中島氏が“くま”の姿で登場！鯉沼氏が開発エピソードを語ったPS3「ワンピース海賊無双」トークイベントの模様をお届け！

バンダイナムコゲームスは、本日2月25日、東京・池袋のヤマダ電機LABI池袋モバイルドリーム館において、PS3用ソフト「ワンピース海賊無双」の体験会およびトークイベントを開催した。

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いよいよ3月1日に発売となる「ワンピース海賊無双」は、「ONE PIECE」を主題とし、バンダイナムコゲームスとコーエーテクモゲームスの開発チーム・ω-Forceが手掛ける「無双」シリーズがコラボレーションした作品。

本日実施された体験会では、今までの体験会でプレイ可能だったルフィや麦わらの一味のほか、新たにエース、ハンコック、白ひげの3人がプレイできるとあって、多くの人が本作をプレイするために来場していた。

そして、体験会の開始前には、コーエーテクモゲームス・鯉沼久史氏、バンダイナムコゲームス・中島光司氏の両プロデューサーによるトークイベントが催された。ここからは、そのイベントの模様を簡単にではあるが、お届けしよう。

中島光司氏

本日バンダイナムコライブTVにて配信予定の「ワンピース海賊無双」プレス発表会と同様、バーソロミュー・くまの出で立ちで登場した中島氏は、鯉沼氏と一緒に飲み会をした時に「ぜひやりましょう！」と意気投合したのが開発のきっかけであったことを明かし、それから2年半の歳月をかけて今回の発売を迎えるまではあっという間だったと述べた。

また、当日上映された最新PV（公式サイトで公開中）からも感じとれるように、本作の企画段階から、「ONE PIECE」という作品がベースにはあるものの、「無双」シリーズの気持ちよさを大事にしようと考えたそう。さらに、「ONE PIECE」ゲーム初となる原作のストーリーを追体験できる内容となっているとのことだ。

鯉沼久史氏

鯉沼氏は、「マリンフォード編」までを本作で収録することを中島氏から聞いたとき、当初は「とてもじゃないけど、こんな物量できないよ！」と思ったそうだが、なんとか中島氏の要望通りに収録することができたそうで、中島氏からは「みなさんがご期待するシーンを本作で体験できると思います」と太鼓判を押していた。

そのほかに中島氏がアピールしたのが、キャラクターのビジュアルについて。これについて鯉沼氏は、「無双」シリーズのリアルアニメ調でも、バンダイナムコゲームス・コーエーテクモゲームスの両社が手がけた前作「ガンダム無双3」のセルアニメ調でもない、色の濃淡と迫力をつけるための線を意識し、原作者・尾田栄一郎氏の力強い絵に負けないビジュアルに仕上げたそうだ。

そして、キャラクターの動きの再現度にも触れ、鯉沼氏は、「ぜひ全てのキャラクターで遊んでアクションを楽しんでほしい」と述べ、特にルフィについては顔のバランスや“ゴム人間”としての動きなど、技術的な面でもこだわり、苦労しつつも面白い結果が出せたと自負していた。

トークが一段落したところで、当日の体験会でプレイ可能な「白ひげ」でのアナザーログモードを、鯉沼氏が実演プレイ。「グラグラの実」を持つ白ひげらしい豪快なアクションが目を引くほか、青キジ、黄猿などの海軍大将やパシフィスタ、ミホークといった原作でもおなじみのキャラクターたちの共演が楽しめた。


先述の通り、当日のROMではエース、ハンコック、白ひげがアナザーログモードでプレイできた。

実演プレイの後は、両氏のサイン入りポスターと、エース、クロコダイル、ハンコックのフィギュアのうちのひとつをプレゼントするじゃんけん大会が実施され、こちらも大いに盛り上がった。

そして、最後にふたりからユーザーへのメッセージが寄せられ、本イベントは幕を閉じた。

鯉沼氏：長い間開発してきましたが、ようやくみなさんのお手元に届けられる日がやってまいりました。「ONE PIECE」が好きな方に向けて作りましたので、ぜひお手にとって遊んでみてください。

中島氏：僕と鯉沼さん、そして開発のみんなの思いが詰まった作品になったと思います。「ONE PIECE」は漫画、アニメ、キャラクター商品も人気ですが、僕らはゲームでしかできない面白さ、体験を提供できるよう製作しました。自分がルフィになって体験できるのは、「ワンピース海賊無双」だけだと思いますので、ぜひみなさん楽しみにしていただきたいと思います。

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