HIKEは、6月24日に当社代表取締役である三上政高氏らが設立したHIKE Holdings(以下、HHD)が資金調達を実施し、親会社であるポールトゥウィンホールディングス(以下、PTD)が保有する同社の全株式を取得したことを明らかにした。
2025/06/24 19:27 ポールトゥウィンホールディングスからの発表内容に基づき、アクアプラスの株式譲渡に関する内容を追記しました。

HIKEは、エンタメ領域における事業パートナーとして、「創り、届ける」B2C事業と、「価値を共創する」B2B事業の両軸を展開するハイブリッド型の事業モデルを強みに、総合エンターテインメントカンパニーとして成長を続けてきた。
ゲーム領域においては、自社のパブリッシングタイトルとして「メタリックチャイルド」「CONERU -DIMENSION GIRL-」などのタイトルを提供している。
昨今、テクノロジーの急速な進化と市場環境の変化が加速する中で、同社が持つ多面的な事業構造のポテンシャルをさらに引き出すには、よりスピーディーかつ柔軟な経営判断と、成長戦略に応じた機動的な資本政策の運用が不可欠であるとの認識に至ったという。
こうした背景のもと、同社経営陣は外部からの資金調達を実施し、PHDと協議のうえ、HHDがPHDの保有する当社全株式を取得することで合意し、マネジメント・バイアウト(MBO)を実施。このMBOにより、経営の独立性を高めつつ、中長期的視点に立った資本政策の柔軟な運用を可能とする体制を構築し、さらなる企業価値の向上と持続的な成長を目指していくとしている。
なお、本件により同社はPHDの連結子会社ではなくなるが、今後もPHDグループとは業務提携関係を継続し、成長に向けて連携を図っていくとのこと。
また、HIKEの子会社で「うたわれるもの」「ToHeart」などで知られるアクアプラスについては、HIKEから切り出して単一のゲーム開発会社として譲渡する方がより幅広い相手先、かつアクアプラスとのシナジーがより見込める相手先に譲渡できる可能性が高まると判断し、同社をポールトゥウィンホールディングスの直接子会社とし、同社単体での株式譲渡を検討することにしたことが明らかになっている。現在、複数の企業と交渉中であり、同社の企業価値向上のためによりシナジーの見込める相手先への株式譲渡を進めていくとしている。
(C)HIKE Inc.
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー