CRI・ミドルウェアは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの次世代携帯型エンタテインメントシステム“NGP”に対応した、クロスプラットフォーム対応オール・イン・ワン型オーディオソリューション「CRI ADX2」の提供を開始し、続けて、高画質・高機能ムービー再生システム「CRI Sofdec2」をリリース予定であると発表した。
同社は純国産のミドルウェアベンダーとして、あらゆるゲームプラットフォームに向けて15年以上にわたり各種ミドルウェアを提供、全世界で2200ものゲームタイトルで使われている。すでにPS3、PSP、PS2向けには、音声や動画のストリーミング再生、データ圧縮やロード短縮に関するミドルウェアが提供されており、そちらも1000タイトル以上に使用されている。
今回リリースされたNGP向け「CRI ADX2(以下、ADX2)」は、サウンド制作から実機での再生、デバッグまで対応した、オール・イン・ワン型のオーディオソリューション。「ADX2」は多彩なサウンドを効率良く制作可能なサウンドオーサリングツールを備えており、また低CPU負荷、省メモリ設計のランタイムライブラリで、NGPのハードウェア性能を最大限に活かした高度なサウンド演出を実現している。
新プラットフォームであるNGPの登場により、今後はPS3からNGPへのタイトル移植や、NGP、PS3、PSPタイトルの同時開発など、クロスプラットフォーム展開が増えていくことが予想されることから、「ADX2」は複数プラットフォームのタイトル開発を効率化するための仕組みをツール側、ランタイム側ともに用意しているという。これにより、短期間でのタイトル開発や、クオリティ向上のための時間の捻出が可能だ。
NGP向け「ADX2」のおもな特長
NGP固有の音声コーデックへの対応
NGP固有の音声コーデック再生に対応。NGPに搭載されたサウンドハードウェア性能を最大限に活用することで、メインCPUへの負荷を抑え、よりリッチなサウンド表現を実現する。
充実したプレビュー環境
PCで制作した音がすぐにNGPの実機上で確認できる「実機プレビュー」機能を搭載している。さらに、近日搭載予定の「インゲームプレビュー機能」では、ゲームプレイをしながらさまざまなパラメータを変更することも可能だ。これらの機能によって、サウンドの細かなチューニングを行いやすい環境が提供される。
クロスプラットフォーム開発を効率化するツール&ランタイム
「ADX2」では、1つのプロジェクトデータからNGP、PS3、PSP用サウンドデータを出力でき、クロスプラットフォーム開発時のサウンド制作の手間を大幅に削減。またNGP、PS3、PSP で共通のAPI(関数)を使用できるため、プログラムを共通化することができる。
高度なサウンドデザインを実現するオーサリングツール
さまざまなエフェクトの追加やパラメータの変更をオーサリングツール上で行うことができる。グラフィカルで操作しやすいインタフェースで、バリエーション豊かなゲームサウンドが制作可能。またサウンドデザイナー、サウンドプログラマーの担当領域を明確にし、両者の分業化を実現している。
また、NGPでの高画質ムービーを活用したタイトル開発のために、高画質・高機能ムービー再生システム「Sofdec2」を続けて提供予定だ。
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。


































