千葉・幕張メッセにて9月25日~28日にかけて開催の「東京ゲームショウ2025」。本稿では「無限大ANANTA」ブースにて展示中のPS5/PS4/PC/スマートフォン向けタイトル「無限大ANANTA」の試遊体験レポートをお届けする。

試遊内容はストーリーモードと探索モードのふたつ
本作は、高自由度の都市型オープンワールドRPG。プレイヤーは多様なキャラクターになりきり、賑やかな商業地区から謎めいた路地裏まで思いのまま自由に探索できる。
ブース内の試遊PCでは以下の2つのモードが可能で、今回は特別にストーリーモードと探索モードのどちらも遊ばせてもらった。
試遊内容
・ストーリーモード:新啓市を舞台に繰り広げられるカーチェイスを体験。映画さながらの臨場感でスリル満点のバトルをお楽しみください
・探索モード:商業エリアから路地裏まで、広大で美しい都無限大の世界を思う存分にご堪能ください。
※この度の試遊版はTGS特別バージョンであり、製品版とは異なる場合があります。
※試遊時間はお一人様15分前後です。現場スタッフの指示に従ってお楽しみください。

ストーリーモードはアクションからカーチェイス、銃を使ったシューティングと、盛りだくさん
ストーリーモードは、まず主人公の男性がチンピラ相手に格闘アクションを繰り広げていくシーンから始まった。



バトルはこういう格闘アクションなのか? と思ったのもつかの間、主人公を助けに現れたお姉さんが現れた途端、今度は銃を使ったシューティングになった。
カーチェイスの間目まぐるしくシーンが変わっていき、景色を楽しむこともできたのだが、残念ながらカーチェイスの最中に写真を撮影することができず……。
ただ、桜並木のような場所を抜けていくシーン、線路を駆け抜けていくシーン、ほんの数分のシーンながら非常に画に凝っているのを感じた。



そしてカーチェイスがひと段落ついたと思いきや、またもや格闘アクションになってパンチをQTEで食らわせる、というシーンも。

ストーリーモードではかっこいい主人公と綺麗なお姉さんとのやり取りだけで終わったが、主人公はどうやら警察とおぼしき組織にスカウトされているように感じた(詳細は不明)。

そして綺麗なお姉さんはライカというキャラクターらしい。こちらは巡察署署長と言っているので、間違いなく警察らしい組織の、それもトップということだろう。

こんな若くて綺麗なお姉さんがトップの組織ってどんなところなのかと、とても気になるところだが、ストーリーモードはここで終わってしまった。残念無念。リリースを待ちたいところだ。
自由探索では、街中を自由に探索できる
主人公は、ワイヤーのような何かを手から伸ばす能力を持っていて、その能力を使ってバトルをすることもあれば、自由探索ではまるで「スパイダーマン」のようにビューーーンとビルとビルの合間などを行き来できてしまう。
この操作が実に爽快で、筆者は探索モードの大半をワイヤーアクションでビヨンビヨンして終わってしまった。これまた残念ながら両手を使って操作するため、ビヨンビヨンしながらの写真は撮れなかったのだが……。

メニューを開いてみると、メニューのUIはスマホの画面のようになっていて、アイコンから様々な項目を選択できるようだ。今回は試しに車を呼んでみた。

いざ車に乗り込むと、ボンネットを開けながらドライブすることもできたり、閉めることもできたりと、実に細かいところにこだわって作られているのがわかった。

とりあえずマップを開いてみて、アイコンが目立っていたブティックにいってみたところ、主人公を好きな衣装に変えることができたので、スーツ姿のカッチリした姿も素敵だったけれど、オフっぽいラフな格好に着替えさせてみた。


そのまままたビヨンビヨンと探索を続けていたところ、ビルの上にぽつんと立っていた男性を発見。話しかけてみると、何やら円を描くように歩いてみろという。
写真では青くガイドが出ているが、このガイドはチャレンジを始めると消えてしまうので、実際にこの線の通りに歩くというのはなかなか至難の業。筆者は結局クリアできず時間になってしまったので、クリアしたら何があったのかはわからないが、きっとご褒美的な何某は用意されていると思われる。クリアしてみたかった……。

日本でウケそうな絵柄、ダイナミックな演出、思っていたよりすごかった!
今回の試遊で筆者が出会えたのはライカと主人公のみだったが、自由探索では主人公以外のキャラクターも選ぶことができた。つまるところ筆者が主人公のビジュアルをとても気に入ったがために、他の操作キャラに変えなかったというだけである。
主人公だけに限らず、ライカのデザインなども非常に日本で好まれそうなデザインになっており、それに15分ほどの体験でもライカのカラリとした性格が感じ取れて、とても人気が出そうなキャラクターになりそうだと思った。


また、動画で見せられないのが残念なほど、演出が実にダイナミック。筆者は「無限大ANANTA」に近いオープンワールドアクションRPGのタイトルをしっかりプレイしているほうなのだが、ストーリーモードでの演出では本作が頭一つ飛びぬけているのではないかと感じたほどだった。
まるで映画のようなカットシーンになっており、見ていて全く飽きがこない。
とにかく「素晴らしい」の一言に尽きる演出となっているので、いつか動画で見れる日を楽しみにしていてほしい。
実をいうと筆者は前述の通り「無限大ANANTA」に近いオープンワールドアクションRPGのタイトルをプレイしているからこそ、もうオープンワールドのアクションゲームはいいかな……と思っていたのだが、この試遊で主人公に一目ぼれしたし、ワイヤーアクションは最高に楽しいし、演出は見事だしで、すっかり「無限大ANANTA」の虜になってしまった。
ちなみに聞いた話によると、「無限大ANANTA」はビジネスデーでも大変に多くの注目を集めており、120分待ちの大行列になっていたという。一般日での試遊を狙っている人は、まず本作を真っ先に試遊しに行くよう勧めたい。

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