一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、東京ゲームショウ2011において、今年で15回目となる「日本ゲーム大賞」経済産業大臣賞・年間作品部門 発表授賞式を開催した。
幅広いユーザーから支持を集めた「Wii Party」「スーパーマリオギャラクシー2」「METAL GEAR SOLID PEACEWALKER」などが優秀賞を受賞する中、国内累計出荷460万本を突破した「MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd」が大賞に輝いた。
ベストセールス賞には、全世界での販売本数1,151万本(3月末時点)を記録した「ポケットモンスターブラック・ホワイト」が受賞。また、選考委員の推薦により選ばれる特別賞は、秀逸な世界観とシナリオ、そしてリアル感あふれるクラフィックと自由度の高いゲームデザインが評価された「レッド・デッド・リデンプション」が選出された。
日本ゲーム大賞2011 年間作品部門受賞作品一覧
大賞
MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd(PSP)株式会社カプコン
国内累計出荷460万本を突破した「MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd」はシリーズ最多全12種の武器ジャンルが登場し、多彩なハンティングアクションが体感できる作品。”狩り”のコンセプトは継承しつつ、新たな遊びを詰め込み、シリーズのファンをはじめ、多くのユーザーに支持され、本年の大賞受賞となりました。
優秀賞
Wii Party(Wii)任天堂株式会社
英雄伝説 零の軌跡(PSP)日本ファルコム株式会社
キャサリン(PS3/XB360)株式会社インデックス
グランツーリスモ5(PS3)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
スーパーマリオギャラクシー2(Wii)任天堂株式会社
ゼノブレイド(Wii)任天堂株式会社
ドンキーコング リターンズ(Wii)任天堂株式会社
二ノ国 漆黒の魔導士(DS)株式会社レベルファイブ
ポケットモンスターブラック・ホワイト(DS)株式会社ポケモン
METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PSP)株式会社コナミデジタルエンタテインメント
MONSTER HUNTERPORTABLE 3rd(PSP)株式会社カプコン
特別賞
レッド・デッド・リデンプション(PS3/XB360)ロックスター・ゲームス
ベストセールス賞
ポケットモンスターブラック・ホワイト(DS)株式会社ポケモン
グローバル賞 日本作品部門
ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー(DS)株式会社ポケモン
グローバル賞 海外作品部門
コール オブ デューティ ブラックオプス(PS3/XB360/PC)Activision / Treyarch
石原恒和氏(株式会社ポケモン代表取締役社長)が「経済産業大臣賞」を受賞
「経済産業大臣賞」は、近年に制作・発表された作品の実績から日本の家庭用ゲーム産業の成長・発展に寄与し、多大な貢献をした「人物」を称える賞で、経済産業省後援のもと、2008年に新設された。
日本ゲーム大賞選考委員(選考委員長・養老孟司東京大学名誉教授・北里大学教授)による厳選なる審査により決定される。
歴代受賞者
第1回目(2008年): 宮本茂氏(株式会社任天堂)
第2回目(2009年): モンスターハンター開発チームの皆様(株式会社カプコン)
第3回目(2010年): 堀井雄二氏(ゲームデザイナー)
石原恒和氏略歴
1983年筑波大学大学院芸術研究科修了。
ゲームプロデューサーとして数々のゲームソフト開発に携わり、1995年に株式会社クリーチャーズを設立。
1996年には後に連なる全ポケモン関連商品の原点となった「ポケットモンスター赤・緑」をプロデュースし、
その後、ポケモンソフト全作品にプロデューサーとして携わる。日本初のトレーディングカードゲーム「ポケモンカードゲーム」を考案。
1998年、ポケモンセンター株式会社(現・株式会社ポケモン)設立と同時に代表取締役社長に就任。
現在は、株式会社ポケモンにおいて、ゲーム、カードゲーム、テレビアニメ、劇場映画、などポケモン全体のブランドマネジメントを手がける。
石原氏に決定した理由は、以下の通り。
シリーズのゲームタイトルの販売本数だけでも全世界累計1 億6,000 万本を超える「ポケットモンスター」の“育ての親”として、ゲームソフトからはじまり、映画、テレビアニメ、カードゲームなど、世代、国境を問わず世界中の人々から愛される多様なコンテンツに昇華させ、巨大なマーケットを確立された。
また石原氏は、「ポケットモンスター」シリーズを、一人で遊ぶゲームから友達や世界と繋がるゲームへと、ゲームの新たな遊び方を提示され、「ポケットモンスター」の魅力を最大限に引き出すプロデュース力とブランドマネジメントによるビジネスモデルにより、ゲームの可能性を大きく広げられた。
ゲームデザイナーズ大賞2011は「ヒラメキパズルマックスウェルの不思議なノート」に決定
「ゲームデザイナーズ大賞」は、審査員長の桜井政博氏(有限会社ソラ代表)を含め、日本を代表するトップクリエイター総勢12名の審査を経て決定されるもので、今年で2回目となる。今年は、「ヒラメキパズルマックスウェルの不思議なノート」(開発元:5TH Cell Media,LLC/日本国内での発売・販売元:株式会社コナミデジタルエンタテインメント)が受賞した。
同作品の決定理由として、審査員長の桜井政博氏は、以下に述べている。
「海外では2009年9月に発売し「Scribblenauts」の名前でミリオンセラーになっており、日本への移植は2011年1月ですので、三年目に入っての受賞となります。
ゲーム内容は、さまざまな単語を打ち込むと、その名前通りの物体が出現します。
例えば「せんし」に「けん」を持たせ、「うま」にまたがらせて「ドラゴン」と戦わせることができるなど、物体や道具、乗り物から架空の生き物、飲み物、食べ物、液体や気体や天体に至るまで、2万以上のアイテムとそのリアクションの多さが楽しめる作品です。
この作品は、ゲーム内でクリアすることだけが本質ではなく、出現させるアイテムにしても、その組み合わせにしても、プレイヤーには常に工夫が求められます。
ゲームの自由度は、ゲーム作りにおいて常々語られています。同じ作品を楽しませた人々と、まったく異なる体験をさせることは、ゲームでしかできません。このゲームならではの自由度を、非常に多くの作り込みと合理的なシステムで構築し、プレイヤーの“遊ぶ気持ち”にゆだねた点が高く評価され、審査員間の得点トップでの受賞となりました。
また、この作品は、日本ゲーム大賞の一般公募からの得票数よりゲームデザイナーズ大賞審査員の支持者数が上回りました。このことは、ゲームの作り手たちが、従来の日本ゲーム大賞とは大きく異なる判断基準を示したことに対し、大きな意味を感じられる審査だったと言えます。」
「ゲームデザイナーズ大賞2011」審査員(※50音順/敬称省略)
飯田 和敏 (株)グラスホッパー・マニュファクチュア
桜井 政博 (有)ソラ
イシイ ジロウ (株)レベルファイブ
高橋 龍太郎任天堂 (株) 【新任】
上田 文人 (株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
巧 舟 (株)カプコン
神谷 英樹プラチナゲームズ (株)
外山 圭一郎 (株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
菊池 正義 (株)セガ
藤澤 仁 (株)スクウェア・エニックス
河野 一二三 (株)ヌードメーカー
三上 真司 Tango Gameworks
※画面は開発中のものです。
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