Live2Dは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D」を利用した商用作品の情報や、それに関わったクリエイターの叡智を蓄積・共有するLive2Dデータベースを公開した。

目次
  1. 「タイトル」ページ
  2. 「利用シーン」ページ
  3. 「制作スタジオ」ページ

「Live2Dデータベース」はLive2D Cubismのプロダクトサイト内に存在。Live2D Cubismのプロダクトサイトは月間平均20万のセッション数があり、Live2Dや2Dアニメーションに強い興味を持つ国内外の広いユーザーが訪れているという。

Live2Dはゲーム作品をはじめとしたさまざまな商業作品で採用されているが、中にはサービスの終了などの理由で作品自体が遊べなくなるだけでなく、Live2D利用シーンを含むゲーム内の映像表現(演出やエフェクト、キャラクター等のビジュアル)にアクセスすることができなくなってしまうものも多くある。また、エンドロールなどが一般的なアニメや映画と異なり、ゲーム作品では、開発や制作に携わったスタッフやスタジオ、開発環境、使用ツールなどの情報が見えにくいという課題もある。

現在、Live2Dを採用している商用作品は400タイトルを超えており、Live2Dデータベースでは、過去、現在、そして未来のLive2D作品に関する情報や、それに関わったクリエイターの叡智を記録し、世の中のクリエイターに共有することで、Live2Dという表現分野の発展につなげることを目的としているとのこと。

また、今後のデータベースの充実のためにはLive2D採用作品のオーナー企業の協力が欠かせないということで、「Live2Dという表現分野の発展」という趣旨への賛同、そして協力を呼びかけている。

Live2Dデータベースが公開――商用作品やクリエイターの叡智を蓄積・共有することを目的にの画像

「Live2Dデータベース」
https://www.live2d.com/showcase/

以下、発表情報をもとに掲載しています

「タイトル」ページ

「タイトル」ページではLive2Dを採用した商業作品を一覧で表示しています。

Live2Dデータベースが公開――商用作品やクリエイターの叡智を蓄積・共有することを目的にの画像

タイトルページでは、タイトル毎に下記の情報を掲載しています。

・作品の映像・画像
・制作者クレジット
・ジャンル
・プラットフォーム
・開発環境・利用ツール(version)
・制作ノウハウ等

Live2Dデータベースが公開――商用作品やクリエイターの叡智を蓄積・共有することを目的にの画像

「利用シーン」ページ

「利用シーン」ページでは、採用頂いた商用タイトルの中からLive2D使用画面のスクリーンショットを一覧で表示しています。シーン画像から個別ページへの遷移が可能です。

Live2Dデータベースが公開――商用作品やクリエイターの叡智を蓄積・共有することを目的にの画像

「制作スタジオ」ページ

「制作スタジオ」ページでは、Live2Dの制作を行うことができる企業を一覧で表示しています。Live2Dを採用したい企業とLive2Dの制作の依頼を受けたい企業のマッチングにつながればと考えています。

Live2Dデータベースが公開――商用作品やクリエイターの叡智を蓄積・共有することを目的にの画像

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