バンダイナムコアミューズメントとプレジャーキャストは、2025年4月1日付けで合併すると発表した。

バンダイナムコアミューズメントは、2018年にナムコとバンダイナムコエンターテインメントの業務用ゲーム事業部門が統合して誕生した会社で、アミューズメントゲーム機の企画開発のほか、施設の開発や運営を行っている。

プレジャーキャストは2003年にバンダイの子会社として設立して以来、ファミリー向けアミューズメント施設やキャラクターテーマ施設の企画開発や運営を行い、ファミリーエンターテインメントのスペシャリティ・カンパニーとして成長してきた。現在は、ファミリー向けアミューズメント施設やキャラクターテーマ施設、乳幼児・未就学児をお持ちのファミリーに特化したインドアプレイグラウンド施設の企画開発・運営を手掛けている。

今回の合併は、両社の強みを掛け合わせ、未就学児を主な対象とした事業領域をバンダイナムコグループにおけるリアルエンターテインメント事業の新たな要として成長させることを目的にしているという。バンダイナムコアミューズメントの機器開発・施設運営リソースやコンテンツに、プレジャーキャストが持つファミリーエンターテインメントのノウハウや知見を組み合わせることで、今までにはなかった発想の新たな施設やサービスを生み出して、次世代の顧客基盤を築いていくとしている。

本件合併の効力発生日は2025年4月1日を予定しており、バンダイナムコアミューズメントを存続会社、完全子会社であるプレジャーキャストを消滅会社とする吸収合併となる。

本合併効力発生日以降は、プレジャーキャストが運営する施設および事業は、バンダイナムコアミューズメントにて継続し、顧客との契約やプレジャーキャストに対する債権及び債務の全てをバンダイナムコアミューズメントが承継するとのこと。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連タグ #ゲーム業界動向