ワーナー エンターテイメント ジャパンは、PS3/Xbox 360用ソフト「バットマン:アーカム・シティ」の11月23日発売を記念して、椿姫彩菜さんと有村昆さんを招き発売記念イベントを開催した。
ワーナー エンターテイメント ジャパン ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション ジェネラルマネージャー 福田 太一氏が登壇し、ワーナー・ブラザーズのゲーム事業、ゲームタイトルの動向について説明が行われた。
ワーナー・ブラザーズは、米国および欧州において、2004年からゲーム事業を開始、今年は、米国において第5位以内のパブリッシャーになるという。日本においては、今年よりゲームのパブリッシング事業を開始、「レゴ ハリー・ポッター」「フィアー3」の2タイトルをリリースしている。
本作「バットマン:アーカム・シティ」は、3本目のタイトルで、初の大型タイトルになる。米国と欧州では既に発売されており、初週460万本出荷、200万本以上の実売を記録したという。
ワーナー エンターテイメント ジャパン ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション ローカルコンテンツ&ビジネスディベロップメント シニアマネージャー 山口 貴也氏が登壇し、本タイトルの概要と魅力を解説した。
前作「バットマン アーカム・アサイラム」は、発売1ヶ月で全世界250万本以上を出荷し、高い評価を得ている。
本作は、前作に比べマップが5倍に広がり、10時間程度だったプレイ時間が、サイドミッションを含めると40時間に拡大。キャラクターは、3倍と大幅に増加している。
新たなガジェットを追加、より簡単にコンボを繰り出すことができる戦闘で、誰もがバットマンの世界を楽しむことが可能になっている。キャットウーマンで独自ストーリーのプレイが可能になっているなど、前作からあらゆる面でパワーアップしているそうだ。
通常版は、PS3・Xbox 360で2011年11月23日発売、PS3版では、コレクターズ・エディションも発売される。
初回生産限定特典には、ロビン バンドルパックが付属する。本パックには、バットマンの相棒ロビンが使用可能になるキャラクターデータ(リドラーのチャレンジモードプレイ専用、ストーリーモードでは使用不可)、スキン(アニメ版ロビン、レッド・ロビン)、チャレンジモード用マップ(貨物列車・ブラックマスク)が含まれている。初回限定版以降は、これらのコンテンツをPS Store、Xbox Liveで購入が可能。
コレクターズ・エディションには、コトブキヤ製バットマン フィギュア、特製アートブック、ロビン・バンドルパック、ナイトウィング・バンドルパック、バットマンスキン(12月以降ダウンロード可能)が同梱される。フィギュアは、海外版が白黒なのに対し、日本版はカラーになっているそうだ。
スペシャルゲストによるトークセッション
スペシャルゲストとして、椿姫彩菜さんと有村昆さんが登場した。ふたりともゲームリテラシーが高く、熱烈な「バットマン」ファンで、テレビ番組の「バットマン特集」で共演、バットマントークで盛り上がったという。
有村さんの印象を聞かれた椿姫さんは、「お金持ちキャラじゃないですか。本当にお金持ちらしいんですよ。」と答えつつも、「気さくな方です」とフォローしていた。対する有村さんは椿姫さんの印象について「可愛らしい見た目に反して、ものすごくマニアックなんですよ。映画の見方も近くて、ツボがかぶったりします」と共通点を挙げていた。
バットマンの魅力については、「バットマンが主役ですが、悪役のほうが面白いんです。悪役を見るための映画なんです。今回のゲームは個性豊かな悪役を凝縮した一本なんですよ。(有村さん)」「他のヒーローと違って、特殊能力があるわけでもなく、自分の知能と肉体だけで戦うのに、仲間がいるわけでなく孤軍奮闘していて、ほっとけないヒーローです。敵とか身内で綺麗な女性が来るとすぐ誘惑されちゃうんです。(椿さん)」と熱く話していた。
続いて、バットマンシリーズのキャラクターについてトークが行われた。
1人目は主役バットマン。「バットマンには、人は殺さない、銃を使わない、という2つの掟があるんですが、ジョーカーがその掟を破らせるのか否かで、苦しむ姿が人間ぽくて好きです。(有村さん)」「ヒーローとしても悩みがあるんですが、男としても苦悩している姿がハラハラして魅力的です。(椿姫さん)」
2人目はキャットウーマン。「バットマンは男性の塊ですが、キャットウーマンは女性の本能的なものが猫にすり替えられていて、ハラハラするほっとけなさが魅力です。(有村さん)」「抑圧されて普段の自分を押し殺しているところを、キャットウーマンに変身することで、本当の自分を出すところに憧れます。(椿姫さん)」
3人目はジョーカー。「本当の悪は突き詰めるとこうなるんだと思います。お金とか地位・名誉・女性は関係ないんです。悪いことをすることに理由が無いんです。理由がない所がすごいです。(有村さん)」「奥さんが笑わないから自分が笑っているんだというセリフを聞くと、ジョーカーもほっとけないのかなと思ってしまいます。(椿姫さん)」
と語り、椿姫さんのほっとけないキャラクターの多さが際立っていた。
ゲーム実戦プレイ
椿姫さんが実際にゲームをプレイし、広大なマップを飛び回ったり、街にいるゴロツキとのバトルを楽しんでいた。画面を見ながら「映画みたいですね(有村さん)」「自由度が高くて何でもできちゃう(椿姫さん)」とコメントしていた。
続いて、椿姫さんと有村さんが4ステージから成るチャレンジモードに挑戦した。2人ともカウンターやコンボを駆使しながら見事クリア。初心者は簡単な操作でプレイ、上級者は、ガジェットを使いこなしたり、コンボをつなげたりと多彩な楽しみができるようだ。
最後に「映画の主人公になれることを体現していると感じました。(有村さん)」「バットマンの映画の中に入れたことで鳥肌が立ちました。完全なる良ゲーです。(椿姫さん)」と感想を語っていた。