「テイルズ オブ フェスティバル 2025」スキットではバジリスクの石化攻撃による危機を救うように「ファンタジア」のクラース（CV：井上和彦）が登場！スキット～「ファンタジア」楽曲ライブの流れにはファンも歓喜

開演前の影ナレにはリンウェルとロウが登場し、これには会場からも大きな歓声が挙がった。二人は「俺は悪くねえ！」「ナマステ押忍」などのセリフでコール＆レスポンスを行い、会場の熱を高めていった。

そしていよいよ開演の時が。総合司会を務める小野坂さん、そしてサブ司会を務める植田さんがステージに登場。楽屋から会場の様子を見ていた小野坂さんは、開演前に流れていたOP映像に合わせて挙がる歓声を聞き、元気が残っているか心配だったという。植田さんは2019年にキャストで登壇し、司会は2015年以来だという。すでに10年が経過していることに驚きが隠せない様子だった。

「テイフェス2025」のテーマは冒険となっており、もう一度あのころのような冒険をしようという思いが込められているそう。開演時のOPでは、描き下ろしのキャライラストが公開されたのだが、植田さんは衣装を合わせてきたという。一方の小野坂さんは…。自分もキャラ絵に合わせた衣装にしてくれないかと願望をのぞかせていた。

ちなみに、今回のセットは島/ジャングルがモチーフに。ステージにはノルミンやモフモフ族、ヨコアリくん、ビバくんたちがいたるところに隠れていた。また「宝物プレゼント企画」の紹介コーナーでは、中継で小西さん、木村さん、佐藤さんが登場。お客さんから寄せられたコメントが読み上げられた。

その後には、「テイフェス」恒例のスペシャルスキットとして「夢は終わらない～一夜島の冒険譚～」がスタート。ステージにはクレス、そしてダオスが登場。いきなりクライマックスかのような展開となった…が、ミントの呼びかけにより目覚めるクレス。先ほどまでの光景が夢だったことに安堵するクレスだった。

一夜にして消えた幻の島という噂がある“一夜島”へ向かう二人だが、島には世界樹のようなものが見える。さまざまな憶測が上がる中、二人は上陸の準備を進めていった。

場面は一転、パスカルが登場。絶賛迷子中とのことで、アスベルとシェリアを探していた。一方、アスベルとシェリアもパスカルを探していたが、一緒に来ていたのがルーク。流れ的にパスカルとはぐれたのもルークのせいなのではと詰められると、恒例の「俺は悪くねえ！」コールが。その大きな声に寄せられるようにパスカルが合流した。

このままルークについて行って良いのかという不安、ルークを制してくれる存在が欲しいという三人の前に、なんとアッシュが登場。島の願いを叶えろという言葉を後に、光となって消えてしまうアッシュ。その後を追うように歩みを進める一行だった。

場面は変わり、リンウェルとロウ、そしてアルフェン、テュオハリム、スレイ、ライラが登場。島や世界樹にまつわる話をする一行だが、客席から登場したこともあり、大きな歓声が挙がったため、皆が話の内容を理解できているか心配する一行だった。

あまりの盛り上がりに叫びたくなったというアルフェン。今からアルフェンがはしゃぐぞという煽りにをよそに「俺の名前はー？」「アルフェンだー！」という去年からできたというコール＆レスポンスを披露した。

30年前に現れた島が消え、なぜ今また現れたのか。その原因を調べにきた一行をよそに、島の主と戦いたいというロウの言葉に呼応するように突如魔物が出現する。アルフェンとロウの合体技などで魔物を撃退することに成功。場所を移そうとする一同だったが、一瞬リンウェルとロウの二人きりのシーンが展開されると、会場からは大きな歓声が挙がった。

倒した魔物が光となり、世界樹に集まっていくという様子を見た一行は、光を辿るように世界樹へ向かうこととなった。

島へ上陸したクレスとミント。世界樹へ向かう道中、様子のおかしいレアバードを発見。そのまま墜落したレアバードからはゼロスとロイドの姿が。二人も世界樹が目的だと知ったクレスとミントは共に世界樹へ向かうことに。

ミントの専属ナイトとして華麗な剣技を見せてやるというゼロスの言葉に反応するように魔物が出現する。バジリスクの石化攻撃に苦戦を強いられる一行。ミント以外が石化状態という絶体絶命だったが、そこへ「ファンタジア」のクラース（CV：井上和彦）が登場し、危機を救った。

誰だこのおっさん？　というゼロスの言葉に、小野坂さんの元へ詰め寄るクラースもとい井上和彦さん。その後は、井上さんから始まったアドリブを聞かせた演技を皆で続けつつ、世界樹の元へ向かうことに。

ルーク、アルフェンたちのグループが世界樹の元で出会ったが、そこにはダオスの姿も。すぐさま戦闘が始まるも、ダオスレーザーの前に一気にピンチに。そこへクレスたちが合流。世界樹の存在を島ごと隠し、樹を守るために行動していたというダオスに動揺が隠し切れないクレスだった。

しかし、どんな理由があろうと仲間を傷つけるのは許さないというクレスは、ダオスへと立ち向かう。ルークの技を皮切りに、スレイとライラ、リンウェルとロウ、アルフェンとテュオハリムのコンビによる技、アスベル、シェリア、パスカル、クラースの技により怯むダオス。とどめと言わんばかりにクレスも攻撃しようとするが、ミントが止めに入る。

世界樹と呼ばれるものは人の思いによって生み出されたものという樹の正体、そしてダオスの真意を悟った一行は戦いを止める。そして、その場を後にするダオス。その後の行動を話し合う中、パスカルが何かを発見する。ゲーム機とゲームソフトのようなものだが、起動するにはハードが違うとのこと。PS5のようなものからスーパーファミコンへとゲーム機を変え、ゲームソフト「テイルズ オブ ファンタジア」を起動する…。

会場が暗転すると、吉田由香里さんが登壇し「ファンタジア」のOPテーマ「夢は終わらない ～こぼれ落ちる時の雫～」のライブへ突入した。途中からはミント役・岩男潤子さんも登場し、最後にはデュエットで歌い上げた。この流れ/演出には客席からも大きな歓声が挙がった。その後には、作曲を手掛けた竹中敬一さんの演奏とともにEDテーマ「星を空に…」を披露した。

ライブ後には「ファンタジア」のキャスト陣も登壇し、吉田さんと感想を語り合った。ともに歌い上げた岩男さんは思わず、感極まってしまう場面も。

スキットの後には、出演キャスト陣によるトークショーが実施。初めに「テイルズ オブ」シリーズ30周年の話題に。第1作目である「ファンタジア」からは4人のキャストが登壇しているということもあり、収録当時のエピソードや物語について振り返った。

続けて、話題は「テイフェス」初出演の松岡さんについて。中学生のころ、初めてプレイしたゲームが「ファンタジア」とのこと。その作品のキャスト陣と同じステージにいることに興奮が隠し切れず、草尾さんからセリフが投げかけられると満足げな様子を見せていた。

原さんは、「テイフェス」でリンウェルとロウが同じ舞台に立てて嬉しいとコメントしていた。またスキット中の二人の会話シーンについて、ステージが上昇するという演出があったのだが、これは当日に決まったとのこと。演じていた二人からはお客さんから想像以上に反応をもらえたと語っていた。

トークショーの後にはバラエティコーナーへ。「テイフェス2025」のテーマである冒険にちなみ、宝探しを実施。チームに分かれクイズに挑戦し、正解すると宝の地図をもらえるものとなっていた。キャスト陣は「アライズ」、「グレイセス エフ」、「シンフォニア」「ジ アビス」「ゼスティリア」、「ファンタジア」の4チームでそれぞれクイズへと挑んだ。

問題は「ファンタジア」パーティメンバーの平均身長、「シンフォニア」「ジ アビス」「ゼスティリア」のパーティメンバー数、画面に映るメカアスベルの数、佐藤さんが演じるダナフクロウはどれかといった内容に。どの問題も見事正解し、ヒントを手にした一同。“東側の”“階段の”“上のヤシの木”“の下”というキーワードを元に、無事宝を入手することに成功した。

続いては生台詞、描き下ろしイラストとともに、「テイルズ オブ」シリーズの名シーンを振り返る「名シーンプレイバック」のコーナーに。ここでは「ファンタジア」「シンフォニア」「ジ アビス」「グレイセス エフ」「ゼスティリア」「ベルセリア」「アライズ」の名シーンが披露された。

本コーナーに登場したキャスト陣が登壇し、終了…かに思われたが、佐藤さんからもう少しやらせてほしいとリクエストが。最後に何が来るのかとワクワクする一同。皆が期待する中、披露されたのは「アライズ」の温泉シーン。これには会場からは笑いと大きな歓声が挙がった。

その後には、「テイルズ オブ」シリーズに関するさまざまな情報が発表された。こちらは別記事を掲載している他、公式X（https://x.com/talesof_evinfo ）でも紹介されているので、あわせてチェックしてほしい。

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次にBoAさんによるライブパートへ突入。「QUINCY」「MASAYUME CHASING」と二曲続けて披露し、「テイフェス」という舞台に立てたことに感謝を述べつつ、続いて「グレイセス エフ」のテーマソングである「まもりたい ～White Wishes～」へ。導入には河原木さん、櫻井さんによるの曲フリ朗読も行われ、作品の世界観にどっぷりと浸れるものとなっていた。

最後にBoAさん自身が作詞・作曲に携わったという新曲「Young ＆ Free」を歌い上げ、ライブパートは終了となった。櫻井さんと河原木さんによる曲フリ朗読について、BoAさんは二人に守られているような感覚になったという。これには二人もやっと守れた！　と嬉しさをあらわにしていた。

エンディングでは、出演陣それぞれからの感想が語られると、その後にはイベント恒例である小野坂さんの“ビバ！”の掛け声に合わせ会場全体が「テイルズ オブ!!」とコールし、本イベントは終了となった。

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