佐賀県×「サガ」シリーズのコラボ「ロマ佐賀」10年間を振り返る「ロマンシング佐賀TOKYO」プレス発表会が開催！河津秋敏氏、市川雅統氏、書家・江島史織氏らが登壇

以下、発表情報をもとに掲載しています

2014年の「ロマンシング佐賀」始動から早10周年！プロジェクトの数々をご紹介！

イベントの冒頭では、佐賀県知事 山口祥義（よしのり）よりビデオメッセージが届きました。「スクウェア・エニックスの皆さん、そしてファンの皆さんとこの10年間いろいろな冒険ができたことを嬉しく思っておりますし、誇りにも思っております。聖地佐賀、リアル佐賀へぜひお越しください。佐賀さいこう！ロマ佐賀さいこう！」と10周年を迎えられた感謝を述べました。

続けて、佐賀県 政策部 政策企画監 松村美由紀が登壇し、「多くの方々のご支援とファンの皆さんのおかげで続けられた、この10年を思い返すと胸がいっぱいになります。今日から3日間佐賀を楽しんでいただける企画をご用意しておりますので、是非多くの人に来ていただいて、佐賀県の魅力をたくさんの方に知ってほしいです。」とご挨拶いただきました。

また、「サガ」シリーズを手掛ける総合ディレクター河津秋敏氏、プロデューサー市川雅統氏も登壇。市川氏は10周年という節目に際して「今でも最初に河津さんと『ロマンシング佐賀』について初めて電話で話したことを覚えています。」と企画発足時について振り返りながら「この10年間、たくさんのファンの皆さんや企業、自治体、関係者、そして佐賀県の皆さんに愛されてここまで続けられたと思います。『ロマンシング佐賀TOKYO』を、皆さんに楽しんでいただければと思っています！」と感謝の気持ちを述べました。

その後、ロマンシング佐賀10周年プロジェクトを担当している佐賀県の島松が登壇し、「自治体がやるプロジェクトで10年続くものがあまりない中、続けることができたのは河津さん、市川さんの10年続く佐賀県愛のおかげです！」と河津氏、市川氏へ感謝を伝えると会場からは拍手が沸き起こりました。

その後、島松は10周年プロジェクトについてご説明。「ロマンシング佐賀TOKYO」の見どころとして「有田焼大皿やマンホールの展示、10周年グッズの販売の他、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」のコーナーでは、9月2日（月曜日）より始まる新章のキャラクターが初お披露目となっております。

さらに、佐賀県から17もの企業と自治体がコラボ名刺を出展しておりますので、是非コミュニケーションをとっていただいて、仲を深めていただければ嬉しいです。」と語りました。

さらに、11月30日（土曜日）より本格スタートする佐賀県での展開について「佐賀県立博物館では、「ロマンシング佐賀 10周年企画展」を42日間の長期にわたって開催いたします。10年間におよぶコラボレーションの中で生まれた作品や「サガ」シリーズの原画に加え、目玉となる新作の有田焼作品を展示予定ですので、是非佐賀県へ来ていただけたらと思っております。」と佐賀で開催される10周記念イベントを紹介しました。

また、佐賀県でのもう一つの目玉としてJR佐賀駅からSAGAサンライズパークまでの約1.4kmの道のりがロマンシング佐賀一色で彩られる「ロマンシング佐賀ストリート」を紹介し、「今日から3日間開催する「ロマンシング佐賀 TOKYO」で佐賀県への愛をアップしていただいて、ぜひ秋に皆さまとお会いできることを楽しみにしております。」と本イベントにかける熱い思いとファンの皆様へ佐賀県への来訪を呼びかけました。

書家・江島史織氏による圧巻の書道パフォーマンスを披露！

その後、「ロマンシング佐賀」のタイトル文字を手掛ける書家・江島史織氏によるロマンシング佐賀10周年を記念した書道パフォーマンスが披露されました。「サガ」シリーズの楽曲がかかる中、力強く筆を走らせた書道パフォーマンスでは、「佐賀×サガ十周年　冒険はいつだって想いのままに」と書き上げました。

躍動感ある作品に仕上がり、江島氏は「ロマンシング佐賀を続けてくださった佐賀県庁の方々や、佐賀県民の皆様の想いが形になったこの10年間と感じているので、改めてこの言葉を書かせていただきました。」と10周年の感謝の思いをコメントしパフォーマンスを締めくくりました。

佐賀県とスクウェア・エニックスの担当者による、10周年の歩みを振り返る特別トークセッションを実施！ロマンシング佐賀は何度も魅力が新しく見つかるイベント

当イベントの最後には、モニターに投影されたロマンシング佐賀の写真を見ながら10周年の軌跡について語る特別トークセッションを、佐賀県 松村、「サガ」シリーズ総合ディレクター河津氏とプロデューサー市川氏、書家・江島氏にて、実施いたしました。1枚目の写真では、ロマンシング佐賀列車の写真が投影され、市川氏は車両のデザインについて、「色んな車両がある中で、写真に写ったときにどう佐賀県をPRするのかという点を重視して、デザイナーさんと決めました。」とデザインの誕生秘話について語りました。

また、MCよりラッピング列車の実施経緯について問われると、松村は「今までラッピング列車なんてやったことがなかったので、迷っていたのですが、知事に相談したところ16両すべての列車をやった方がよいとアドバイスを受け、すべての車両にトライすることにしました。」とロマ佐賀列車の誕生秘話を披露いたしました。

2枚目の写真では、山口知事とロマンシング佐賀マンホールの写真が映し出され、松村は「自粛期間中だった時はゲームの中で佐賀県とのコラボイベントをやっていました。コロナ禍で実施されたオンラインツアーでは市川さん自ら案内人になっていたのが懐かしいです。」と、コロナ禍での実施となった当時を振り返りました。

最後に映し出されたのは、ロマンシング佐賀公式Xで開催された10年間の想いを紡ぐ「#ロマ佐賀の記録」思い出写真募集キャンペーンで集まった写真。松村は「ファンの皆さんのX投稿はほぼ毎日チェックしていて、思い思いに楽しんでいる様子を見ています。その中で、私たちも新たな佐賀の魅力に気づかされることがあるので、すごく楽しく拝見しています！」とキャンペーンを実施した際のファンの熱量に驚きと感謝を語りました。

松村は最後に「世界中の方が佐賀県にきていただいて、ここからどんどん海外に影響を広げていきたいですね！」とロマンシング佐賀プロジェクトの今後の展望を語り、イベントを締めくくりました。

登壇者プロフィール

スクウェア・エニックス「サガ」シリーズ　総合ディレクター　河津秋敏（かわづ・あきとし）

株式会社スクウェア・エニックス所属。エグゼクティブプロデューサー、「サガ」シリーズ総合ディレクター。「ファイナルファンタジー」、「ファイナルファンタジーII」の開発における中心メンバーであり、のちに「サガ」シリーズ第1作目となる「魔界塔士サ・ガ」を生み出した。「ロマンシング サ・ガ」、「サガ フロンティア」、「サガ スカーレット グレイス 緋色の野望」などの「サガ」シリーズのほか、「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」、「ラスト レムナント」などを手がける。2024年には「サガ」シリーズ最新作「サガ エメラルド ビヨンド」を発売。

スクウェア・エニックス「サガ」シリーズ　プロデューサー　市川雅統（いちかわ・まさのり）

「サガ」シリーズプロデューサー/「ロマンシング サガ リ・ユニバース」プロデューサー。フィーチャーフォン/スマートフォン用タイトル「エンペラーズ サガ」、リマスター版「ロマンシング サガ2」、「サガ スカーレットグレイス緋色の野望」、リマスター版「ロマンシングサガ3」、最新作「サガ エメラルド ビヨンド」などのプロデュースも手掛ける。

書家・文字描き 江島史織（えじま・しおり）

佐賀県佐賀市出身　東京都在住
「ロマンシング佐賀」「ロマンシングサガ リ・ユニバース」「サガ エメラルド ビヨンド」などの筆文字制作をはじめ、映画・ドラマ等のセット作成や書道指導、題字・屋号・ロゴ等の筆文字制作、書道パフォーマンス、書道ワークショップ等を中心に活動中。