セガが2025年9月25日に発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用ソフト「ソニックレーシング クロスワールド」。メディア向けに行われた試遊会の模様をお届けする。
「ソニックレーシング クロスワールド」は、「ソニック」シリーズのキャラクターたちが登場する予測不能の“驚き”が詰まったレースバトルで、世界中のプレイヤーと対戦が楽しめる作品となっている。
今回はgamescom2025にあわせて用意されたメディア用のROMでプレイ。PS5版での試遊となっている他、一般ユーザーよりもコースやキャラ、マシンなど多くの内容を遊ぶことができた。
なお「ソニックレーシング クロスワールド」については、クローズドネットワークテストを2月に実施。筆者もそちらでプレイした他、6月には先行試遊会も行われ、そちらの模様をまとめた記事も掲載している。基本的なゲーム性など含めて、そちらの記事もチェックしながら本記事を読み進めてほしい。
今回の試遊において、個人的にも注目していたのが初音ミク、春日一番を使用できるという点だった。この2キャラクターが別の作品に登場、ましてやレースゲームに参戦した時にどのようになるのか非常に楽しみにしていたポイントだった。
レース開始前のスタート地点での整列時から他のキャラとは違った異彩を放つミクと一番。グランプリなどで発生するキャラ同士のセリフの掛け合いは「ソニック」シリーズ同士でなければ発生しないとのことで、聴くことは叶わなかったものの、他のキャラとはまた一味違ったレース中の仕草に夢中になってしまった。
それこそ、レース中は基本的に後ろ姿を見ることが多くなっているが、まっすぐの道を走行時には、後ろの状況を確認するときなどに使用する“リアビュー”でキャラを真っ正面から眺めてしまっていたほどだ。
また、ミクにはボード型のディーヴァマッキナ、一番にはカート型のドラゴンブレイブというオリジナルマシンも用意されている。どちらもキャラに合った特徴的なマシンとなっているが、元々ゲーム内で用意されているマシンに乗ることももちろん可能となっている。
PVやキービジュアルでもオリジナルマシンに乗っている姿が映し出されているため、それぞれが逆のタイプのマシンに乗った時の姿が個人的にも気になり確認してみた。それこそ一番は、作中でもカートに乗っていたため、ガラッと印象が変わるボード型のマシンに乗るだけでも見た目的に楽しむことができた。
試遊ではミクと一番を使用しつつ、まずはグランプリをプレイ。前回の試遊でもプレイできたモードだが、今回はクロノス島（「ソニックフロンティア」）、ノーススター諸島（「ソニックスーパースターズ」）、ホワイトスペース（「シャドウ ジェネレーションズ」）で遊べる“シークレットグランプリ”が追加。直近のタイトルに登場したマップがコースになって登場ということもあり、個人的にもテンションが上がったポイントとなっていた。
中でも「シャドウ ジェネレーションズ」は記憶に新しく、思わずホワイトスペース内をかけめくっていた当時の記憶が呼び起こされた。またLapによるコース変化も本作ならではのポイント。1st Lapでは水辺を走っていたが、Final Lapは空を飛び、ホワイトルーム内でも高所に位置する場所へ行くこともあった。ところどころにある紫色の液状の物体も存在し、再現度といった意味でも満足感の高いものとなっていた。
また、スピード感についても、もとになった作品とは違ったものになっているので、ほぼ同じマップ（コース）でありながらも、一味も二味も違った体験が楽しめるのもポイントだ。
そして今回の試遊では、グランプリ以外のモードもプレイすることができた。まず一つ目が“レースパーク”。さまざまなルールが設定されたレースを気軽に遊べるものとなっており、AIライバルチームに勝利していくことによって、マシンなどの報酬を獲得することができた。
ソロでレースに勝つことが目的といったシンプルなものから、2グループ、3グループとチームに分かれてリングの獲得数を競うものなど、ルールは多種多様。1コースで決着がつくため、グランプリよりも気軽かつ手軽に楽しめるものとなっている。
もう一つが“タイムトライアル”。その名の通りコースの走行タイムを競うものとなっており、プレイヤー自身のタイム、そしてオンラインで他のプレイヤーが残した記録にも挑戦できる。そのタイムで走った様子を再現した“ゴースト”とともに走れるのはもちろん、本作ではコースのおすすめのルート取りが緑色のラインで表示されている。
タイムトライアル本来の目的で遊ぶほか、走行練習にもうってつけのモードとなっている。
前回の試遊会までは、グランプリだけでも夢中になって遊んでいたが、それに今回のレースパークやタイムトライアルが加わってくるとなると、かなり遊びの幅が広がり、製品版プレイ時には時間を忘れてプレイし続けそうだと今から思ってしまったほどだ。
さらに「ペルソナ5」のジョーカー、「マインクラフト」「スポンジ・ボブ」「パックマン」などとのコラボも決定。この先にどんなタイトルとのコラボが待っているのかも楽しみなポイントである。
なお8月29日13時～9月2日13時は、PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC（Steam、Epic Games）を対象に誰でも参加可能なオープンネットワークテストが開催。本テストは誰でも参加可能となっているほか、一部期間（8月31日13時～9月1日13時）にはコラボレーサー「ジョーカー」やコラボマシン「アルセーヌウィング」でいち早くプレイできるイベント「P5R ジョーカーフェスタ」も実施される。
参加特典として、後日製品版で使用可能なステッカーと称号がプレゼントされるので、気になる人はぜひとも参加しよう。オープンネットワークテストの詳細は、別記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてほしい。
(C)SEGA
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