迫力の生演奏にダンスパフォーマンス、miwaさんによるアコースティックライブも行われた「リズム怪盗R×miwa プレミアムイベント」レポート

当日は、本作のオープニングテーマ「クレアデルネ」を書き下ろしたmiwaさんのアコースティックライブや、ダンスグループKoRockのダンスパフォーマンス、本作のコンポーザーを務めた大谷智哉氏をはじめ、このイベントのために結成された「リズム怪盗R」バンドによるゲーム音楽の演奏も行われた。

「リズム怪盗R」バンド＆KoRockがカッコいい演奏とダンスを披露！

イベントの冒頭は、怪盗Rがゲームさながらにボードワン警視に追われる一幕がシルエット越しに描かれる。一呼吸置いたところで緞帳がパッと開き、怪盗Rの「IT’S SHOW TIME」の掛け声とともに、ゲームのオープニングを飾る「SHOW TIME」が演奏され、早速KoRockの3人（Jさん、泰智さん、いっとんさん）が、特徴的かつダイナミックなダンスを披露してくれた。

KoRockが退場し、そのまま「パリ市警からの逃走」「怪盗フォンデュの大作戦」を続けて披露。どちらもテンポのよい、軽快な楽曲で会場を一気に温めた。

大谷智哉氏

大谷氏による自己紹介を挟んで、続いて「対決 執事ロアン」「ニセ怪盗R登場！」の2曲が演奏された。「ニセ怪盗R登場！」はもともと「スペースチャンネル5」の楽曲、システムを使ったものだったが、今回は「スペースチャンネル5」オリジナル楽曲を演奏、同時にKoRockが再登場してダンスも披露するというスペシャルバージョンに。ここだけしか見られないパフォーマンスに会場も大いに沸いた。

その後は、アコーディオン、フルートでパリの日常が表現された「Day in Paris」、ピアノソロとバイオリンの音色が印象的な「月の姫君」を続けて披露した。

ここでバンドメンバーが勢ぞろいし、「意志を受け継ぐもの」「LAST DANCE」を続けて演奏。「LAST DANCE」はゲーム中、エンディング前に流れる曲であり、会場からは手拍子が鳴り響き、3度目の登場となったKoRockもカッコいいダンスを披露、まさに曲のイメージ通り、イベントの最後を飾るかのような雰囲気になった。

大谷氏曰く、「LAST DANCE」でイメージしていた怪盗Rのダンスとマリアのヴァイオリンが一緒になった感じを、 今回の演奏で実現できたとのこと。

ここで、大谷氏がメンバーをひとりずつ紹介。その内容については割愛するが、今回素晴らしい演奏を披露してくれたバンドメンバーは下記の通りとなっている。

そして最後は、「リズム怪盗R」では欠かすことのできない楽曲ともいえる「怪盗Rのテーマ」を演奏、会場を最後まで盛り上げつつ「リズム怪盗R」バンドのメンバーは退場した。

多彩な楽曲で観客を虜にしたmiwaさんのアコースティックライブも！

miwaさん

ゲームのストーリーをダイジェストで紹介するムービーが流れた後、満を持してmiwaさんが登場。早速本作のオープニングテーマである「クレアデルネ」を披露した。

演奏後は、本作のために書き下ろした「クレアデルネ」の楽曲制作にまつわる話を披露。「クレアデルネ」という言葉は、フランス語で「月の光」という意味があるそうで、ゲームの舞台となるパリの街を思い浮かべながらマリアの気持ちに寄り添って歌詞を書いたとのこと。また、マリアがヴァイオリンを弾くということで、間奏にヴァイオリンソロを入れて、作品のイメージに近づけたそうだ。

また、ゲームについても現在プレイ中とのことだが、ライブや楽曲制作に勤しむ間に、妹が先にゲームをクリアしてしまったというエピソードも話していた。

もちろんライブは「クレアデルネ」だけに留まらず、その後も3月14日に発売されたばかりの2ndアルバム「guitarium」に収録されている「441」「Chasing hearts」というアップテンポな曲から、1stアルバム「guitarissimo」収録の「オトシモノ」や、ギターを使わず、ピアノとカホンのみの演奏で最後に歌った「片想い」（「guitarium」収録）の切ない曲まで幅広い楽曲を歌い、会場もその歌に聴き入っていた。

リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産

セガ

3DSパッケージ

• 発売日：2012年1月19日

• 12歳以上対象

(C)SEGA

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