日本科学未来館は、8月21日に2つの新規常設展示「2050年くらしのかたち」「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」をオープン、プレス内覧会を実施した。
「2050年くらしのかたち」は、「ひとりひとりの願いがつくる未来」をコンセプトに、新しい科学技術が溶け込んだ2050年の架空の都市「いとおか市」の人々のくらしを知ることにより、持続可能な社会をつくるライフスタイルと、それに必要な科学技術をともに考える展示となっている。
また、「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」は、空間情報科学をテーマにした体験型展示で、「アナグラ」を舞台にした空間で、体験者の動きや生体情報にあわせて映像や「うた」のコンテンツが生成され、情報という誰もが持つ「資源」が社会に役立てられていく様子を体験できる。
登壇者
日本科学未来館 展示開発課長「内田まほろ」氏
日本科学未来館 科学コミュニケーター「嶋田 義皓」氏
日本科学未来館 科学コミュニケーター「小沢 淳」氏
「2050年くらしのかたち」
「ひとりひとりの願いがつくる未来」をコンセプトにした展示となり、2050年の架空の都市「いとおか市」の人々のくらしを知ることにより、ライフスタイルと科学技術をいっしょに遊びながら学べる展示となっている。
また、「ただ見るだけ」ではなく、ジェスチャー操作や拡張現実、さらに「いとおか市」内を走る超伝導マグレブ(いわゆるリニアモーターカー)など、実際に触れながら楽しめる展示となっている。
「いとおか市」では61人のキャラクターがそれぞれ生活しており、話しかけると「技カード」をもらえることがある。制限時間以内にたくさんの技カードを入手すれば、住民登録するときに役に立つかもしれないぞ。「住みたい課」に行くと、「いとおか市」の住民登録をすることができる。
まずは提案書を提出し、街のお仕事を任命される。もちろんどこのエリアに住むかも自由に決めることができる。晴れて住民登録を済ませると、数カ月後の「いとおか市」の状況をニュースとして閲覧することができる。つまり、住民となった自分の提案や行動などが今後の「いとおか市」の未来を決めていくことになるのだ。
「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」
本展示は、演出にグラスホッパー・マニファクチュアの「飯田 和敏」氏を迎えた、空間情報科学をテーマにした体験型展示となっており、「アナグラ」を舞台にした空間で、体験者の動きや生体情報にあわせて映像や「うた」のコンテンツが生成され、情報という誰もが持つ「資源」が社会に役立てられていく様子を体験できる。
「アナグラ」とは、空間情報科学の考え方を具現化した空間となっており、計測された情報が目に見える姿になった「ビットちゃん」が、レーザーセンサーにより来場者の位置を計測、自分の情報を形にして自分に寄り添ってナビゲートしてくれる「ミー」、そしてヤマハVOCALOIDを利用した「来場者がアナグラで生み出した情報」を「うた」にして流す、など最先端の空間情報科学が詰まっている。
まず来場者は専用の入場カードを使い、自分の情報を入力する。この時点で自分専用のナビゲーター「ミー」が生成される。アナグラ内では常に自分のまわりに「ミー」が寄り添ってくれる。「ミー」自体もいろいろなアクションをしているのでじっくり観察してみよう。
また、各スポットにはそれぞれセンサーがあるので特に難しい操作を行わなくても、自動的に映像や音が流れる仕組みになっているので、気になるところに直接近づけばいい。アナグラでは常に壁一面に映像や音楽が流れており、来場者の入力した情報によって歌詞や曲調も自動で生成されて演奏される。
もうすぐ訪れる未来を感じることができるアトラクション「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」で、空間情報科学を身近に体感してみてはいかがかな?
総合監修
東京大学 東京大学空間情報科学研究センター「柴崎 亮介」氏
演出
グラスホッパー・マニュファクチュア株式会社「飯田 和敏」氏
監修
株式会社NTTドコモ 法人事業部「小林 功」氏
九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター「中島 直樹」氏
株式会社アイ・トランスポート・ラボ「堀口 良太」氏
科学技術振興機構 ERATO前中センシング融合プロジェクト「前中 一介」氏
展示制作・施工
髙島屋スペースクリエイツ株式会社
コンテンツディレクション
エウレカコンピューター株式会社/デザインムジカ
アニメーション・グラフィック
納口絵事務所/ボストーク株式会社
サウンドシステム
株式会社ブレインストーム
プログラミング
株式会社クアッドアロー
ゲーム調整
株式会社猿楽庁
空間設計
株式会社トラフ建築設計事務所社
造形造作・設備
株式会社ユーズ/株式会社花森
人物追跡技術
日立情報通信エンジニアリング株式会社
特別協力
歌声合成(VOCALOID技術)
ヤマハ株式会社(日本科学未来館オフィシャルサプライヤー)
音声合成
株式会社エーアイ
企画・制作
日本科学未来館
日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/
「2050年くらしのかたち」スペシャルサイト
http://life2050.jp/
「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」スペシャルサイト
http://www.miraikan.jp/anagura/
※画面は開発中のものです。
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