エレクトロニック・アーツは、都市開発シミュレーションの先駆けとなった「シムシティ」の最新作をPC用ソフトとして2013年に日本発売すると発表した。

今回発売される「シムシティ」は、Maxis(旧Play)レーベルが開発を手掛けており、20年以上もの間シリーズの象徴とされてきたシミュレーションの奥深さに磨きをかけるとともに、フレンドと一緒に世界を変えることができるマルチプレイモードを導入し、昔ながらのファンのみならず新しい世代のプレイヤーも楽しめる内容となるという。

EAのMaxisレーベル担当副社長ルーシー・ブラッドショー氏は以下のようにコメントしている。

「シムシティ」を都市開発シミュレーションというジャンルの代名詞にしてくれた大勢のファンに感謝いたします。このシリーズはMaxisレーベルにとって掛け替えのないタイトルで、再び「シムシティ」をよみがえらせ、まったく新しい世代に向けて提供できることを嬉しく思います。 PC版「シムシティ」は独自のGlassBoxエンジンを採用し、シミュレーションの中で最も洗練されたプレイができるツールが提供されます。我々はどのプラットフォームにおいても、このシリーズ誕生当時からの特徴である楽しく、味わい深く、プレイ性の高いゲーム体験が提供できるよう尽力しております。

新しい「シムシティ」では、従来通りプレイヤーがカスタマイズした都市を管理するのはもちろん、先述したマルチプレイモードを搭載しており、フレンドと一緒に都市を形成することが可能だ。

また、シリーズ初の試みとしてプレイヤーが行った選択が自分の作った都市の枠を超え、長期間に渉って影響を及ぼすようになるなど、フレンドとコミュニケーションを取りながら気候変動、再生可能資源の調査、自然災害など現実に起こっている地球規模の問題に取り組んでいくゲームとなっている。

今回はさらにMaxis独自のGlassBoxエンジンを採用し、今までないほど現実的なシミュレーションゲームが可能となり、現実世界で見渡せるものすべてがシミュレーション可能になる。

各都市にいるシムは就職や失業したり、マイホームを購入したり、裕福になることもあれば都市の経済的消耗になることもあり、プレイヤーの選択は都市の特性、地域の状況、そして仲間のプレイヤーなど「シムシティ」の世界全体に影響を及ぼす。

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「シムシティ」シリーズは1989年に発売されて以来、全世界で3000万人以上のプレイヤーを魅了させてきた初の都市開発シミュレーションで、これまで高い評価を得ているMaxisスタジオが複数の賞を受賞した「シムシティ2000」や「シムシティ3000」、「シムシティ4」の開発を手掛けてきた。

なお、今回の発表に合わせて日本公式サイト(http://www.ea.com/jp/sim-city)が開設され、「シムシティ」の復活を告げるトレーラーが公開された。

さらに初回限定特典としてMaxis Man(ヒーロー)とDr. Vu(悪党)の要素が入った「シムシティ ヒーロー&悪党セット」の提供が決定し、オリジンストア(http://store.origin.com/)でも販売予定だ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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