名越スタジオは、スタジオ設立3周年となる本日2024年11月1日に、同社が目指すアイデンティティを表現したブランド映像「MAKE/HUMAN」を公開した。
こちらの映像ではデスクに座り、じっと前面を見据える名越稔洋氏が微笑みを浮かべた次の瞬間、顔がバースト(破裂)し、骨、血液、細胞といった身体の至る所から赤い粒子が生まれながら、身体全体を巡り、やがて心臓に集まる様子が描かれている。
これは身体を名越スタジオに例えて、さまざまな力や考えが結集し、創造されるものをハート(魂)として表現したもので、名越スタジオの物作りへの情熱、愛、誇りの結晶体となるクリエイティビティを表しているとのことだ。
「人が創ること。人を描くこと」。ゲームの主人公よりも大きな夢を想像し、崇高な目的を成し遂げる。己にしか創れないものづくりを育み、優れた人間ドラマで世界中のプレイヤーを躍動させるスタジオでありたい。そんな想いを本映像に込めたとしている。
あわせて、名越稔洋氏からのメッセージも公開されているので、こちらもぜひチェックしてほしい。
名越稔洋氏からのメッセージ
名越スタジオを設立して3年が経ちました。思い起こせば3年前、数名からのスタートでした。当時はまだサーバーはおろか、固定電話さえない環境の中で、企画を作ること、そしてスタッフ探しに明け暮れていました。そこから徐々にスタジオとしての体裁が整い始めたのが、およそ半年後。まだまだ先が見えない日々でしたが、それを支えてくれたのは、これから描く夢への想いと、それを実現すべく集まってくれたスタッフに他なりません。そして現在、フロアの拡張も完了し、80名を超える腕利きのスタッフたちと共に、ゲームを制作できるスタジオになりました。
作品としては、まだ世に送り出すタイミングの手前ではありますが、毎日、精進を続けております。とはいえ人数が増え、時代が求める作品を追求すればするほど、取り入れる技術やワークフローにも、様々な変化を受け入れる覚悟が必要とされます。当然、その対応は簡単なものではありません。
しかし技術や方法論がどんなに変わっても、スタッフそれぞれが“人”そのものを大切にする信念は、今でも何ら変わりはありません。
今後もその信念を貫きながら、高い理想の実現を目指してまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。
名越稔洋
MAKE/HUMAN制作
総監督:名越稔洋
クリエイティブ:株式会社LampTokyo
楽曲:作曲/アレンジ:Primary
歌/歌詞:BBY NABE
リリック原案:名越稔洋
映像楽曲「MAKE/HUMAN」歌詞
take a breath and let go
remember the time before all of the “had to doʼs”
and what we “wanted to do” created the goal
that was when the craft reflected our soul
表よりも裏
a story hidden below
心臓よりも魂
give it a life and it holds
its purpose
倒れても心が折れそうでも
donʼt lose yourself before you find the meaning to this precious life that youʼve created
もちろん言葉より簡単(jian dan)じゃない
道に迷い狂う判断(pan duan)
your mind goes dark and blank just like after sundown
思い出せよ
不完全で完璧 thats what makes you human
なんでも染め上がる君の hue で
夢のある作品(zuo pin)作る放手一搏(fang shou yi bo)
主人公よりも大きな夢を
you just gotta imagine only you can make
from nothing into gold
ハートで変えてく世界
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