポイント。コートが実は蝙蝠で、しゃがむとその蝙蝠が支えてくれる。なんてオシャレ。

さらに、GGST版スレイヤー最大の見どころ(自分調べ)。「ラスト・ホライズン」。

【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像
【岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!】第45回:「GUILTY GEAR -STRIVE-」新プレイアブルキャラクター「スレイヤー」を特集!の画像

画面下の「テンションゲージ」という強力な技を撃つためのゲージを100%消費する強力な技(殆どの技は50%)。相手の血を吸うことで一瞬若返り、地球を一周するほどの威力でぶん殴ります。とにかくダメージがやばいです(笑)。「パワーでぶん殴る」というスレイヤーを全力で表現した技ですね。

SNSが盛り上がった理由の一つがこの若返ったスレイヤーで、「イケメン過ぎる」と話題に。そして…なんと…この若返ったスレイヤーの声を、わたくし岩澤が担当しているのです!!!!!!!しているのです!!!!!!(大事な事なので)

スレイヤーを演じるということ

前にも少し書きましたが、自分と「ギルティギアシリーズ」の出会いは遡ること2000年にアーケードで稼働したシリーズ2作目、「ギルティギア ゼクス」。

ゲームセンターに行く習慣が無かった自分ですが、たまたま友人に誘われて行った時に見かけて、そのグラフィックに衝撃を受けました。それ以降、学校帰りほぼ毎日入り浸るほどにドハマりしてしまったのです。

そんな中、2002年に同じくアーケードで稼働したシリーズ3作目「ギルティギア イグゼクス」。これが岩澤とスレイヤーの初対面となるわけです。勿論この新作もドハマり、家庭用も併せて何時間プレイしたか計り知れません。

ギルティギアをきっかけに様々な格闘ゲームで遊ぶようになっていた岩澤は、もともと持っていた「声優になりたい」という夢と相まって、「声優になって格闘ゲームのキャラクターを演じてみたい」と思うようになりました。理想は「ギルティギアに出たい」でしたが、自分が声優なる頃にはもうシリーズが終わっているかもしれないと思っていました。


時は過ぎること2014年。完全新作「ギルティギア イグザードサイン」が稼働し、多くのプレイヤーが歓喜しました。自分も勿論喜びましたし、久しぶりにゲームセンターに通う日々が戻ってきました。

シリーズが続いてくれて嬉しかったということは間違いないのですが、「関われなかったなぁ」というモヤっとした気持ちをずっと抱えていました。

そんなある日、突如訪れた衝撃の出来事。青天霹靂とはまさにこの事。「サイン」の続編にあたる「ギルティギア イグザードレベレーター」が発売。そのストーリーモードに「ダレル」という役で出演することになったのです。めちゃめちゃ嬉しかったですし、台本を受け取った日の事は今でも鮮明に覚えています。おかげで沢山の出会いや貴重な経験をさせて頂き感謝しかありません。

ですが、それと同時に「やっぱりプレイアブルキャラクターを担当したい」、「そのキャラクターを自分で操作したい」という気持ちが日に日に強くなっていきました。

「いつかダレルがプレイアブルになればいいな」と漠然と思い続けて約8年。Xデーは突然やってきたのです。なんと自分が若返ったスレイヤーを演じることに。ついにプレイアブルキャラクターを担当するという夢が叶い、物凄く嬉しかったのですが、あまりに想定してなかった形で実現したので、かなり動揺しました。

「俺が…?スレイヤーを…?え?」

受け入れるのに数分かかりました(笑)

そして資料を頂いてから収録までの約1週間は激闘の日々。セリフ数は多くないものの、「若返る」という演出は今までには無かったもので、多くの注目を集めるだろうことは予想していましたし、歴代スレイヤーファンを「こんなんスレイヤーじゃない!」と落胆させたくない!何より、やっと夢が叶ったのに、後悔が残るようなことはしたくない!という様々なプレッシャーとの戦いでした。

そしてリリース当日、やっと発表出来る嬉しさ半分、どんな反響返ってくるかの怖さ半分。

結果としてはとても沢山の方々から祝福して頂き、演技も軒並み好評だったようで胸を撫でおろしました。本当に良かった…。

自分としては完成版を聞いてみて「もっとこうしたらよかったかもしれない」という気持ちが無いわけではないですが、収録当日は全力でやり切ったつもりなので後悔はありません。

あとは…全力でやり込むのみ!!! 自分の声で喋るキャラクターが一番好きな格ゲーにいるんですよ!こりゃあやり込まない訳には行かないですよ!(喜)いつか大会にも出てみたいですね!

今回はゲームの話というよりは自分の話がメインになってしまいましたが、お許しください(土下座)。自分語りついでにもう一つ。なんとわたくし岩澤、この度YouTubeチャンネルを開設いたしました!( https://www.youtube.com/@Toshiki.Iwasawa

岩澤がスレイヤーで遊んでいる様子はこちらでご覧頂けます。ゲームで一喜一憂するおじさんの姿を見届けてもいいという心優しい方は、是非チャンネル登録よろしくお願いいたします!(ラジオも併せてよろしくお願いいたします)

というわけで、いかがでしたでしょうか?

昨今、格闘ゲームが盛り上がりをみせていて嬉しい気持ちはあるのですが、ただ見ている事しかできなかった自分がもどかしくもありました。ようやく自分もほんの少しだけ貢献できた気がして嬉しかったです。発売して3年が経ったGGSTですが、今改めて注目度が上がっているのを感じます。

色々な方の配信を見ていると「今から始めて大丈夫かな?」というコメントをよく目にします。大丈夫、いつ始めても遅いということはないですよ。最近始めた人、沢山いますから!

魅力的なキャラクターばかりで誰を使うか悩むと思いますが「スレイヤー」、おすすめです!そして「ラスト・ホライズン」撃ちまくって下さいね!あの圧倒的火力、クセになりますよ…(笑顔)。

それでは皆様、今後とも「対戦よろしくお願いします!」。

アイムエンタープライズ所属
生月日:10月17日
趣味:ゲーム、音楽鑑賞、散歩
主な出演作品:【TVアニメ】ようこそ実力至上主義の教室へ(高円寺六助)、問題児たちが異世界から来るそうですよ?(ヴェーザー)、【吹き替え】謀りの後宮(李重俊)、【ゲーム】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ダレル)、ファンタシースターオンライン2 es(ダンテ、セイメイキカミ)など。

X:https://twitter.com/ryogoiwase

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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