「LoL」「VALORANT」などライアットゲームズの運営タイトルにてゲーム内通貨の価格改定が9月19日に実施――日本では7～20％の値上げに

ライアットゲームズは、同社が運営するゲームタイトルにおけるゲーム内通貨の価格を、日本時間9月19日より多くの地域で改定すると発表した。

価格改定の理由
価格および購入に関する変更点

今回の価格改定は「リーグ・オブ・レジェンド」「VALORANT」など、ライアットゲームズが提供中の5タイトルが対象となっており、日本はすべてのタイトルで値上げとなる。

価格改定については、為替レートの変動に伴う地域間のバランスを取ることで、不正利用を減らし、すべてのユーザーにとって公平な環境を構築するためとしている。

「LoL」「VALORANT」などライアットゲームズの運営タイトルにてゲーム内通貨の価格改定が9月19日に実施――日本では7～20％の値上げにの画像

また、価格改定の適用前に、価格が上昇する地域において、クライアント内でのゲーム内通貨購入時に追加のボーナスを付与するキャンペーンが実施予定となっている。これらのボーナスは、多くの地域で日本時間9月5日1時より適用されるが、韓国、台湾、日本のサーバーでは異なるスケジュールで実施される予定だ。

日本サーバーにおける価格変更と購入時ボーナス2倍キャンペーンの日時は、今後各タイトルの公式SNSにて発表される予定なので、こちらもぜひチェックしてほしい。

以下、発表情報をもとに掲載しています

価格改定の理由

世界経済の変動に伴う為替レートや各地域の経済状況の変化に対応するため、時に価格を調整する必要があります。今回の改定では、Riotの稼働中のタイトル5つ全てと、ほとんどの地域が影響を受けることとなります。今回価格改定がない地域も一部ありますが、他の地域では地域間の価格バランスを取るために、価格の値上げや値下げが実施されます。

為替レートは常に変動しているため、地域間の価格のバランスを取ることが重要です。価格差が大きすぎると、第三者がVPNやサーバー移行を利用して、ある地域で低価格でゲーム内通貨を購入し、別の地域でそれを販売して利益を得る、といった悪用の余地が生まれます。一部の地域ではかなりの割合（時には過半数）のゲーム内通貨購入が、こうした第三者や地域外のプレイヤーによって行われています。

大幅な値上げとなる地域のプレイヤーにとっては、特に厳しい変更であることは承知しており、私たちも嬉しく思っているわけではありません。しかしシステム上で確認される悪用に対処し、すべてのプレイヤーが公平な環境でプレイできるようにするには、これらの調整が必要なのが現実です。私たちの望みは地域間のゲーム内通貨の価値をより一貫して調整すること、不正利用の機会を減らし、すべての人にとっての公平性を維持することです。